毎晩飲み歩いていた(今も)女が気づき、成長し、就活を経験した今語ること

プロフィール
・津田塾大学学芸学部英文学科
・ニューヨークでインターンシップに参加していた経歴あり
・人見知り、でも飲み会が大好きでお酒を飲めば誰とでも仲良くなれちゃうとのこと。

1.株式会社アッドラストに入る前


−アッドラスト入る前はどんなことをしていましたか?

大学1年時はアメフト部のトレーナーとして活動していました。授業後はすぐ練習へ行き、毎日夜20〜21時頃まで選手のコンディションチェック等でグラウンドに残っていました。


−そうだったんですね。かなり大変そうですね…。

大変でしたね(笑) でもどの大学のアメフト部もそんな感じだと思います。週5.6日練習は当たり前で、なんなら授業をきって練習に行く人ばかりでしたからね。

アメフト部の仲間と話すときには違和感など特になかったのですが、アメフト部以外の友達と話すと、「あれ?私バイトどうしてるっけ?あ、する時間ないのか。え、バイトってどんな感じなんだろ??」とか、友達が飲み会の話をしてるときも、「ん?飲み会??」みたいな感じになっちゃって…。アメフト部としての活動が不満だという訳ではなく、単純に他にもやりたいことが沢山出てきました。

トレーナーとして一生懸命だったからこそ、中途半端なことはしたくなくて、色々な葛藤もありながら結局は退部という選択をしました。そしてやりたいことの一つである”海外で生活する”を実行しました。


−海外で生活をしてたんですか!?

女の子は割と興味がある人が多いとは思いますが、元々ファッション、メイクなどに興味があったので、NYでファッション誌のインターンをしてました。


−凄い経験をされてますね。他に興味のあることはありましたか?

あとは、人脈づくりですかね(笑) 人脈づくりに関しては、まああれですね、飲み会とかです(笑)色々な業界の方と飲みに行かせていただき、様々なことを学びました。当たり前ですが考え方も人それぞれで、自分とは違う考え方の人とお話しさせていただくのはとても刺激的でした。視野も広がり、とても良い経験になったと思います。

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目標や結果に対し一生懸命にもがくことってすごくかっこいい

2.株式会社アッドラストについて


−アッドラストでインターンをしようと思ったキッカケはなんですか?

就活を控えていたので、何かやらないとまずいんじゃないかという思いと、真新しくてやったことのないことに挑戦したいという思いがあったからです。


−なるほど。アッドラストを通して成長できたと思うことはありますか?

私は出勤日数も多くないですし、みんながあっと驚くような数字や結果を出せているわけではありません。足を引っ張ることも多々あります。むしろ引っ張りっぱなしな気もします…。そんなダメダメな私ですが、これでも働き始めた頃と比べて、成長というか、変わった部分はあると思っています。自分の仕事に責任を持つというか、当事者意識を持つというか。正直入りたての頃は、なんやかんや”大学生”だし、所詮”アルバイト”だから、くらいの意識でした。嫌なら辞めればいいし、ミスしても周りがフォローしてくれるだろうって思ってました。今思えば甘かったですね。本気になることなんてなかったし、むしろ本気で仕事をする仲間に対して、なんでそんなに本気になれるんだろう?と疑問をもつくらいでした。

だけど、いつからか本気になれることがない人生って虚しいなって思ったんです。多分本当は、本気になれる周りが羨ましかったんですね。結果を出すための努力や1コールにかける想いっていうのにもっと泥臭く、もっとこだわりたいという思いと、それを人前では出したくないという思いとが入り混じって、中途半端にしかできなかったんです。かっこよくありたいと思って表面ばかり着飾って、すごくダサかったなと思います。目標や結果に対し一生懸命にもがくこと、自分の1コール1コールに全力を注ぐことってすごくかっこいいことなんです。


−その気づきが成長につながったんですね。

私はすごくぼんやりとした理由でアッドラストで働くようになりましたが、どんなきっかけあれ、ここで働くという選択をしたのであれば自分のその選択や行動、仕事に責任を持とうと思うようになりました。まだ学生だけどもう20歳を超えていて、自分でたくさんのことを取捨選択することのできる年齢や立場だからこそ、そこに責任を持たなければなと。そんなふうに意識が変わったということも成長の一つかなというふうに思っています。こんな変化が起きるなら、年取るのも悪くないですね(笑)


