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安く安全で良い宿を見つけよう!
ユースホステルでの男女混合部屋、女子部屋、ふたり部屋、Airbnbで民泊を使った場合、これまでの経験からそれぞれのメリットデメリットを紹介します。また、安いからこそ失敗しない旅行を成功させる秘訣を出発前にしっかり知っておきましょう。
ユースホステル

メリット
相部屋がとにかく安い
ユースホステルの最大のメリットは、とにかく安いこと。特に物価が安い観光地であれば一泊1000円以下も多く、高くても3000円ほどです。一番安いものはやはり大部屋の男女混合で、寝床さえあればなんでもいいという人にはオススメです。
常にスタッフがいて、施設がしっかりしている
ほとんどのユースホステルには24時間管理しているスタッフがいます。何か問題があったとき、また次の日の旅行プランで質問があるときなど、すぐに相談することができます。
他の旅行者との交流を楽しめる
色々な国から来る他の旅行者との交流もユースホステルでの大きな魅力です。日本国内でも、沖縄や北海道、東京大阪など有名な観光地では多くの外国人観光客がホステルを利用していて、国内を旅しながら国際交流を体験できます。外国のホステルではイベントを開催しているとこもあり、近くのクラブやバーにみんなで出かけることもあります。
デメリット
相部屋の他の旅行者がうるさくて夜眠れない
相部屋の人数はホステルによっても異なりますが、多ければ多いほど面倒くさいです。日本ではあまりありませんが、海外のホステルでは自分が寝たい時間にいつまでも話をしてうるさい人もいれば、逆にすごく早く寝る人に音を立てるなと理不尽に怒られることもあります。同じ部屋にいるのに全く挨拶を返してくれない、交流を一切したがらない無愛想な1人旅行者もいます。
貴重品の管理などは完全に自己責任
Airbnbでの民泊であればほとんどの場合が家主と自分達だけなので、家主が物を盗むでもない限り、自分の部屋に他人が入ることはありません。ホステルの場合は不特定多数の人が同じ部屋の鍵を持って出入りしていることになります。ホステルによっては外出中に、掃除のためと言って、雑なスタッフが勝手に物を触ったり移動させたりもします。
Airbnbを使った民泊

メリット
2人以上などの複数人で同じ部屋を借りるときに安い
Airbnbの最大の特徴は、複数人で1部屋を借りられるということです。支払う額は人数が増えれば上がりますが、それでも1人が負担する料金はユースホステルの相部屋で一泊分を払うのと同じくらいです。また5人ほどの人数であれば、家を丸々借りることも可能です。
テレビや冷蔵庫、キッチンが使えたりする
Airbnbで借りるお部屋は基本的に貸主の家の一部なので、優しいホストであれば彼らが使っている家電やキッチンもシェアしてくれます。またホリデーでしか使わない別荘を貸しているとこなども、家の設備が全て整っているのでホステル以上の快適なステイができます。
アメニティーグッズが揃っている
ホステルではドライヤーやタオルの無料貸し出しはほとんどありませんが、民宿であればシャンプーなども含め用意されている場合が多いです。洗濯機も無料で使わせてくれるところもあります。
デメリット
町から少し離れた郊外にあることが多い
街中に多いホステルとは違い、自宅の一部を貸しているということで、住宅街にあることがほとんどです。町の中心に行けば行くほど人気があるので料金は高くなっていきます。
ある程度謹んで行動しなければいけない
あくまで家の一部を借りているので、すぐ横の部屋でオーナーが寝ていることも考えられます。夜にうるさくしたり、酔っ払って帰ってきたり、オーナーや近所の人に迷惑になることは一切できません。
旅を成功させる秘訣

1、そもそも失敗しない宿の選び方
まずハズレを引かないためには、絶対にネガティブレビューを見落とさないことです。その宿が果たして本当に良いのかどうかを、星の数だけで決めては行けません。星の付け方は旅行者がその宿を選んだ目的によって違い、同じ混合部屋を利用した男女の見方も違います。少ない星をつけた人のマイナスなレビューを確認し、どこがダメなのか、そのダメなところは自分であれば気にしないところなのか、を絶対にチェックしましょう。スタッフが不親切、バスルームが男女共同、エレベーターがなく5階まで階段で上がらなければいけない、など表にはない情報が出てきます。
2、ホステルを快適に過ごすためにあった方がいいもの
ロッカーの鍵
必需品です。ほとんどのホステルにそれぞれが利用できるロッカーがあり、それに鍵はついていません。貴重品管理は全て自己責任で、多くの見知らぬ人と寝る部屋を共にする以上、自分で鍵を要し、しっかり管理をしましょう。
耳栓
相部屋であればあって損はしません。周りの人の会話も、外の車の音やバーの音楽も全てシャットダウンして夜は安眠できます。
アイマスク
相部屋では特に電気の調整はききません。次の日に備えて早く寝たいならば、耳栓と一緒に使えます。
3、女の子には気をつけてほしい混合部屋
安いからと言って何も考えずに混合部屋を選ぶことはお勧めしません。やはり、バスルームも寝る場所も1つの部屋で他人と過ごすことになる混合部屋は、特に女の子1人旅にはリスクにもなるものです。ベッド同士が隣り合っているようなとても狭い3人部屋で女の子1人になってしまったり、それも歳が近い若者ではなく1人で旅をする老人であることも海外ではよくあります。女子部屋でも安いホステルなどはたくさんあるので、妥協しないことをお勧めします。
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いかがでしたでしょうか。それぞれを比較した結果、1人または少人数で費用を抑え、新しい人との交流を求めるならばユースホステル、友達や恋人と一緒に自分達だけで優雅な時間を過ごしたいならAirbnbでの民泊がお勧めです。日本でのAirbnbを使った民泊は多くの地域ではまだ認められていませんが、国内のホステルは設備もスタッフ体制もしっかり整っていて基本的に安全性が高いです。海外での宿泊の場合は少しだけ注意が必要ですが、上記の内容を踏まえておけば大きな失敗をしてしまうことはないでしょう。