南国で出会った陽気なイタリア人
皆さん夏休みはいかがお過ごしですか?筆者は先日、生まれて初めてのハワイに行ってきました。親戚の結婚式という名目で、非常にエンジョイしてきました。ワイキキビーチで泳いだりハワイの料理に舌鼓を打ったり…日常とは外れた幸せなひと時でした。そんな中遊びに行った「アラモアナショッピングモール」で、筆者はある人につかまってしまったのです。
今回はその人に売りつけられた女性に必須の「あるもの」と、その効果についてお伝えしたいと思います。
その人とは?
アラモアナショッピングモールで家族と買い物をしていた筆者は、帰り際に「オネエサン!オネエサン!」と声を掛けてくる外国人に捕まってしまいました。「オネエサン髪ボサボサ!座ッテ!」と言われ、日本のキャッチに捕まるノリで捕まってしまったのが運の尽きでした。
話を聞くと、ちょっと胡散臭いひげの男性は「BOUTANIC」という会社のイタリア人で、ハワイの店舗でいつも「それ」を売っているのだそうです。片言の日本語と日本のお笑い芸人のギャグを巧みに使い、気付いたらその人と打ち解けて買う方向へと持って行かれていました。そして結局「それ」を買わされてしまったのです。(買ってくれたのは母親ですが)
「それ」の正体とは!?
ここまで来て、何を買わされたのか少し予想が付いた女子大生の方もいらっしゃるのではないでしょうか?髪の毛をきれいにするもので、1本、2本と数えるものです。
正解は、ヘアアイロンです!使っただけで髪がつやつやになると謳う、凄腕のヘアアイロンだったのです。
ヘアアイロンはきっと女子大生の半数以上が使うもの。現女子大生である筆者もその魅力に惹かれました。しかし如何せん値段が高く、何と350ドルもしました。日本円で約3万8千円….買ってくれた母親には計り知れないほどの感謝をしています。
女子大生にとっては手の出しにくいほど高いヘアアイロンを、親が出してくれるとは言え何故買ってしまったのか。その思わず惚れ込んでしまうほどの効果についてご説明します。
売り込まれた「こだわり」
店頭販売でまず何度も繰り返されたのが、「鉄ではなくセラミックを使っている」ということでした。鉄で温める事のデメリットは、髪の毛が焦げてしまったり燃えてしまったりする事です。ところがセラミックを使用すると、焦げない上に燃えもしないのです。また、「洋服のアイロンは鉄で温める、日本で人気のヘアアイロンも鉄で温める。何故あなた達は洋服と同じものを髪の毛に使っているの?」と言われました。確かに布に使うものと髪の毛に使うものの素材が同じというのはおかしな話ですよね。
次に、温めているのは赤外線と水蒸気であるという話をされました。仕組みについてはよく聞けなかったのですが、実際髪に当てると白い水蒸気が出てくるのです。それが髪の毛を傷ませず温める事ができるのだそうです。
また、値段が高い理由として「ヘアアイロン、コテ、さらにはドライヤーとしても使える事」「永久保証であること」を挙げました。巻き髪も簡単、濡れた髪を乾かすのにも使える為何本も買い揃える必要が無く、また1本買えばその先壊れても何度でも交換ができる為将来的に見れば安いのだ、とも言われました。そんなこんなできれいに言いくるめられた筆者の家族は購入を決意したのです。
実際使ったら「衝撃的効果」
購入したものをホテルに持ち帰り、早速お風呂上がりの濡れた髪に試してみました。
渇きとしてはあまり早くはなく、正直乾かすのはドライヤーでやった方が早そうだな…と感じました。しかし違うのは乾かし終わった後です。何と指摘通りボサボサだった髪に艶が出て、キューティクルの広がりすらも直っているではありませんか。筆者は本当に衝撃を受け、最終的には笑うしかできなくなりました。
これを書いている時点で使い始めてから約一週間が経ちましたが、現在筆者の髪の毛は広がることなくまとまっています。またうねりやすい髪の毛だったのですが、ストレートパーマをかけたかのように真っ直ぐ伸びています。誇張でも何でもなく本当なのです。
では、購入するには?
現在日本での購入はできません。Amazon等のネット販売も行われていません。海外まで行って購入するのも手ですが、旅費もかかりますし持ち帰るのも大変です。
ならずっと買えないのでは…と思った貴女に朗報です。陽気なイタリア人の言葉によれば、来年(2019年)東京銀座に店舗がオープンするそうです。東京であれば地方の方でも海外よりは気軽に向かえますし、手が届くものになるのではないかなと思います。
最後に
今回は、筆者が使ってみて本当に良かったものとしてご紹介させていただきました。買えと言っている訳ではありませんし、むしろ「外国でキャッチに捕まると大変な事になる」という反面教師として扱っていただきたいとも思っています。ですが、商品が良かったのは本当です。日本に出てきた際はきっとそんな押し売りはされないでしょうし、ご興味の出た方は一度見に行ってみても損はしないのではないのかな、と思います。