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1人暮らし大学生は、模様替えをするのか?
大学生になり一人暮らしを始めると、自分の部屋を持つことになります。
そこで、こんな悩みをもったことはないでしょうか。
「なぜか、落ち着かない」
「自分の部屋に違和感を感じる…」
かく言う私もその1人です。そこで、「模様替えしよう!」と思い立つのですが、
「どの家具を買えばよいかわからない。」「どんな配置にすればよいのかわからない。」
そういった壁にブチ当たってしまいまいがちです。
これは大きな問題ですね。適当に家具を買って、貴重なお金を損してしまうことにもなりかねないからです。
そこで、私はいろんなサイトを調べてみましたが、家具の紹介やモデルルームがあっても、
部屋の模様替えの「方針」を決定する知識がまとまっているサイトが少ないな、と感じました。
よって、私は必要となる知識をわかりやすく体系的にまとめてみることに至りました。
模様替えのメリット
簡単に説明します。思うに、
⑴精神的健康が得られる
⑵友達ウケ、女ウケがよい
ということです。
大方針の決定
まず、自分の部屋の目的を決めましょう。〔方針0〕
なぜなら、これで部屋の構造が大きく変わってしまうからです。
たとえば、作業用の部屋にテレビやゲームなどの誘惑があると、
カオスな状態になってしまいますね。(上図参照)
その部屋は、勉強や仕事の作業につかうのか?遊びや趣味、リラクゼーションのためにつかうのか?
ぐらいは決めておきたいものです。
もっと具体的なレベルだと、読書を楽しみたい、などと機能を決めておくと
全体像がはっきりしますね!
逆に、その部屋でしないことも決めておくと、なおよいです。
これは、のちに説明することにも利いてきます。
まず、もう家具を買ってしまっているのなら、模様替えを考えましょう。
きれいな部屋のつくりかた(配置編)
⑴ベッドの位置を決める
ベットは、最も大きな家具と考えられますので、最初に配置を考えるのが定石でしょう。
これをどこに置くかによって、部屋の印象はガラリと変わります。
ベットは動かしにくいので、部屋の入口やクローゼットの邪魔にならないように、部屋の奥に置きます。〔方針1〕
それを踏まえて、ワンルームであるだろう大学生の部屋では以下の2つのパターンが考えられます。
①部屋の壁によせる
②窓側によせる
③部屋の中心に置く、ことは寝室がない一人暮らしの部屋では考えにくいですね。
メリット
①部屋の壁によせる
光が入ってこないので、落ち着く。壁にもたれることができる。(これでソファーがわりにしてしまう、のもよいでしょう!)
②窓側によせる
朝に光が入ってくるので、自然光で起きることが可能である。
ちなみに、筆者のおすすめは②ですが、自分のしっくりくる配置を決めましょう。
ただし、気をつけてほしいこととして、、少なくとも壁から10cm程度は離すよう心がけます。
ベッドメイキングはもちろん、
掛け布団を垂らすこともでき、布団がズレるのを防止できるからです。
なお、ベットに限らず大きい家具は原則、壁や窓側によせましょう。〔方針2〕
⑵主要家具の位置を決める
主要家具の配置はコンセントなどに依存するので、都合の良い場所におくと良いです。
細かい家具は必要だと思った場所におく適材適所の法則に従って、決めます。〔方針3〕
「必要だ」、と思ったらそこにおくことを積み重ねていけば、完成します。
⑶クローゼットなどの収納棚
部屋のドア付近に置くことをすすめます。背が高いからです。
クローゼットの収納棚に限らず、背の高い家具は入口付近に置くとよいでしょう。〔方針4〕
人は近くに大きいもの、遠くに小さいものがあるほうが部屋を広く感じやすい(遠近効果)
がはたらきます。
さて、お気づきの人はわかると思いますが、上の画像はきれいな「部屋」ではなく、
きれいな「ヘアー」(hair)ですね()。くだらないでしょうから、次こそはきれいな部屋の画像で。
きれいな部屋のつくりかた(家具選び編)
まず、家具を買うときに考えてほしいのは家具は少ない方がよい、ということです。
もちろん、洗濯機や冷蔵庫などの生活必需品はあった方がよいのですが、
カラーボックスなどの収納用品はないほうが、部屋自体はすっきりします。
〔方針3〕に従いながら、収納用品は床にモノが散乱して、これらをしまう必要があると感じたら買いましょう。
既存の収納スペース(少ないとは思いますが)そこに収納できるなら、そこに収納しましょう。
また、同じ機能を持つ家具ならば、できるだけ背の低く、小さい方がよいし、必要性がないなら買わないです。〔方針5〕
一方で、部屋を華やかに見せる装飾品はアクセントとして1つか2つあるとオシャレだとおもいます。これについてはあとで説明しましょう。
色彩について
まず、メインカラーを決めましょう。初心者なら、白や黒のモノトーンの色がよいです。
そしてアクセントカラーを決めましょう。1,2色です。
ここで、覚えていてほしいのは部屋に統一感を出すことです。カーテンやラグといったファブリック類、収納ラックやチェストなどの
色調をそろえましょう。
なお、白や明るい色は光を反射して空間に広がりを与える膨張色なので、おすすめです。
まとめると、部屋はメインカラー1色+アクセントカラー数色で部屋に統一感を出すことです。〔方針6〕
その他、色の効果は色彩心理学から調べてみるとよいでしょう。
大事なのは、自分が好みの色を使うことでしょうか。
ただし、赤色はエネルギーを与えてよい色なのですが、集中や睡眠に不向きなので、注意しましょう。
コーディネートについて
ここまで、読んでくださってありがとうございました。
ここから、応用編です。自分の部屋が片付いていない人はまず〔方針1〕から〔方針4〕に従って
片づけましょう。ほぼ、機械的にできるとおもいます。是非、集中してやってみてください。
ちなみに、集中力について考えてみた記事もあるので、是非参考にしてみてくださいね!
