就活メイクとは?知っておきたい基本とパーツごとに抑えておきたいポイント

「そろそろ就活の準備を始めないといけないけど、就活のメイクってどうしたらいいの?普段とは変えた方がいいのかな。どんなものを使えばいいのか教えて!」

22卒の女子大生の中にはこんなお悩みを抱えている人もいるかもしれませんね。SPIや面接準備をばっちりしていても、メイクは意外と見落としがちなところです。

そこで本記事では、就活メイクの基本と、パーツごとに抑えておきたいポイントを徹底的にまとめました。

これから就活を控えている女子の皆さんは参考にしていただければと思います。

 

1. 就活メイクはなぜ必要か

 

そもそも就活メイクはなぜ必要なのでしょうか?その理由は、メイクすることが社会人の身だしなみだからです。きちんとメイクをすることで、社会人としての基本的なマナーが守れていることを面接官に伝える機会にもなります。

 

さらに、メイクには相手に与える印象を変えられる力があります。キリっとした顔立ちや、柔らかい印象など、自分の出したいイメージをより伝えやすくしたり、健康的に見せたりすることで面接の役にも立つのです。

 

就活を勝ち抜くためにメイクは大きな武器になります。ではどんなことに気を付けたらいいのか、ポイントを見てみましょう。

 

2. 就活メイクと普段メイクとの違いは?

 

毎日メイクをしていて、就活メイクの準備は特にしていない人もいるかと思います。しかし、就活メイクは普段のメイクとは少し方向性が違います。普段のメイクでは、好みの色あいや、個性が出るようなコスメを使ったりするかもしれません。

 

一方、就活メイクで肝心なのは「清潔感」。面接やインターンで、企業の担当者は「この子は周囲に不快感を与えないような働き方ができるか?」といったことをよく見ています。仕事をスムーズに進めるために、他人にいい印象を与えることは思いのほか重要です。

 

それはメイクにおいても言えることで、カラフルな色遣いや、キラキラしたコスメはケバケバした印象を与えてしまいかねません。清潔感を出すためには、肌に合った自然な色味や、スーツに合う質感のものを使ったナチュラルメイクがおすすめです。

 

3. 就活メイクにおけるパーツごとのポイント

就活メイクでは、ナチュラルな清潔感が大切です。ここからはどんなコスメをどのように使ったらいいのか、抑えておきたいポイントをパーツごとにご紹介します。

 

3-1.ベースメイク

ベースメイクのポイントは厚塗りしすぎないこと。明るく立体的に見せるために、重ね塗りするのは鼻や頬など高く見せたい場所に絞って、他のパーツは軽めにのせましょう。ナチュラルに見せるには、パウダータイプのファンデーションを使うのがおすすめです。

 

またクマが目立つ場合は、コンシーラーを塗ると健康的な印象を与えられます。その際に広い範囲に塗るのではなく、気になる箇所に少しずつのせて薄く伸ばしましょう。パフでうまくできないときは、メイクブラシを使うとムラになりにくいですよ。

 

3-2. アイブロウ

アイブロウは就活コスメではとても重要です。これは、眉の形で印象がかなり変わるためです。眉が上向きになっているとキリッとしたイメージ、下向きになっているとおっとりしたイメージになります。自分の顔つきや見せたいイメージに合わせて、似合う眉の形を研究してみましょう。

 

また眉の太さは細すぎると印象が薄くなってしまうので、少し太めに書くことを意識してみて。自然なアイブロウを作るには、パウダーとペンシル両方使いがおすすめです。パウダーで大枠を作って、隙間や形作りはペンシルで整えるとバランスよくなりますよ。

 

3-3.アイメイク

アイラインは大きく見せるために長めに引きたくなるかもしれませんが、就活メイクでは少し控えめにするのが無難。目を囲むことや、猫目のような先がはねているラインは控えましょう。リキッドタイプは使いやすい分色が出やすいので、ペンシルタイプだと軽めに塗れるのでおすすめです。

 

次に、自然に見せるためにアイシャドウはブラウンを使いましょう。ベージュとブラウンの2色以上が入っているタイプだと、グラデーションができてより立体的になります。ものによってはハイライトがあるものもありますが、パールが強いと目元がギラギラしてしまうので、付けすぎには気を付けてくださいね。

 

また、マスカラはボリュームを出すものより長さを出せるロングタイプを使うといいでしょう。緊張すると面接で汗をかくこともあるので、落ちないようにウォータープルーフのマスカラだと安心です。マスカラをしたあとはコームで軽くまつげをとかして、ダマをなくせば完璧です。普段つけまつげやまつげエクステを利用している人もいるかもしれませんが、就活中は我慢したほうがいいかもしれません。

 

3-4. チーク

就活メイクでチークは必須ではありませんが、使うと健康的で明るいイメージを与えられます。肌の黄味が強い人はコーラル系、青味が強い人はピンク系といった具合で、自分の肌にのせてみて自然に見えるものを選びましょう。

 

チークは頬の一番高い部分に楕円形にのせます。笑ったときに盛り上がる箇所にのせると、立体的に見えるのでメイクするときにやってみてください。

 

3-5. ルージュ

唇は色味を足すことで活き活きとした顔つきに見せられるパーツです。原色のようなレッドやピンクだと浮いて見えるので、肌の色に近いルージュを使ってナチュラルに仕上げましょう。グロスやパールがないマット系のものだと、スーツに合ってかっちりした印象になります。

 

ルージュを使うときは、事前にリップクリームを塗ってから使うと唇が荒れにくくなります。チークと同様に、手の甲などにのせてみて自分の肌とマッチするものを選んでくださいね。

 

まとめ:就活メイクをマスターして身だしなみを万全に!

 

22卒で就活を控えている人向けに、就活メイクの基本とポイントについて解説しました。就活のためにメイクをするのは面倒に感じるかもしれませんが、きちんとやれば自分の印象をよく見せられる大きな武器になります。

 

就活メイクは社会人になってからも使えるので、今からマスターしておけば今後も役に立ちますよ。まずは就活をスムーズに乗り越えるために、今のうちにしっかり準備をして本格化に備えましょう。