「たまには旅行してリフレッシュしたい!だけど旅行先ではどんなことに気を付ければいいの?」自粛期間が終わって、このように考えている人もいるのではないでしょうか。今後は「Withコロナの時代」と言われていて、自分の身を守るために旅行先でもさまざまな工夫をする必要がありそうです。
そこでこの記事では、コロナ期間に旅行先で気を付けたいことをご紹介します。シーン別に注意点をまとめたので、旅行をしたいと思っている人は事前に読んでみてくださいね。
目次
1. 旅行中どこにいても気を付けること
旅行では色々な場所に行くと思いますが、どこにいても気を付けなければいけないことが4つあります。感染リスクを減らすため、以下のことは場所に関わらず実施してくださいね。
1-1. マスクの着用
マスクを着けるのはエチケットになりつつあります。特に旅先では、現地に住んでいる人や旅館のスタッフと接することがありますよね。そういった人たちに不快な思いをさせないよう、旅行中もマスクは着用しましょう。飛沫感染を防いで自分達の身を守ってくれますよ。
1-2. 手洗い・消毒をまめに
普段の生活で実施されているかと思いますが、旅行中もまめに手洗い・消毒するのを忘れないようにしましょう。なぜなら、宿で他の宿泊者と同じものを触ったり、お土産屋さんで商品を触ったりして、知らないうちに感染源に触れている可能性があるから。
これまでウイルスに感染した人の中で、感染経路が分からない人が多数います。知らないうちにウイルスを持って帰らないよう、お手洗いや宿に戻った際は必ず石鹸で手を洗ってしっかり殺菌してくださいね。
1-3.人との間隔を保つ
旅行先では、有名なスポットやきれいな景色が見える場所に人が集まりがちです。しかし、他の観光客とはなるべく距離を保って「3密」を避けるのが無難です。混んでいる場所や、レストランに並ぶときも一定の間隔を置くことを心掛けましょう。
1-4. 少しでも調子が悪ければ旅には行かない
旅行の前や最中に具合が悪いと感じたら、無理に行くことはやめましょう。体温チェックを行っている観光地では、熱がある人の訪問は断られてしまいます。さらに、無理をすることで免疫が下がってしまうかもしれません。もし旅行する前に体調が心配だったら、当日体温を測ってチェックしてくださいね。
2. 旅行中の持ち物で気を付けること
コロナ期間中の旅行で持っていったほうがいいものは3つあります。1つ目は先ほどご説明したマスク。その他にあったほうがいい物は、身分証とキャッシュレス支払いツールです。
2-1. 居住地がわかる身分証
運転免許証など、住所がわかる身分証を持参しましょう。なぜなら、場所によってはどこから来た観光客なのか、チェックを行っていることがあるからです。居住地がわからないと、観光場所に行けなくなってしまうことも考えられます。万が一聞かれたときのために、すぐ情報を出せるようにしておきましょう。
2-2. キャッシュレス支払いツール
観光地で人との接触を最低限にするため、キャッシュレスができるツールを持っていくのがおすすめです。例えばクレジットカードやICカードなど。感染のリスクを低減できるだけでなく、現地の人たちにも安心感を与えられますね。
3. 移動中に気を付けること
移動は他の人との接触機会が多いため、できるだけ人が少ない時間帯や手段を選びましょう。例えば以下の方法がおすすめです。
3-1. 可能であればレンタカーを使用
できれば電車や新幹線よりレンタカーを利用しましょう。少人数で移動できて、他の交通機関よりリスクが低いからです。しかし全く危険性がないわけではないので、マスクを着用したり、こまめに車内を換気したり工夫しながら移動してくださいね。
3-2. 公共交通機関は空いている時間帯を選ぶ
電車やバス、新幹線などの公共交通機関で移動するときは、できるだけ人が少なく空いている時間がおすすめです。なぜなら、ソーシャルディスタンスを保つことで安全性が高まるため。例えば、出発は朝の早い時間かお昼頃にして、混雑を避けましょう。また、車内でのおしゃべりもいつもより控えめにすれば、周りの人に不安を与えず気持ちよく旅行できますよ。
4. 旅行中の食事で気を付けること
食事は旅行の大きな楽しみですよね。コロナ期間中でも気持ちよく食事をするには、いくつかのコツがあります。詳しく見てみましょう。
4-1. ご飯や飲み物はシェアしない
旅行先での楽しい食事。せっかくなら、色々な種類を味わいたくなってしまうかもしれませんね。しかし、リスクを減らすために友達とプレートをシェアしたり、飲み物を交換したりするのは避けた方がよさそうです。安全を考慮してお互いの料理は視覚で楽しんで、自分のご飯を味わって食べましょう。
4-2. テラスだとより安心
レストランに屋外のテラス席があれば、ぜひ積極的に活用しましょう。換気の心配がなくなるため、安心して食事を楽しめます。外の空気に触れながら取る食事はきっと気持ちいいですよ。
5. 旅行先の宿で気を付けること
宿は複数の人で設備を共有するため、特に注意が必要です。気を付けることは以下の2つです。
5-1. 多くの人が使う場所に行ったあとは手洗い・消毒する
宿の中でもたくさんの人が使う場所に行ったあとは、よく手洗いと消毒をしましょう。例えばエレベーターや食堂、大浴場など。念のために部屋のドアノブに触れた後も手を洗うと、より安心ですね。宿泊者が少ないように見えても、ウイルスは数日間残っているかもしれません。念には念を入れておきましょう。
5-2. 部屋の中も換気する
夜になって部屋で友達とおしゃべりをしているときも、ときどき換気することが大切です。外気が入ってくることで、室内が密閉状態になるのを防げます。窓をあけて外の空気を吸ったり、夜空を眺めたりして、宿泊を楽しみながら予防ができたらいいですね。
6. 観光先で気を付けること
観光先でも人との接触に気を付けなければいけません。また、人数制限をしている場所がある可能性もあります。時間に余裕をもってまわるようにしましょう。
6-1. 人が少ない場所、時間帯を選ぶ
観光地では有名な場所に行きたくなってしまいますが、なるべく人が少ないところを選ぶのが大切です。混雑していそうな場所に行くのは、時間を置いてからにしましょう。また、混雑を避けるために観光スポットが人数制限をしているかもしれません。事前に予約をするか、時間に余裕をもってまわることが必要になりそうですね。
6-2. お土産屋さんで商品には触らない
旅行をした記念に、観光地でお土産を買いたくなることもありますよね。そこで、何を買おうか迷っても、なるべく商品には触れないようにしましょう。物を経由して感染するリスクを抑えるためです。お土産に買いたいものは目で見て決めることで、ウイルスが広がるリスクを軽減できます。
まとめ:旅行先で気を付けることを理解して、楽しく安全に旅をしよう!
コロナ期間中に気を付けたいことをシーン別にご紹介しました。今後は、いかに空いている場所で人と接触せずに過ごすかが安全に旅をするカギです。場所によって必要な注意点を事前に知っておけば、感染のリスクを減らして旅ができますね。
また、この記事で紹介したことを実施すれば、自分達だけでなく現地の人々の安全を守ることにもつながります。お互いが気持ちよく過ごせるよう、楽しく安全な旅行をしてくださいね。