さて、〔方針6〕を読んで、その色に迷った方は少なからずいると思います。
そこで、自分の部屋により統一感と想像性を広げるのが、テーマですね。
例えば、モダンテイスト、ナチュラルテイスト、ヴィンテージテイスト…などがありますね。
お気に入りのテーマを見つけたら、〔方針5〕に沿って家具をかいましょう。
テーマに沿って家具を買うとより芸術的です。〔方針7〕
もし、既存の家具が気に入らず、買い替えたくなったら、親と相談して実家に送るなどで処理するしかありません。
なので、こういった知識は、本来大学に行く前に身につけられると理想的なのですが。
(筆者は少しだけ後悔しています…w)
さて、インテリアショップの中でも、店によって、テイストの微妙な差異があります。
よって、購入する店を統一することで、自然に統一感を醸し出せる可能性が高いです。
装飾品で差をつけろ!!
最後に装飾品をおいて、自分の部屋にオリジナリティーを加えましょう。
できれば〔方針7〕を意識してほしいのですが、
慣れてくると、調和のとれた空間をつくることができるようになってきます。
以下、こんな装飾品があるとよいなかなぁ、という一例を示します。
間接照明
間接照明は、それ自体が発する光も良いですが、壁などにあたって発する光がオシャレと考えます。
置く場所がポイントになりますが、いろいろ実験して試してみましょう。
アロマディフューザー
煙と光のコラボレーションによって、空気やにおいも改善されるほか、おしゃれに見えます。
筆者はこれを置いています。
鏡
自分が周りからどのように見られているかを公的自己意識と言います。鏡はこれを高める効果をもっているので、
公的自己意識は高まります。その結果、魅力的でありたいと思い、美意識が向上した結果、魅力的になるようです。
また、自分を客観視するので、落ち着きます。
きれいなので、1つおいてみてもよいと思います。
ポスターや絵など
要するに自分の好きなものを置きましょう。乃木坂46のポスターや、けものフレンズのフィギュア、
『風神雷神図屏風』、『民衆を率いる自由の女神』、なんでもよいです。笑
調和を崩さず、感覚に合わせて、カスタマイズしてみよう。〔方針8〕(実は8コ…w)
まとめ(あとがき)
- 〔方針0〕自分の部屋の目的を決める。
- 〔方針1〕ベットは動かしにくいので、部屋の入口やクローゼットの邪魔なならないように、部屋の奥に置く。
- 〔方針2〕大きい家具は原則、壁や窓側によせましょう。
- 〔方針3〕細かい家具は必要だと思った場所におく適材適所の法則に従って、決めます。
- 〔方針4〕背の高い家具は入口付近に置く
- 〔方針5〕同じ機能を持つ家具ならば、できるだけ背の低く、小さい方がよいし、必要性がないなら買わない
- 〔方針6〕部屋はメインカラー1色+アクセントカラー数色で部屋に統一感を出す。
- 〔方針7〕テーマに沿って家具を買う
- (〔方針8〕調和を崩さず、感覚に合わせて、カスタマイズしてみよう。)
いかがだったでしょうか。正直、’’あたりまえ’’だなと思った人もいるでしょうし、
’’あたりまえ’’すぎて逆によくわからなかったので、これが役に立った人もいると思います。
世の中、’’あたりまえ’’を体系的に理解するのが難しく意外と意識せずに見過ごしてしまうことが多いのではないでしょうか。
これを通して、”あたりまえ”を意識してモノゴトを考えると整理されることに気付いてほしいなぁ、と思います。
以上で説明したインテリアの知識は基礎的でうわべに過ぎないと思うので、興味がある人は学んでみましょう!
そして、自分の部屋をよりよくできると良いですね!!
以上です。( ;∀;)