寒い冬は映画を観てあったまろう
冬の休日の過ごし方、皆さんはどうしてるでしょうか。外に遊びに行こうと思っても、寒い冬は出かけることに億劫になりがちですよね。「今日は部屋にこもってあったかくして過ごしたい」と思う日もあるのではないでしょうか。
それではそんな日は家で何をして過ごそうか、となった時に筆者がお勧めしたいこと。その1つに「映画鑑賞」があります。最近はネットレンタルや定額配信サービスのおかげでDVDを借りにいかなくても映画が楽しめるようになりました。カップルでお家デートをする際にも映画鑑賞はぴったりですよね。
今回は寒い冬にこそ家で観たい「心が温かくなる名作映画」を紹介していきます。
①「ソラニン」
- あらすじ
OLとして働く芽衣子(宮崎あおい)とフリーターをしながらバンド活動を続けている種田(高良健吾)は、先の見えない将来に不安を感じながらも二人で支えあって暮らしていました。ミュージシャンとして芽が出ない日々が続き、自分の音楽に自信を失くしかけていた種田でしたが、芽衣子の励ましを受けて渾身の曲「ソラニン」を完成させます。そしてその曲をレコード会社に送っていくのですが…
- 見どころ
切なくも爽やかな感動作品として話題になった映画です。人気女優の宮崎あおいが主演を務めたことでも話題になりましたね。
夢のように楽しい青春時代を終えて、社会人として悩みや不安をたくさん抱えながらも毎日を生きる登場人物たち。そんな彼らの葛藤や想いが、繊細でリアルなタッチで描かれています。決して単純なハッピーエンドではありませんが、観終わった後は爽やかでさっぱりした気持ちになれます。
大学を卒業したあと“自分はどんな風に生きていきたいのか”そんなことを改めて考えるきっかけになる作品です。
②「ホーム・アローン」
- あらすじ
8歳の少年ケビン(マコーレー・カルキン)は、クリスマスの家族旅行に向かうはずが手違いで家に一人置いて行かれてしまいます。前日に家族と喧嘩していたケビンは自由を満喫するものの、次第に一人ぼっちでいることが寂しくなり、家族を恋しく思うようになるのです。そんなケビンのところへ、クリスマスで不在の家を狙う泥棒が迫ってきて…
- 見どころ
誰もが一度は名前を聞いたことがある名作コメディですね。クリスマスが舞台ということで、冬に観る映画としてはもってこいの作品です。主人公ケビンの愛らしい表情や「一人で自由に過ごす」「罠をはって泥棒に立ち向かう」ストーリーは、子どもの頃のワクワク感を思い出させてくれます。
思いっきり笑って最後にはほっこり温かい気持ちになる、何年経っても色あせない名作です。
③「そして父になる」
- あらすじ
エリート人間としての人生を歩み、息子の慶多(二宮慶多)も同じように厳しく育ててきた野々宮良多(福山雅治)はある日、慶多は乳児のときに病院で取り違えられた、自分の血を引いていない子だということを知ります。同じく取り違えの被害者である斎木雄大(リリー・フランキー)らと交流しながら、良多は今まで育てた子をとるか血の繋がった子をとるか決断していくストーリーです。
- 見どころ
「家族」というテーマを深く描いた名作として話題になった映画です。特に主人公の良多を演じた福山雅治の繊細な演技は高く評価されましたね。
最初はどこか冷たい印象で父親を「演じていた」ような部分があった良多が、次第に息子への気持ちを深めていき、最後には「父になる」ストーリー展開は感動必至です。家族の繋がりはどこにあるのか、本当の家族とは何かを考えさせられて、温かい気持ちになれます。ラストシーンは涙なしには見られません。
④「素敵な金縛り」
- あらすじ
弁護士の宝生エミ(深津絵里)は妻を殺した容疑で逮捕された男性の弁護をすることになりますが、彼のアリバイを証明できる唯一の存在は、事件当時彼を金縛りで拘束していた落ち武者の幽霊・更科六兵衛(西田敏行)だけでした。エミは六兵衛を証言させ、裁判でそれを認めさせるために奔走することになるが…
- 見どころ
コメディ映画の名手・三谷幸喜監督の作品です。どこかファンタジックな世界観やまるで舞台を見ているようなテンポの良さが特徴で、最初から最後まで爆笑しながら観ることができます。
登場するキャラクターがそれぞれ魅力的で、最後には心が温かくなるハッピーエンドが待っています。
⑤「ショーシャンクの空に」
- あらすじ
元銀行家のアンドリュー(ティム・ロビンス)は、妻とその愛人の殺害容疑でショーシャンク刑務所に入れられます。囚人の中でも古株のレッド(モーガン・フリーマン)たちと親しくなったアンドリューは、過酷な刑務所生活の中でも希望を失うことなく日々を生きていくストーリーが描かれています。
- 見どころ
映画史に残る名作として知られている作品です。無実の罪で服役することになった主人公が、「自由を取り戻す」という希望を失わずに前向きに生きていく様子が描かれます。
とにかくラストシーンの後味が最高で、この映画を観ると「自分も頑張って生きよう」という気持ちになれます。およそ2時間30分と長めの映画ですが、大学生のうちに一度は観ておきたい名作です。
最後に
感動の名作からサクッと観られる爽快コメディまで、一押しの名作を並べてみました。今回紹介したどの映画も、観終わったあとには爽やかな気持ちになったり感動できたりして心が温かくなります。有名な作品が多いので、見たことがある人も多いかもしれません。しかしもう一度見る価値があるものですし、ぜひ見たことがない人にお勧めしてもう一度一緒に見てみるのはいかがでしょうか。
外は寒いから出かけたくない、でも何かしたい、そんな冬にはぜひ家で映画を観てみてください。