大学生活を送る中で楽しみの1つでもあるお酒。
友達やサークル仲間との飲み会も思う存分楽しみたいですよね。
様々なお酒の種類がありますが、中でも日本酒を楽しめたらグッと大人になった気分を味わえそう!
そこで今回は、初心者にもおすすめの日本酒を紹介していきたいと思います。
また、飲み方やアレンジ方法についても紹介しますので、ご自身に合った楽しみ方を見つけてみてくださいね。
目次
日本酒の基本知識
そもそも日本酒とは、白米を使って作られた日本特有のお酒のことを指します。
一般的な日本酒のアルコール度数は15%ほど。ちなみにビールは5~8%、ワインは10%前後が主流です。
スーパーやコンビニで見かける缶チューハイも10%以下のものが多いので、日本酒は少し強いお酒という事になります。
白米から作られるので、飲みすぎると太ってしまうのではないかと心配な声もあります。
日本酒のカロリーは100gで100カロリー程度と言われていますが、ビールやチューハイのようにごくごく大量に飲むお酒ではありませんので、あまり心配しなくても大丈夫そうです。
味わいについては「辛口」「甘口」の違いや濃厚さ、スッキリ感など種類によって多岐にわたります。
人の味覚もそれぞれ異なるので一概には言えませんが、瓶のラベルに記載された「日本酒度」と「酸度」である程度予想ができるのをご存じでしょうか。
日本酒度がマイナス=甘口
日本酒度がプラス=辛口
酸度の数値が高い=濃厚
酸度の数値が低い=淡麗
と言われています。
今後購入する日本酒に迷った際にはぜひ参考にしてみてください。
まだ味のイメージが沸かないという方は、酒屋さんでテイスティングしたり居酒屋の店員さんにおすすめを聞いたりして飲み比べてみましょう。
自分の好みの味がだんだん分かってくるはずですよ!
【初心者向け】おすすめの日本酒と美味しい飲み方

日本酒には数えきれないほど種類がありますが、初めてでも飲みやすい銘柄を調査してみました。
おすすめの飲み方も簡単に紹介していますのでぜひ参考にしてみてください。
旭酒造【獺祭】
とてもポピュラーな日本酒です。名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
山口県の名産酒で、瑞々しくフルーティーな香りが際立ち非常に飲みやすい点が大学生から人気を集めている秘訣のようです。
お値段は1800mlで3240円ほど。少々高めの価格ですが知らない人はいないほどの名酒ですので試してみてほしい日本酒です。
おすすめの飲み方は、本来の味わいが際立つ『冷や(常温)』や、香りが開くと言われる『ぬる燗(30~40℃)』です。
宝酒造【澪】
2011年に発売された、比較的新しい日本酒です。
特徴は、なんといってもスパークリングタイプであるということ。そしてアルコール度数も5%と初心者でもかなり手が出しやすい日本酒と言えます。
300mlで500円前後と、量も価格もチャレンジしやすく特に女性からの人気が目立ちます。
甘さ・酸味どちらも優しい味わいの日本酒です。
しっかり冷やして、シャンパングラスに注いで楽しむのがオシャレです。
白瀧酒造【上善水如】
新潟県の白瀧酒造の日本酒です。
商品名の「みずのごとし」という言葉のように、”雪どけ水のような日本酒”というコンセプトのもと作られているそうです。
新潟県は日本有数のお米の産地であり、日本海に面した雪国ですから、想像するだけで美味しそうですよね。
アルコール度数は14~15%と一般的。飲んでみると、華やかな香りと舌触りのなめらかさに驚かされるはずです。
公式サイトでは、冷やして飲むのがおすすめと紹介されています。ボトルデザインもスタイリッシュで女子ウケも良さそうですね。
新政酒造【No.6】
日本酒とは思えない商品名ですが、秋田県を拠点とする新政酒造で唯一の定番純米酒です。
数種類あるNo.6の中でも代表作にあたるS-Typeは、かすかに感じる微炭酸とさわやかな香りが特徴です。スパークリングワインのような印象かもしれません。
口当たりは濃厚ですが、喉を通る頃にはさっぱりとしたキレを感じられます。
徹底された貯蔵管理で、鮮度が高く良質な生酒を楽しむことが出来ますよ!
公式サイトでは、開封前後に関わらず冷蔵保存が推奨されています。新鮮な状態で楽しむためにも、しっかり冷やしておきましょう。
黒龍酒造【黒龍 大吟醸】
非常にフルーティーな香りが特徴の黒龍は、芯がありながらも角が取れふわっとした飲み心地がオススメの日本酒です。
公式サイトでは、エキゾチックな芳香・海風のような余韻と紹介されており、何重にも折り重なる繊細な香りが想像できますよね。
また、後味が残りにくくクドさが無い点が人気の秘訣と言えるようです。この特徴を生かして、魚料理と共に楽しむのもおすすめらしいですよ。
食事と一緒に楽しめるという点からも、冷やして飲むのがおすすめ。香りをしっかりと感じてみたい方は『冷や(常温)』や『ぬる燗(30~40℃)』も試してみてください。
一ノ蔵【すず音】
1998年に誕生した日本酒です。
今でこそ当たり前となったスパークリング日本酒ですが、まさにそのパイオニア的商品で、先ほど紹介した【澪】と比べても長い歴史をもつ商品になります。
グラスに注いだ際の泡の音がすずの音を連想させることから名づけられているそう。
また、こちらはにごりタイプの日本酒になるのでそっと振ってから飲みましょう。
アルコール度数は5%と初心者にも飲みやすく、優しさの中に甘酸っぱさを感じるフレッシュな味わいです。
乾杯だけでなく、カクテルのベースに使用したりデザート酒としてもおすすめだそう。良く冷やして飲みたいですね。
日本酒の様々な楽しみ方

日本酒は、温度によって味わいが全く違って感じられます。
日本酒に限ったことではありませんが、冷たいものは甘みが目立たなくなります。よって爽やかに『ゴクッ』と飲みたいときにおすすめです。
水割りやソーダ割もおすすめ。そして氷を入れたオンザロックも、徐々に薄まっていくので日本酒を飲みやすくしてくれますよ。
また、比較的アルコール度数が高いため、0℃に冷やしてもカチカチに凍ることはありません。
シャーベットのような状態になるので、夏場には『日本酒を食べる』という楽しみ方も注目してみてください。
45~55℃まで温めた『熱燗』は、常温のものと比べると甘みをキュッと引き締めてくれます。冬場には体をポカポカに温めてくれるので、普段日本酒を飲まない方にもおすすめです。
番外編として紹介したいのが『水・ソーダ以外で割る』というアレンジです。
・コーラと割ってコークハイ風
・ミルクと割って飲みやすく
・好きなジュースと割ってオリジナルカクテルに
・緑茶と割ってお食事のお供に
・ワイルドなお酒好きさんには日本酒×ビール
あまり想像できないアレンジですが、自宅にあるもので簡単にチャレンジできそうなので、自分のお気に入りを見つけたいですね。
おわりに
今回は【初心者向け】おすすめの日本酒と美味しい飲み方をご紹介!と題して、初心者におすすめの日本酒や飲み方を紹介してきました。
少し敷居が高そうな日本酒でも、アルコール度数や味わいが多種多様なので「好きな日本酒が見つかりそう」と思っていただけたのではないでしょうか。
無理せずいろいろな日本酒を試してみて、ぜひお気に入りを見つけてくださいね。