一人旅への思い
一人旅と聞くと、大学生にとっては憧れであると同時に一人で行く不安を感じることがありますよね…一人旅にはそんなに魅力があるの?と思ってしまうのも頷けます。
とはいえ、国内・海外問わず一人旅をしている友人はどこか垢抜けて清々しく見えたりするため、羨ましく思ったりするものです。
そう一人旅は自分の気持ち次第で魅力的にできるものなのです。
どこに行くか?何をするか?一人旅によって何を見出したいのか?などが自分の中にあれば最高ですが、無くてもただ行きたい!という気持ちだけでも大丈夫です。行き当たりばったりでも、行ってみると様々な気づきを得ることが出来ます。
そこで今回は、一人旅の魅力と一人旅によって何が得られたかを筆者の経験をもとにご紹介します。
一人旅に向けて、準備と方法
まずは準備!
まず一人旅をしたいと思ったら、準備から。
最初にどこへ行きたいのか決めると早いです。
現実から離れてリラックスしたいのか、美味しいものを食べたいのか、自然に触れたいのかなどいろいろあります。
目的を持って場所を決めることをオススメします。
また一人旅が不安な場合は、いきなり海外ではなく国内や地元付近から始めると安心です。
ちなみに筆者は、不安だったので住んでいる関西圏内の車で片道4時間の和歌山の那智の滝と高野山へ行ってきました。
自然に触れてリラックスしたかったのと、パワースポットの名所だったので心をきれいに洗い流したかったのが選んだ理由です。
次に交通手段!
場所が決まれば、次は交通手段です。
乗ったことない電車の沿線で揺られながら行くのもよし、レンタカーを借りて行くのもよしです。
着くまでの道中は意外と楽しいもので、音楽を聴きながらだったり本を読みながらだったり、普段同じことをしていても場所が違うととてもゆったりと楽しむことができます。
一人旅は感覚が養われる
一人旅へ行くと普段見ることのない景色や町並みを見ることが出来て新鮮で、地元付近でもこんなに広いんだ!ということや様々な人が住んでいることが分かり世界が広がっていきます。普段見ることのない自然を目にすることで、純粋に「きれいだな、美しいな」と感じたり見ているだけで感覚が養われたり、良い空気を吸うだけで気持ちがリセットされたりします。
旅先で食べる料理や郷土料理は格別に美味しく味わうことが出来ますが、一人旅だからこそできる楽しみは、その土地に住む人々とのふれあいです。気持ちも晴れやかになって、初対面の人にも自然と話しかけることが出来るのが一人旅のすごいパワーだと思います。
普段で会う友人とはまた違い、これっきりでもう会うこともないかもしれないと思うと色々とすんなり話せるのもなのです。人々とのふれあいによって対話力も上がりますし、その土地の温かさを感じることができます。
一人旅での自分探し
一人旅は、一人なので考えることも多いです。これからの将来のこと、自分は何がしたいのか、何が好きなのか見えてくることもあります。
美味しいものを食べて食にまつわる勉強がしたい、人と話すことが楽しくて接客業に就きたい、旅をする楽しさを味わって観光業に就きたいなど夢を持てるチャンスでもあります。
一人旅では、出来るだけ大きなものに触れることをオススメします。例えば大きな海、大きな森、大きな夕日などです。
自分より大きく偉大なものに触れると気持ちが自然と大きくなり、自分に素直になれます。そしてまた明日からやこれからの活力になることは間違いありません。筆者は学生にして人間関係に疲れていたので、大きな滝を見たり高野山で住職の話を聞いたりして自然に笑顔でいようと思えるようになりました。
一人旅から帰った筆者は、友人にも「表情が柔らかくなったね」と言われました。それから人間関係も良好になり、ゆったりした気持ちで接することが出来ました。
まとめ
一人旅の魅力と一人旅によって何が得られたかをお伝えしてきました。
一人旅は人として成長させてくれます。まず準備の段階から既に成長しているのです。
そして自分で決めること。
これがとても大事で、自分でスケジュールを組んだりすることが後々役立つかもしれません。また、その行動力が人として大きな成長につながります。
最後に自分で決めて行動すること。
一人旅の経験があるのと無いのとでは、今後の決断力や判断力においても大きく違いがあります。一人旅は行ったことない土地の匂いや風土、人々に触れることによって柔軟な考えを持つことが出来る上に人のことを考えられる人になります。
このように筆者は自分の一人旅から学んだことは多く、学問より大事なものを得たと思っています。