自動車運転免許を取るなら通いor合宿?あなたならどっち?~通いで取るメリット~

自動車運転免許の取り方は誰でも迷うもの

夏休みなどに友達とドライブをしたいという人、多いのではないでしょうか。
また就活において、職種によっては運転免許を持っていることが選考の際に有利になることもあります。
運転をするには、自動車の運転免許が必要ですね。
ところが運転免許を取る時は通学でも合宿でも高額な費用がかかり、学業やサークル、仕事との両立や人付き合いも不安になりますね。
そうなると、どちらにするか迷ってしまうものです。
そこで、今回は2部に分けて運転免許を通学、合宿で取るそれぞれのメリットをお伝えしていきます。第1部では、通学で免許を取る利点について解説していきます。

免許の取得方法とは

自動車運転免許の教習所での指導を受けるには2種類の方法があります。
1つ目は通学で取る方法です。恐らく最も一般的なパターンで、自宅近くの自動車教習スクールに行き、毎回必要な講義や実技教習を予約制で受けるパターンです。
もう1つは合宿免許と呼ばれる形態です。主に地方の教習場で2週間ほど(AT車は最低14日、MT車は最低16日)集中的に指導を受け、実技試験まで終わらせるパターンです。
運転免許を取るには上記のように教習場で所定の時間数の講義と実技指導を受けた後、さらに実技試験、筆記試験でそれぞれ一定以上の成績を修める必要があります。
これらのうちいずれかの教習課程を修了したら、最寄りの免許センターで筆記の最終試験を受けます。
ここで合格を勝ち取ることが出来れば晴れて免許取得者となります。

自動車の運転免許を通学で取るメリット

通学の魅力その1:自分のペースで勉強できる

通学で教習を受ける最大の強みは、自分の都合の良いタイミングで教習を受けることができることです。
通学の場合、教習開始日から教習所の卒業までに最大9か月まで時間をかけることができます。
大学在学中は定期試験や学祭、課外活動などで一定期間全く休みが取れなくなる人も多いでしょう。
またも「朝が弱い」「夕方まで授業」など人それぞれ悩みがあるものです。
9か月もあれば、忙しい時期は行けなくても暇な日や週に多めに教習を受けることも可能です。

朝遅めの教習スタートや教習所によっては夜9時台の受講が可能でもあることや、家に帰りたくなったら帰れるなど、日ごとの体調やスケジュールにも合わせやすいのです。
これによって学業やバイトと両立しやすくなります。
さらに暇な時にまとめて習ってしまえば「忘れないうちに検定に合格しちゃおう」ということも可能になります。

このように、とことん自分の都合に合わせて勉強ができるのが通学の強みなのです。

通学の魅力その2:ご近所付き合いが盛んになる

通学で免許学校に通うと、自分と同じように家の近くから通ってくる人にたくさん会うことでしょう。
教習プログラムの中には自分だけでなく他の人と合同での教習もあるため、教習で一緒になった人と仲良くなるチャンスがあります。
教習所で仲良くなることが出来ると、もちろん勉強や実習において自分たちが分からないことを相談し合うことができます。

それだけではなく、教習所の外でも大学ではなかなかできない地元トークをしたり、近所で友達とお出かけといった楽しみを日常に加えられるようになります。
また受講生の中には勇気を持って知らない人に話しかけて連絡先を交換する人も。
そこから恋愛に発展するという話も決して稀ではありません。
教習所はいろいろな意味で出会いを作れる場なのです。
教習所内外で常に誰かと一緒にいたいという人には特に通学がオススメと言えます。

通学の魅力その3:今後も使うであろう道に馴染める

通学で免許学校に通う場合、自分の家の近くの教習所に行くのが一般的です。
通学の場合、路上教習の時には運転中に自分の家の近くを通ることも少なくありません。
家族で車を使うことの多い方の場合、自分が後に使うかもしれない道路を運転する感覚をつかむことができます。
自分が運転する道の制限速度、混雑量、視界の良さなどが事前にわかっている方が運転しやすいですよね。

また教習車で走っていて、自分が知らなかったお店や場所を新しく発見する人もいます。
教習終わりにそのお店に行って食事をしたり買い物をしたりと言うこともできるのです。
このように自分の地元をより一層楽しむきっかけにもなります。
通学で教習に通う場合、いろいろな意味で近所の道に詳しくなることができるのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
この考察からは、自分のペースを守りたい人や道路環境の変化への適応が苦手な人、地元愛が強い人が特に通学での教習に向いていると言えそうです。

第2部では、「合宿免許のメリットを上げたうえでどのような人が合宿免許に向いているのか」を紹介していきます。
また、次回をお楽しみに!