2020年~2021年の年越しはどう過ごす?家での過ごし方やコロナ禍のNG例

2020年も残すところわずか1か月ほどになりました。今年1年は皆さんにとってどんな年でしたか?1年を振り返ったり、来年の目標を立て始めたりする人もいるでしょう。そんな中で「年越しってどうやって過ごしたらいいの?」と悩んでいる人もいるかもしれません。

 

そこで今回は、2020年の年越しの過ごし方を解説していきます。気になるコロナ禍のNG例や、初詣に関する情報もお届けしますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

 

1. 2020年年越しの過ごし方【コロナ禍のNG例】

年越しの時期は、例年仲間と集まって過ごす人や、帰省する人が多いと思います。しかし、ウイルス拡大が懸念される中で、おすすめできない過ごし方がいくつかあります。2つのNG例を見てみましょう。

 

1-1. NG例①地方の田舎へ帰省

 

実家が地方にある人は、2つの理由から帰省するのを控えた方がいいですよ。1つ目は、家族や親せきがウイルス感染するリスクを防ぐため。お年を召した方は、コロナ感染した際に重症化するリスクがあります。自分は大丈夫でも、家族の命が危険にさらされるため帰省はやめましょう。

 

2つ目の理由は、地元の人から白い目で見られる可能性があるから。地方では情報伝達が速いので「あの子は都会から帰省したらしい」と、後ろ指刺されて気まずい思いをするかもしれません。その後の両親のご近所づきあいにも悪い影響を与えるので、実家に帰るのは控えましょう。

 

1-2. NG例②仲間との宅飲み

 

NG例の2つ目は仲間との宅飲みです。お酒が入ると会話が盛り上がり、飛沫感染のリスクが高まります。お皿やお箸の共有もよくないため、なるべく宅飲みをしないほうがいいでしょう。

 

どうしても仲間と集まりたい場合は、少人数でこぢんまりとやるのがおすすめです。その際に、必ずお皿やお箸をわけて、換気したりお酒を飲みすぎないようにしたりして、感染対策をおこないましょう。

 

2. 年越しは初詣に行ってもいい?

 

毎年初詣に行っている人は、2020年の年越しは神社やお寺に行っていいのか悩むこともあるでしょう。結論からいうと、国や自治体は初詣に行くこと自体は制限していません(2020年11月末時点)。それに年末年始はお寺や神社の稼ぎ時ですから、参拝者を拒むようなことはないでしょう。

 

自治体によっては、神社庁が感染対策のガイドラインを策定しているところもあります。マスクを着けたり、消毒液を使ったりして、きちんと対策すれば初詣に行ってもOKです。ただ、三が日は混みあう恐れがあるので、日にちをずらして密を回避するのがおすすめです。

 

また寺社側も感染対策を万全にしているでしょうから、例年のように屋台で飲み食いを楽しむことは期待できません。手水舎で手や口を清めることもできないことが予想されるので、いつものような参拝はできないことを覚悟していきましょう。

 

3. 2020年年越しのおすすめの過ごし方

ここからは、2020年のおすすめの過ごし方を紹介します。基本的には、家でまったりしつつ普段できないことをやるのがおすすめです。詳しく見てみましょう。

 

3-1. オンライン帰省

 

一つ目のおすすめは、実家の両親とZoomやSkypeをつないで会話する「オンライン帰省」です。普段両親とあまり話す時間が取れていないのなら、この機会に存分に会話しましょう。きっと喜んでもらえますよ。お酒や食事を用意しておけば、夕飯を食べながら会話を楽しめるので、一緒に年末年始を過ごしているような気持ちになれるでしょう。

 

3-2. こだわりの料理を作る

 

年末年始のおうち時間は余裕があると思うので、こだわりの料理を作ってみてはいかがでしょうか。たとえば、年越しならではのおそばやおせち料理がおすすめです。自分で作ったものなら愛着も湧きますし、年に1回しか食べられないものなので、新たな年の始まりを感じられるでしょう。

 

3-3. 名作を鑑賞する

 

年越しは映画や読書に時間を使うのもおすすめ。名作といわれる作品を、かたっぱしから見るのもきっと楽しいですよ。本ならKindle Unlimited、映画ならAmazonプライムやネットフリックスなどがおすすめです。一度入会すれば、オンラインで家にいる間に何本も作品を鑑賞できます。

 

3-4. 勉強に没頭する

 

年越しの家にいる時間が手持ち無沙汰なら、勉強に充ててみてはいかがでしょうか。TOEICなどの英語試験の勉強や、ファイナンシャルプランナーの勉強などは持っていて損しないですよ。今後のキャリアや生活に役立つものを選べば、普段の暮らしの中でも「年越しに勉強しておいてよかったな」と思えるときが来るでしょう。

 

3-5. 体を動かす

 

年越しは食べすぎてしまう人も多いはず。そんなときは家でできるピラティスやストレッチなどをやってみるのもおすすめです。最近はYouTubeで無料の動画がたくさんあがっていますから、そのうちの一つをやってみてはいかがでしょうか。たくさん食べても太ることを防げて、スリムなボディラインを手に入れられたらうれしいですよね。

 

3-6. 副業を始める

 

年越しの時間があるときに、副業を始めてみるのもおすすめの過ごし方です。近年は「副業時代」といわれており、個人で稼げるスキルを身に付けておいて損はありません。簡単にできるのは音声の文字おこしやデータ入力、Webライターの記事執筆など。得意なものができれば、副収入で稼ぐことも期待できますよ。

 

まとめ:年越しは感染対策をしながら充実した時間を過ごそう

 

2020年から2021年の年越しをどう過ごすか迷っている人向けに、NG例やおすすめの時間の使い方を解説しました。ウイルス拡大防止のため、地方に実家がある人の帰省や、仲間との宅飲みは控えましょう。初詣は行っても問題ありませんが、ウイルス対策のマナーを守ったり、混む日時をさけたりするのがおすすめです。

 

今年の年末年始は、基本的に家でゆったり過ごして、普段できないことをやってみるのがいいですよ。おせち料理づくりや副業など、年の初めに新しいことにチャレンジするのはいかがでしょうか。過ごし方は人それぞれですが、新しい生活様式を守りながら充実した年越しにしてくださいね。