−現在のアッドラストでのお仕事を教えて下さい。

えーっと…電話をかけています(笑)ざっくり言い過ぎましたね(笑)

一度も会ったことのない、自分たちよりも年上の方に、クライアントのサービスについて説明をし、ニーズがあれば後日直接お話しさせていただくための日程調整をしたり、ニーズがないのであればなぜないのかというのを調査しています。架電する中でサービス内容について深く質問されることも多々あるので、サービス内容をしっかり理解することももちろん重要です。


−日程調整だけでなく調査もしておられるんですね。

アポイントが取得できればそれはクライアントにとっても私たちにとっても良いことです。しかし、実はニーズがないという場合も軽視できないんですよね。なぜニーズがないのかというのを追求することがクライアントのサービス向上にも繋がるため、理由を分析するというのは思っている以上に重要なことなんです。また分析することで切り返し方を工夫したりできますし、それを社内で共有したりすることで、次回の架電時により角度の高いお話もできるんです。
最初に一言で電話をかけているといいましたが、事前の準備や架電後の報告や共有など、意外と架電前後が重要だったりするんです。

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就活は誰かと比べて優れてる、劣ってるではない

3.就活


−昨年は就活をされていたんですよね。就活を通して一番印象に残ったことを教えてください。

一番印象に残ったというか、就活そのものが初めての経験だったので、なにをどうやったらいいかわからなくて、就活中はとにかく情緒不安定でした。この会社にいきたいという目標や希望があっても、なかなかうまくはいかず、次第にどこを目指しているのか自分でもわからなくなってしまいました。右を見ても左を見ても正解なんてなくて、信じるべきものは自分なのに、その自分を一番信じることができなくて…。それでもなんとか日常生活は普段通り振る舞いたいと思うし、振る舞えてると思ってたんです。でもやっぱりそれなりにストレスを感じていたみたいで、周りからもあの頃なんか変だったよねっていまだに言われます(笑)確かに毎日不安だったり変に緊張していたかもしれません。


−アッドラストで働いていたことで就活に活かせたことはありますか?

全く知らない初めて会うような目上の人に、自分のことを伝えたりアピールすることって、日常生活でそんなにないと思うんです。だから、就活でいきなりそれを経験するとなかなかうまくいかない。当たり前ですよね(笑)でも私はそういう場でパニックにならない経験を就活より前にアッドラストでさせていただけたと思っています。むしろアッドラストでの仕事は電話という目には見えない相手だからこそ、就活の面接より難易度は高いかもしれません。自分の口調や声のトーンで相手の捉え方、感じ方が変わる可能性があるってすごいことだけど怖いことでもありますよね。


−企業の方との何百回という電話の経験があるからこそ掴んだことですね。

そうですね。あと、だらだらと長い説明や質問に対しての回答が曖昧だと、もういいよってなってしまいます。だからこそ説明は短く端的に、そしてどんな質問に対しても切り替えせるような知識や情報を事前にインプットしておかなければなと。ただ、完璧に準備するというより、相手の様子や話の流れなども考慮し、臨機応変にというのはアッドラストで学んだことですね。


−秋吉流!就活での極意を後輩たちに向けてお願いします!

就活って成功やゴールが見えづらいんです。もちろん第一希望の企業や業界に内定をいただくことができればそれが一番なのですが、全就活生が第一希望から内定をいただくなんて、悲しいですけど無理な話なんですよね。私も当時一番働きたいって思っていた企業から内定はいただくことはできませんでした。さらに、私の友達は私が一番働きたいと思っていた企業から内定をもらっていて…なんだかもう、それを知ったときは絶望的というか、やっぱりショックですよね。素直におめでとうとは言えなかったです。なにがその子より劣ってたんだろう?とか、無駄なことばかり考えてしまいました。でも気づきました。人それぞれ経験や能力が違うのなんて当たり前なので、就活は誰かと比べて優れてる、劣ってるではないんですよ。

まだ就活を経験してない方はこれから就活を経験し私と同じように自分と誰かを比べてしまうこともあるかもしれません。でも、比べたからといってそれはそれぞれの個性であって、優劣や勝ち負けではないことを忘れないでください。

