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【2018年プロ野球パ・リーグシーズン、開幕!】
こんにちは!プロ野球学生バンキシャ!埼玉西武ライオンズ担当のJです!
ソフトバンクホークスに圧倒的に差をつけられて2位でシーズンを終えた2017年。
そして毎年恒例のように、メジャー移籍・FA移籍により戦力が減り、一からチームを作り直した我が埼玉西武ライオンズの順位予想は、どの野球評論家も3位か4位あたりで期待値は決して高くない。
本当にそれでいいのか?!
持っている力は、決してソフトバンクホークスに劣ってないだろ!!という想いから、
1年間勝っていても負けていても、埼玉西武ライオンズの魅力を全ての大学生に広めていきたい!
そして、メットライフドーム(埼玉西武ライオンズ本拠地球場)をライオンズファンの大学生で埋め尽くすことを野望に抱き、この記事を連載していこうと思います。
まず始めに、埼玉西武ライオンズとはどんな球団なのか。
これからファンになる皆さんのために、教えましょう!
12球団ダントツ1位のFA流出球団
「FA流出」というのは、AKBでいう「卒業」を意味します。
生え抜きで、右も左もわからないままプロ野球の世界に入ってきて、全くの無名時代から、
他球団から恐れられる一流選手に成長すると、FA(フリーエージェント)の権利を取得します。
つまり一旦所属球団との長期契約は終了し、他球団も含めオファーを受けること・交渉することができる権利です。
このFA権というのは、球団からすると非常に厄介なわけです。せっかく手塩にかけて育てた選手を、仕上がった段階で他球団に引き抜きに遭うわけですから。球団は間違いなく慰留します。
「キミが必要だ!頼むから他球団に行かないでくれ!!」
ですが、我が埼玉西武ライオンズ・・・
12球団ダントツ1位で「卒業」させています。
その数・・・16名!!多すぎだろ!!
2位が北海道日本ハムファイターズの12名を考えれば、ダントツなのがわかります。
しかも、埼玉西武ライオンズの場合、流出する選手がエグいです。
工藤公康、石毛宏典、清原和博、松井稼頭央(海外)、豊田清、和田一浩、土肥義弘(海外)、細川亨、許銘傑、帆足和幸、中島宏之(海外)、片岡治大、涌井秀章、脇谷亮太、岸孝之、野上亮磨
当時のエースピッチャー、4番バッター、球団の顔ともいえる大スターが、びっくりするくらい卒業していきます。
AKBでいうと・・・前田敦子、大島優子クラスの選手が毎年のように卒業します。
他球団からすれば毎年ライオンズから卒業する選手を楽しみにしていてもおかしくない状態です。
自分が嫌なことを、他球団にしない優しい球団
ここまで流出が多いなら、「やられたら、やり返す!倍返し!」という発想で
他球団から獲得するというのも手段かもしれませんが、なんと、我が埼玉西武ライオンズは、卒業していく中で「獲得」もしない球団なんです!
過去にFA宣言をした他球団選手を獲得したのは、わずか3名しかいません。
16人卒業していって、わずか3名しか獲得しない。
他球団が嫌がることを、埼玉西武ライオンズはしません。ここがまた愛すべきポイントですね。
「また一から若い選手を育てれば良い」
育成能力に自信があるからこそ、こういった球団経営ができるんですね。
なので、ファンもいつしか「次は誰がスター選手になるんだろう」と楽しみになり、卒業自体をネガティブに捉えないような風潮があります。
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そういった球団を応援し、強い球団に勝てたときに喜びは格別なわけです。
球団とファンが一体となって、選手を育て、球団を育てている感覚がこの球団を好きになる醍醐味なのは間違いありません。バンキシャである私も、TVゲームのパワプロをやる際は、「アレンジモード」で最強チームを作るよりは、「サクセスモード」で自ら選手を育成し、骨太チームを作る遊び方を好むので似たような志向をお持ちの方は、埼玉西武ライオンズをオススメします!
【成長株の野上投手、中継ぎエースの牧田投手を流出した2018年シーズン】
さて、今年の2018年シーズンも一から作り直したニューモデル埼玉西武ライオンズが出陣します。
昨年の後半戦で「おかわりくん2世」と期待された若手4番候補の山川選手や新人王を獲得した源田選手が、2018年フル出場することでどれくらい勢いがつくかが勝負です。
今年こそ宿敵ソフトバンクホークスに真っ向勝負するシーズン。
野球評論家の下馬評を思いっきりひっくり返すような躍進を期待します!
頑張れ!埼玉西武ライオンズ!!!