医学生ではない私たちがカンボジアに医療支援?!

創設13年目を迎えるカンボジアへの医療支援インカレサークルGRAPHISとは

今までに私たちは小学校建設、診療所建設、救急車の寄贈、衛生指導などを行ってきました。

カンボジア支援の一歩目として最初に手をつけたのがGRAPHIS小学校の建設。2016年には創立10周年を迎えこれまでに多くの子供が教育を受けてきました。次に行われたのがGRAPHIS診療所の建設。またGRAPHIS診療所にすばやく行くための道(GRAPHISロード)を作り救急車を寄贈して救急医療の体制を整えました。次に行ったのは衛生指導。無医村の地域に住む人たちが病院にいかなくても良い環境に近づけるため、歯磨きや手洗い講習、靴を履くことの教育を行いました。

「私たちの常識が通用しない。」

私たちの国日本では義務教育課程の中学校までは学校に通うことが規則なので学校に行かない人は奇異の目で見られてしまうでしょう。しかし、カンボジアでは小学校にすら通うことができない子たちがいます。理由を聞けば家の仕事を手伝わなくてはならないので学校には通えないとのことです。

綺麗な水を飲み、ご飯は一日三食。そんな生活が当たり前ではない国もある。私たちの当たり前は当たり前ではないんだとカンボジアに行って初めて気づくことができました。

「医療の知識が無くたって現地に行って感じたことをそのまま支援につなげる。」

私たちは「医学生じゃないのに医療支援なんてできるの?」「自分に知識が無いのに下手なこと教えない方がいいんじゃない?」と言われたことがあります。確かにその通りかもしれないと思ったこともありますが、実際に現地を見てみるとそんなことはないんだと気が付きました。知らない知識があれば勉強をし、現地に何が必要なのかみんなんで話し合って答えを探す。

カンボジアの現状を目で見て水環境に乏しいと思ったなら綺麗な水を使えるように、ろ過水が出る水道をプレゼントするし、それを使って今度は歯磨き・手洗いを教える。

現地の現状にコミットした支援をおこなう。それがGRAPHISの支援の形です。

現地に行かないとわからないこと。

カンボジアという国のイメージを聞くと誰もが「日本と比べて貧しく、恵まれていない」というイメージを浮かべます。確かに日本で生活している人からするとそのようなイメージを浮かべると思うでしょうし、現地に行ってもそう感じるかもしれません。しかし、貧しいというだけで日本より恵まれていないと決めつける私たちは何かを勘違いしているのではないでしょうか。

私たちはカンボジアの小学校を訪れた時通訳さんを通して小学校の先生に子供たちの夢を聞きました。そうしたら、医者や学校の先生と答える子たちが多いのです。理由を聞くと家族の病気を治したい、学校に来ることができない子に勉強を教えてあげたいなどという理由なのです。自分の置かれている状況、身近な経験から夢を持つことができる。勝手なイメージで恵まれていないと決めつけていた私たちは、そんな夢を持った子供たちが一日一日を笑顔で一生懸命に生きている姿に心を打たれました。そんな子供たちを見て私たちは「彼らが気づくことができないところを彼ら自身に気づかせてあげる支援をしたい。」と思いました。

カンボジアに足を運び、一人一人が考えを持つ。その考えを行動に移して支援につなげる。そのような学生が集まった団体が私たちGRAPHISです。

【団体概要】

団体名 :学生医療支援NGO-GRAPHIS

設立   :2004年

団体理念:カンボジアへの医療支援・ボランティアカルチャーの伝播

活動内容:毎週月曜日のミーティング・年2回のカンボジアStudy Tour

団体HP:http://graphis-ngo.jp/




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