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どれだけ経験を積んでも、最上級生となっても周りから学びつづけたい

4.現在


−就職先も決まり、アッドラストでの日々も残りわずかになってきましたね。

いや〜、私も最上級生になってしまいました(笑)私がアッドラストで働かせていただくようになった頃の最上級生は、冗談抜きで本当にすごかったんです。もちろん今とは全く違う環境なので単純に比較することは難しいですが、本当に凄い方ばかりでした。こんなふうに会社としてのシステムができ、恵まれた環境下で仕事ができているなんて、先輩方がいなければありえなかったです。先輩たちのようになりたいと背中を追ってきましたが、こうやって最上級生になってみると、先輩方のようにはなれていないなと…悔しくもあり、一方で先輩方の偉大さを再認識させられます。


−先輩の背中は大きいですよね。最上級生として働く上で気をつけていることはありますか?

最上級生として気をつけていることというか、私はどれだけ経験を積んでも、どんな相手であっても、自分とは違う人間である以上その人から学ぶことが必ずあると思うんです。だから、最上級生として教えるというより、最上級生でも周りから学びたいなと思っています。もちろん、私がアッドラストで培ってきたスキルや経験から得たものはみなさんにいくらでも伝授するので、なにかあればいつでも訊いてくださいね!


−今度挑戦していきたいことはなんですか?

卒業まであと2ヶ月半くらいかな?現実問題何か新しいことに挑戦というのはなかなか難しいかと思うのですが…先ほど述べたように、私はアッドラストで圧倒的な数字や結果を出すことはできていません。そういった目に見える成果っていうのはなかったかもしれないですけど、なんかこう、卒業後も後輩たちの記憶に少しでも残っていたいなと…なんだかすごく漠然としてますね(笑)

でも本当になんでもいいんです。何年か後に当時の仲間と集まってアッドラストの話をした時に、一番じゃなくていいから、みんなの話の中にそういえばなんか変な人いたよねくらいの感じで登場できれば満足です。登場できるってことは何かしらみんなのアッドラスト人生に影響を及ぼしたってことですからね。


−アッドラストの指針である「シゴトで遊ぶ」について考えていることを教えて下さい。

仕事で遊ぶって、一見するとむちゃくちゃですよね。仕事は真面目にしなさいって思いません?(笑)

私の中で”仕事”ってきついとか大変とか、マイナスなイメージがどうしてもあって…。一方で”遊ぶ”っていうのは友達や先輩後輩など仲間と楽しい時間を過ごしたり、自分の好きなこと、趣味に没頭するなどプラスのイメージがあります。だから、両極端な2つの言葉をくっつけるなんてできないと思ってたし、一緒にしちゃうなんて最初は理解不能でした。でも驚くことに、そんな2つの言葉を一緒にすることができる人たちと場所があるんですよね。


−仕事と遊びを一緒にしてしまう…というと?

私たちが普段やっているテレマーケティングって、相手は大人ですし話す内容はクライアントのサービスについてですし、これは仕事です。遊びではありません。架電前の準備だって架電後の報告だって全て仕事です。でもアッドラストの人たちってこれを遊んでるかのようにやってるんですよね。ほんと楽しそうに。
遊ぶっていうのは、決して楽をすることでも手を抜くことでもありません。遊ぶ時ってみんな全力だと思うし、本気で楽しんでると思うんです。その感覚と同じように全パワーを仕事に注ぐ。そのために努力するとこは努力するし、やらなければいけないことはきちんとやるし、それぞれが責任をもって行動するそのベースがあるからこそ、”仕事で遊ぶ”が成り立つと思うんですよね。

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遊ぶ時の”本気で楽しむ”感覚と同じように全パワーを仕事に注ぐ。

5.最後に


−未来の仲間たち!新たなインターン生へメッセージをお願いします。

私は何かはっきりとした目標があってここで働くようになったわけではありません。だからきっかけはなんでもいいと思うんです。何かしたい、変わりたいと思った時がチャンスです!何を選択してもいいと思います。新しい何かを始めるもよし、思い切って今までやってきたことを辞めてみるもし、彼氏彼女と別れて新しい人とお付き合いするもよし(笑)

みなさんの選択肢の一つがアッドラストであれば嬉しいなと思っています。