寒くて寂しい一人暮らしにあったかい料理をプラスして
冬至も過ぎ、これから日照時間はだんだんと長くなっていきますが、まだまだ寒さは増していくでしょう。
今回はそんな日々の食事に、大学生の一人暮らしでも安価で出来上がり、栄養があって体が温まるレシピをご紹介します。
一人暮らしをしていてもなかなか時間がなく、料理が苦手な大学生の方にピッタリのレシピを3つ紹介しますのでぜひ参考にしてみてくださいね。
① 豚汁 ~和風~
材料の選択に融通が利き、多くの種類の野菜が摂れる素晴らしいレシピのひとつではないでしょうか。
筆者の家では冷蔵庫の残り物で何か献立を考える際、中華料理か日本料理の豚汁になります。年中、比較的値段が安定している根菜類がいくつも入っており、家計の助けにもなりますよ。
材料 (一人分)
- 玉ねぎ 中玉1つ
- ニンジン 1本
- 豚肉 100g
- ジャガイモ 大1つ
- ごぼう 1/3本でもOK
- 大根 手の平に乗るくらい
- ねぎ 1本
- 豆腐 半丁
- 生姜 1かけら
- 厚揚げ、こんにゃくなどあれば
※ 冷蔵庫で見つかる、中途半端に残ったお野菜を見つけてください。たいていの物は使えますので試してみてください。
- 調味料 塩、味噌、和風だし
作り方
- 上記のお野菜、お肉を食べやすい大きさに切る。
- 深い、厚みのある鍋を火にかけ、サラダ油を引く。
- 切った野菜、玉ねぎ、ニンジン、生姜、豚肉、こんにゃく(あれば)、大根、ごぼう(あれば)、ジャガイモを炒める。
- ③に塩をふりかけ、しんなりするまで炒める。
- しんなりしたらお野菜がかぶるくらいより少し多めに水を入れて、蓋をして煮る。蓋をする前にまだ入れてない具があれば入れ、粉のだしも入れて一緒に煮てしまいましょう。
- 煮立ったらお味噌をといて出来上がり。
② 豆乳鍋 ~洋風~
これも豚汁同様、様々な野菜(しかも根菜類なので安価でできる)が入っていて栄養満点です。ベースを豆乳にして作れますので、牛乳にアレルギーのある方でも大丈夫です。
ジャガイモを入れるので、炭水化物、お野菜、お肉が入れば脂肪類も補給できますね。ベースがミルク系の鍋にも言えるのですが、豆乳も汁の表面に幕を張る性質があり、これが鍋自体の蓋のような役割を果たすので保温できますよ。
材料(1人分)
- 玉ねぎ 中玉1つ
- ニンジン 1本
- 豚肉、とりのもも、ベーコンなど 100g
- ジャガイモ 大2つ
- 大根 手の平に乗るくらい
- 長ネギ 1/3本
- とうもろこしの缶(あれば)
- 豆乳 250ml
- 調味料 塩、こしょう、ブイヨン
作り方
- 上記のお野菜、お肉、食べやすい大きさに切る。(イメージとしては、シチュウをつくる際の大きさ)
- 深い厚みのある鍋を火にかけ、サラダ油を引く。
- 切った野菜、玉ねぎ、ニンジン、肉、大根、ジャガイモ、長ネギを炒める。
- ③に塩、こしょうをふりかけ、しんなりするまで炒める。
- しんなりしたら、お野菜がかぶるくらいよりちょっと少なめに水を入れて蓋をして野菜が柔らかくなるまで煮る。※圧力鍋を持っていると早くできます。
- 野菜が柔らかくなったらブイヨンをといて、少しずつ豆乳を入れて出来上がり。
③ キムチ鍋 ~韓国風~
唐辛子という香辛料が入ったキムチ鍋。寒い冬に体の血を暖めるのにはもってこいの香辛料ですね。
材料(一人分)
- 玉ねぎ 中玉1つ
- 白菜 1/8本
- 豚肉 100g
- 大根 手の平に乗るくらい
- ねぎ または にら 1本
- えのき 1袋
- にんにく 一片
- 調味料
- 水 500ml
- キムチの素 大2
- コチジャン 大2分の1
- 味噌 大2分の1
- 酒 大1
作り方
- 鍋にサラダ油を引き、細かく刻んだにんにくを炒める。
- 調味料に挙げた物を鍋に入れて火にかける。
- 上記のお野菜、お肉、食べやすい大きさに切って鍋で煮る。
- お野菜など柔らかくなったら、最後にえのきを入れてもうひと煮立ちし、出来上がり。
最後に
いずれのレシピにしても1つの鍋でできます。今回紹介したレシピでも、使う材料は似たようなものが多かったのですが、日本風、洋風、韓国風とバリエーションを様々にしたので、飽きないで無駄なく料理が出来ると思います。
炭水化物、野菜、脂肪と栄養のバランスを考えた時にも、鍋は一度に色々なものが摂取できるので、体にとっても非常にいいですね。
一人でも複数人数でも対応できて、本当に便利なワンポット(1つの鍋)料理。体を温め免疫力を上げて、寒い冬を乗り切ってくださいね。
※ 写真はいずれもイメージ写真です。