現役大学生Fが教える、競馬の始め方 Part2 〜応用編〜

みなさんいかがお過ごしでしょうか。私は競馬最近はめっきりダメです(笑)今日は予想ではなく、馬券の買い方応用編を載せたいと思います。先日の記事で緑のマークシートの買い方について記載したのですが、1着を当てる単勝・3着までに入れば的中の複勝以外の馬券で複数買いたいとき。例えば3連複を10通り買いたいときですね。緑のマークシートだと記入するのがかなり大変です。それを簡略化できる買い方を紹介したいと思います。

緑のマークシートだけじゃない馬券の買い方

青いマークシート(流し馬券)

ながし馬券とは軸を決めて、それ以外をながすというやり方です。

予想しているときに何番は絶対来るだろう!残りの2頭もしくは3頭馬を複数いた場合に便利です。

連複ながし



連複ながしは枠連・馬連・ワイド・3連複の4つの馬券を買うことができます。
例えば3連複で10番は絶対3着以内に来る!と踏んで残りの2頭は1番から5番までの5頭のどれかが来るかもしれないなと思った場合。

10-1-2・10-1-3・10-1-4・10-1-5・10-2-3
10-2-4・10-2-5・10-3-4・10-3-5・10-4-5

と10通りあります。
緑のマークシートでは1面4通り書けて両面併せて8通りで2枚必要になってしまいます。更に書くのも大変です。これを簡略化することが出来るのがながし馬券です。

書き方としては場名・レース番号を記入し、3連複軸1頭にマークをし、軸に10番を記入し、相手に1・2・3・4・5を記入するだけです。これで上記の通りに10通りの馬券が出来上がります。そのためこの馬券は10番が3着以内に絶対絡んでいないとダメです。

3連複軸2頭は3着以内に10番と11番が絶対来ると踏み、相手は同じく1番から5番の場合を考えた場合に使えます。
10-11-1・10-11-2・10-11-3・10-11-4・10-11-5
こちらは5通り2頭選んでいるので、相手の数だけ通り数が増えていき、金額を抑えることはできますが、3着以内に2頭が入っていないといけないのですこし当てるのが難しいかもしれません。

枠連・馬連・ワイドは簡単で、軸1頭を選んだら相手に気になる番号をマークするだけなので通り数は3連複軸2頭と同じだけ増えていきます。
ということは、3連複軸2頭・枠連・馬連・ワイドは最大17通り(最大18頭でレースするため)です。
3連複軸1頭は少し計算がややこしくなっているのでマークシートの下に組み合わせ表があります。
相手のマーク数で何通りかあるので、マーク数×1通りの金額で総額が分かります。

連単ながし


連単ながしは馬単・三連単のながし馬券が買うことが出来ます。

先ほどの10番が絶対1着に来る!考え相手を1から5番と踏んだ場合

10►1►2・10►1►3・10►1►4・10►1►5・10►2►1
10►2►3・10►2►4・10►2►5・10►3►1・10►3►2
10►3►4・10►3►5・10►4►1・10►4►2・10►4►3
10►4►5・10►5►1・10►5►2・10►5►3・10►5►4

と20通りあります。

こちらも緑のマークシートでは大変です。ここまでくると記入ミスもあり得ます

書き方としては先ほどと同じく場名・レース番号を記入し、3連単軸1頭にマークし、1着に10番を記入※2着・3着には記入しない。相手に1から5番を記入すれば完成です。

ここで連複ながしと違うところがありお気づきの方も多いですが、連複は基本着順は関係がないですが、連単ながしは着順も考えなければならないので、10番が2着と考えた場合は軸の2着に記入をすればいいのです。そうすれば10番が2着で1着・3着が1から5番になります。

更に便利な機能(?)としてマルチ(諸刃の剣)というものがあります。これは購入点数を増やして3連単なら3連複・馬単なら馬連(内容的)にすることが出来ます。先ほどの3連単軸1頭ながしの20通りにマルチをつけると3倍の60通りにすることが出来ます。こうすることで1着に10番を固定していたのが2着でも3着でも的中(内容的に3連複)にすることが出来ます。3連単軸2頭・馬単も同様です。

※どちらか片面しか使えないので注意してください!

赤いマークシート(ボックス・フォーメーション)

先ほどの青いマークシートはながし馬券でしたが今回は両面とも全く性質の異なる買い方です。

ボックス



ボックスとは選んだ番号の全通り(ただし枠連のゾロ目1-1などは含まず)を買うということで、先ほどのながし馬券は10番が絶対来るような馬券の買い方でしたが、10番も1から5番も同じぐらい来るかもしれないから、10番は絶対とは言い切れないよ~という方にオススメです。

3連単で10・1・2・3・4・5番のどれかが来ると考えたときに全部マークしちゃうとこの5頭の全通り60通りが完成します。

あれ、60通り?3連単軸1頭マルチの時と同じじゃねぇか!とお気づきの方もいるかもしれませんが、一緒です。これはたまたまで、6頭マークしたら倍の120通りです。
3連単軸1頭マルチの相手6頭は126通りです。60通りたまたまとは言え中身は違います。しつこいようですが、先ほどまでは10番がからんで60通りですがボックスは全通りで10番が含まない通り数が含まれています。

ボックスは競馬を知らない人もしくは初心者の方でも知っている方がいるかもしれません。毎週土曜の深夜フジテレビ系列にうまズキッ!という番組に元AKB48のこじはること小嶋陽菜さんが3連単5頭ボックスの予想をしています。ただ3連単5頭ボックスは各100円掛けでも60通りで6,000円必要なので少し資金がないとできません…

ボックスも馬券の種類ごとの組み合わせ表があるので参照すればすぐに金額が分かります。

フォーメーション

この馬券が究極と言っても過言ではないでしょう。フォーメーションはオーダーメイド馬券と考えたらいいかもしれません。
完全に展開を予想しないといけないですが、マークの仕方によってはながし馬券よりも購入金額を抑えることができ、展開を予想するので当てた時は気持ちいいです!


フォーメーションはボックスと同じく単勝・複勝以外の馬券を購入することが来ます。

1着はこの馬とこの馬・2着はこの馬とこの馬・3着はこの馬とこの馬とこの馬!(同じ番号OK)ということもできます。

宝塚記念的中馬券

フォーメーションはマークシートより馬券をお見せしたほうが分かりやすいので、私の馬券を載せて説明したいと思います。

左から1着►2着►3着となっております。

私は1着に9番ドゥラメンテとマリアライトどちらかが来ると考え、2着にはマリアライトが来た時のために9番ドゥラメンテを含む4頭3着には2着に9番ドゥラメンテ以外の馬が来た時に困るので9番を含む8頭を選択しました。見てわかる通り9番ドゥラメンテの位置に悩んでいるのが伝わるかと思います。

こうすることで42通りの馬券が出来上がりました。1点100円なので4200円ですね。

ちなみに宝塚記念を当てました。マリアライトは唯一の牝馬で8番人気、2着は1番人気の9番ドゥラメンテと3着も当て、配当26,250円を手にしました(笑)どうでもいいですが、気持ちよかったです。

このように複数の展開を予想してそれを馬券にすることが出来るのがフォーメーション馬券です。はじめはフォーメーションは難しいと思います。私もすぐに手は出しませんでした。

まずながし馬券とボックスを使っていきながら展開も考えることが出来るようになってきたら
フォーメーションを
使うといいかもしれません。

※赤いマークシートも同様どちらか片面しか使えません!

 

次回は11月最終週のメイン特にジャパンカップの予想をしていきたいと思います。