ビットコインってなに?今話題の仮想通貨についてざっくり解説

はじめに

Twitterやテレビなどで仮想通貨ビットコインと一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
言葉は聞いたことあっても詳しくはよく知らない学生も多いかと思います。そんな仮想通貨の代表格「ビットコイン」について、このページを見ればどんなものか一通りわかるように紹介していきます!

仮想通貨ってなんだろう?

そもそも仮想通貨とはどんなものでしょうか。
ビットコインは、仮想通貨の1つであり、許可されているお店などでは利用出来ます。通常の通貨との明確な違いは、ビットコインの特性にあります。
その特性は、
「法的通貨との換金性」
「特定の国や企業に依存しない」
「暗号化通信によってセキュリティーは硬い」
「一定の流通の上限がある」
と、いくつか挙げられます。このような特性がある仮想通貨には、活用法が色々あります。

 

ビットコインの活用方法

みなさんはビットコインを「投資とか株式みたいで難しそう」と思っていたりしませんか?
ビットコインが利用可能なお店は、まだまだ全国展開は出来ていません。しかし、現在範囲を拡大しているサービスであり、電気代の支払いに利用出来たりと実は様々な活用法があります。そういった活用方法を幾つか紹介します。

1,ショッピング

日本国内では、ビットコインのバブルとともに、利用出来る店舗のお店が増えています。そして今では、家電からエロサイトまで様々なところで利用できるようになってきました。
海外では、メキシコだと現地のセブンイレブンでビットコインが利用出来たり、カナダではiTunesカードのような形式でビットコインが販売されたりなど各国で様々な取り組みが広がっています。

2,資産管理

世界各国では安全な資産を持つ意識が広がっており、高額紙幣が廃止されたり自国の経済の紙幣価値に不安が上がったりする背景があります。
そんななか、富裕層の人達が資産の一つとしてビットコインを利用しているのでは無いでしょうか??

3,投資

ビットコインで億万長者になった”ビットコイン長者”といわれる人達が、今テレビなどで話題になっています。その人達は、まだビットコインが世間で認知されておらず、タダ同然の値段でたまたま買っていたのを持っていたりしました。
そんな中、7年間でなんと30万倍の価値に上がり、現在(2017年8月)では1BTCが日本円で40万円となっており、総資産が何億円と儲けた人達がたくさんいます。
ビットコイン長者となった1人でもあるロジャー・バー氏が、こう言っています。

「ビットコインが社会に受け入れられたら1BTC=100万、1000万もありえる」

なかなか先が見えにくく、いつ価格が落ちるかわからない未知の世界ですが、未来の通貨ビットコインで一攫千金を狙うならまだ間に合うかもしれませんね?

4,VALU

最近YouTuberが炎上し話題になっているVALU(バリュー)、みなさんは知っていますか?
VALUとは、
「株式のように自分の価値を取引できるサービス」
として、ビットコインを利用して取引されています。
VALU内での株数は、個人の知名度でVALU側が判断して数を割りあてます。
ただ無名の個人は自分の株を売るために優待のサービスを利用しています。
例えば、イラストレーターならば似顔絵やオリジナルイラストを買いたり、農家の人なら野菜を送るなどなど…
個人の能力、価値を活かした優待を付け、その価値に見合った投資者が買うというシステムになっています。
今回の炎上の件で、「VALUのシステムに問題があるのでは?」と浮上しました。気になる人は、詳しく「VALU」の炎上問題についても調べてみて下さい。

 

ビットコインの採掘(マイニング)

ビットコインには採掘といって、ビットコインを生み出すマイニングという行為が存在します。
ネット上のコインを発掘?何を言っているのかさっぱり分からないと思いますが、
文章にして説明すると、

ビットコインは取引の記録をすべて記録しており、その記録をする作業にはコンピューターによる計算で実現はしているのですが、莫大な計算量が必要で尚且つ正確なデータを持つために有志のコンピューターに計算を手伝ってもらい、それに対しての報酬としてビットコインが支払われるということです。

しかもビットコインにはもともとの発行数が決まっていて、唯一ビットコインを新規発行できる手段が、この採掘マイニング)なのです。
ただしビットコインの採掘には莫大な計算を請け負うため、かなりスペックの高いPCが必要となるので、それに伴うかなりの初期投資がかかります。しかも採掘が完了するためには膨大な時間もかかるためかなり根気のいる作業です。また、日本では採掘の作業をしても電気代のほうがかかってしまうといわれています。

 

ビットコインとはそもそも誰が作ったの?

そもそもビットコインとは、だれが発端でつくられたのでしょう?
2008年11月、サトシ・ナカモトと名乗る人物がネット上にある論文を公開しました。
この論文の内容が、
「P2Pの仕組みを利用し分散処理し暗号化の技術と合わせることでビットコインの信頼性を担保する」
例えて説明すると
「めちゃくちゃ難しい問題を解くと報酬をもらえるゲーム」みたいなものです。
論文に対しての仮設を立証する目的で、経済活動をするというものでもなく始められたといわれています。このサトシ・ナカモトは、どのような人物かまだよくわかっておらず謎に包まれています。それゆえにあちらこちらでサトシ・ナカモトに関する憶測があります。
サトシ・ナカモトは、ビットコインの仕組みを使って2000億円ほど儲けたといわれています。しかし確証のある情報ではないので、素性は都市伝説並みにはっきりと知られていません。

 

まとめ

今回ビットコインを記事を書くにあたって調べてきた結果、
そもそもビットコインがなぜ通貨としてして機能するのか?
結論的にデータの安全、信用で成り立っている不安定なものではないか?
今後ビットコインがどうなるのか?
様々な気になる点が出てきました。
ぜひこれからも注目していきたいですね。

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2017.04.13