大阪、愛知、北海道で音楽フェスを。全国展開に秘める学生団体UMFの想いとは。

【学生団体 UMF とは】

オールジャンル音楽フェスの企画・運営を行なっており、各回1,000人から、大規模のものとなると4,000人の動員を記録しています。大阪をはじめ、愛知・北海道でも拠点を構えています。(2016年2月現在)

2012年に団体が発足。『学生と音楽の可能性を追求する。』という理念を掲げ、学生でもこんなことだってできるんだ!これが学生のパワーだ!ということも、音楽の力ってすごいよね!こんな楽しみ方もあるよ!ということもフェスを通して表現してきました。今回はそんなUMFの活動と”想い”をご紹介します。

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なぜ、音楽フェスをしようと思ったのか??

音楽が大好きなひとりの大学生がレゲエアーティストのMINMIさんが主催する「Freedom」という野外フェスに参加したときに体験した、様々な人や音楽や自然が調和し、ひとつになっている空間に大きな感銘を受け、自分もこんな空間をつくりたいと団体立ち上げを決意しました。

しかし、様々なジャンルを取り入れ、客層も幅広くすると、出演するアーティストやスポンサー企業、そしてお客さまからフェスの魅力を理解してもらうのにかなりの時間がかかります。立ち上げの時は周りから理解されず、協力を得られずにとても苦労をしたのを今でも鮮明に覚えています。笑

とてもしんどかったし、逃げ出したくなったりもしましたが、それでもやりたかった。形にしたいと思えた。その理由はシンプルに「音楽がすきだし、ものすごい力を持っていると信じているから」ということでした。私たちと同様に「音楽をすき」というひとはたくさんいる。けれど、「音楽がきらい」というひとにはまだ出会ったことがありません。そして、私たちのまわりは音楽に溢れている。こんな素敵なものを扱っていてできないはずがないと音楽を聴きながらみんなで励まし合っていました。

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全国展開にこめた”想い”とは

たくさんの人と出会う中で、以前からわざわざ地方から都会に出てきて活動する学生が多いことに疑問を持っていました。その子たちに聞くと、地元で頑張ろうと思ってもヒトもモノもカネも情報も不足していて、都会に出てこないと好きなことができないらしい。その時、「地元でもUMFを開きたい」と申し出た学生たちがいました。地元で、地元のために、自分たちができる最大限のことをしたいという強い想いに感動し、UMFの全てのリソースを使えるようにして、フェスの成功のために全面的にサポートも入り、2016年にはじめて関西以外の場所、UMF愛知の開催に至りました。

これからも愛知・北海道ではその土地ならではで地元に愛されるフェスをつくっていきます。そして、UMFでは今後も頑張る学生たちが地元で頑張れるコミュニティづくりを応援し続けていきます。地元で音楽フェスを開催したいという方がいらっしゃいましたらぜひ気軽にご連絡をください。

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最後に、代表の言葉

元々知り合いじゃない人同士でも、全然知らない音楽でも、ひとつになって楽しめるというのが音楽の最大の魅力だと考えています。それは性別や年齢、言語や国籍、肌の色も問わず、すべてを受け入れます。UMFがオールジャンルにこだわるのも様々な文化や価値観などの多様性がジャンルごとに現れていて、お互いの違いを知ることにより、新たな世界に出会えることができるからです。お客さん、出演者、スタッフ、そして音楽がひとつになる空間をつくり、心から音楽を楽しんでもらえ、その日から音楽の楽しみ方も広がるようなそんな1日を創る事で音(恩)返しができるかなと考えています。

また、そこで自分の目と肌で人を知り、想いにふれ、魅力を体験すると、また戻ってきたいと思ってくれる。「また来年も、この場所で。」そんな言葉が会場で聞こえることを願っています。

You Tube

【団体概要】
団体名:学生団体UMF
設立:2012年10月1日
団体理念:学生と音楽の可能性を追求する
活動内容:
・週1回のミーティング
・音楽フェスの企画、運営
お問い合わせ:umf.kansai@gmail.com
HP
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2017.01.25