【今大学生に1番おすすめしたい趣味!】フィルムカメラを始めよう

フィルムカメラの世界は面白い!

皆さんは普段どんなカメラを使って写真を撮りますか?
最近では操作が簡単で、誰でも使いこなせて、とても高機能なカメラがたくさんありますね。スマホのカメラやGopro、または一眼レフカメラなど、皆さんも何かしらは使ったことがあると思います。
そんな高機能なカメラが次々と出てきた上、最近ではiPhoneのカメラにポートレート機能が搭載されたので、もはや一眼レフカメラの出番もないのではないかと思ってしまう程です。

しかし、そんな時代に私がお勧めしたいのがフィルムカメラです。
「フィルムカメラなんて使い方も分からないし、スマホ(もしくはデジタルカメラ)で充分だよ!」と思う人もいるかも知れません。筆者もはじめはそう思っていました。しかしフィルムカメラを買ってみて、操作に慣れてしまえば、意外と手軽で簡単なものなんです。私も今では毎日のように持ち歩いてフィルムカメラのある生活を満喫しています。ここでは、スマートフォンやデジタルカメラにはない、フィルムカメラだけの魅力をご紹介していきます!

フィルムカメラとは

そもそも皆さんは、フィルムカメラという言葉を知っていますか?
デジタルカメラとフィルムカメラの何が違うのかというと、フィルムカメラは記録媒体というところにあります。デジタルカメラでは、撮った写真はメモリーカードなどの記録メディアに記録されていきますが、フィルムカメラの場合は、撮った写真がそのままフィルムに記録されることになります。フィルムには感光剤が塗布されているため、そこに光が当たると化学反応を引き起こします。そして、その化学反応が像となり直接的に一枚ずつフィルムに写真が刻み込まれるようなイメージです。さらに、フィルムは暗室で現像という作業を通さなければ写真として目にすることはできません。

デジタルカメラに慣れてしまっている人からするとフィルムカメラは、原始的で、手間がかかるものに思えるかもしれません。

フィルムカメラの魅力

では、スマホのカメラやデジタルカメラを使って簡単に写真が何枚でも撮れるのに、どうしてわざわざフィルムカメラを使って写真を撮る人がいるのでしょうか?

フィルムカメラの特徴としては…
・お金がかかる
・撮った写真をその場で確認することができない
・撮ることが出来る枚数が限られている   
などと、一見メリットなんてないように見えます。

しかし発想を転換して考えると、フィルムカメラは、写真を1枚ずつ大切に撮ることが出来るという考え方も出来ます。デジタルの機械とは違い、すぐに撮った写真を確認するということは出来ませんが、「早く現像してどんな写真が撮れたか見たい!」というワクワク感も楽しむことができます。もちろん失敗することもありますが、そんな失敗さえも楽しめるのがフィルムカメラの魅力なんです!

どんな写真が撮れるのか

一概にフィルムカメラで撮る写真といっても、カメラの種類やフィルムを変えるだけでもがらっと雰囲気の変わった写真が撮れます。では実際に、どんな写真が撮れるのか、紹介していきたいと思います。

・写真家・奥山由之さんのフィルム写真

引用元:https://www.instagram.com/p/BgYZRoDn0uK/

この写真を見たことのある人も多いかもしれません。ポカリスエットの宣材写真に使われたもので、一時期、渋谷駅にも大きく広告が貼られていました。フィルムならではの色合い、躍動感が特徴的です。

・季節感のある写真

引用元:https://www.instagram.com/p/BhEIyQwhwq3/

引用元:https://instagram.com/p/BiRd5nWApLm/

フィルム写真の大きな特徴でもある色合いが素敵な写真です。とても暖かい印象の写真で、季節の魅力を最大限に引き出しています。

・雪の日のフィルム写真

引用元:https://instagram.com/p/BfIjHJXgApR/

引用元:https://instagram.com/p/BhYCcH6ndAJ/

こちらもフィルムカメラで撮った写真です。雨や雪の日でもフラッシュを活用してまた違った雰囲気の写真を撮ることができます。

このように、撮る場所・季節・時間が違うだけでがらっと印象の変わった写真になります。デジタルのカメラで撮った写真を編集して、こういった写真に近づけることはできますが、やはりフィルムで撮った写真でしか表せないような、アナログならではの光や色合いの表現があると思います。

初心者におすすめのフィルムカメラ

ここまで読んで、「フィルムカメラの魅力はわかったけど、カメラの知識もないしどんなものを買えばいいのか分からない!」という人、いると思います。そんな初心者の方にお勧めしたいのは“写ルンです”です。

きっと知ってる人も多いと思いのではないでしょうか? コンビニや家電量販店、ドン・キホーテ等でも売られていることが多いので、比較的手に入れやすいです。使い方も簡単で難しい操作は一切ないので、初心者でも扱いやすいと思います。

また、普通の写ルンですを使っていたけど飽きてしまったという人にオススメしたいのがこちらです。

http://fujifilm.jp/personal/filmandcamera/utsurundesu/promotion/lf30/anniv/original.html

こちらは、写真家やモデルさんファッションブランドなどとコラボしたオリジナル写ルンですになっています。続々と色々な種類のデザインがでているので飽きずに楽しめそうです。個数限定ですぐに売り切れてしまうものも多いので要チェックです!

 

さいごに

皆さんにフィルムカメラの魅力は伝わったでしょうか?
写真を撮るときは、人を撮るも、景色を撮るも、飼っているペットや動物を撮るも自由です。いつもの日常にフィルムカメラが加わるだけで、見え方が大きく変わってくると思います。

時間とお金をかけて、じっくりと楽しむ。それがフィルムカメラの楽しみ方です。普段から持ち歩いて、なんかいいな、と思ったらどんどんシャッターを切りましょう。フィルムカメラ1つにつき撮れる枚数が27枚と聞くと少なく思えますが、大事な瞬間を厳選してシャッターを切っていくと、意外と撮りきるのに時間がかかると思います。現像したものを見返すと、こんな写真撮ったっけ?と思う写真もあると思います。それもまた楽しみの1つです。

最初は少し難しく感じるかもしれませんが、試行錯誤を繰り返して、自分の好みの写真が撮れるようになるとさらに楽しいはずです。趣味なんてないけれど、趣味って言えるようなものが欲しいなあ、と思っている人は、ぜひこの機会にフィルムカメラを始めてみましょう。