起業は誰にでも出来る?学生起業を成功させている人の共通点とは。

起業は誰にでもできる

こんな事を言うと誤解を招くかもしれませんが、起業をし、会社の代表になるということは誰にでもチャンスがあり可能性があるものです。「起業をしたい」「起業を考えているけれど何が必要かがわからない」と思っている人も多いと思います。では、そんな人たちは、実際に何が足りなくて前に進めていないのかを成功者の体験と比べてみてください。時間がない。お金があれば起業するのに。人脈さえあれば。ビジネスパートナーがいない。周りに一緒にやる優秀な人がいない。こんなことを考えていませんか?時間は皆平等です。お金も大学生は常に金欠です。人脈なんて一般的な大学生には無縁です。しかし筆者は、大学二年生の時に起業を経験しました。今回は、約2年間ほど経営をしてきて最も起業に必要な要素を3つを紹介します。

目標を設定する

目標を設定するなんて当たり前な・・と思った方、なぜ起業したいのか?誰のための起業なのか?1年後、5年後、10年後のビジョンを明確に決めれていますか?「なんとなく」と答える学生さんも多いと思います。筆者自身も大学に入学した時は目標なんて考えたこともありませんでした。筆者は、小中高と部活に夢中になっていた人間で、勉強なんてしたことがなく、大学も学校の推薦で進学をして、”とりあえず”大学に通っていました。高校生の時ハンドボール部に所属して全国大会やナショナルチームでの経験など日本一や世界一など目標を持っていた自分は、「将来の目標は?」という質問に対してその時、初めて将来について真剣に考えました。そこから「社長になりたい!」と漠然に思っていたところから、本格的に社長になるためのステップが始まりました。
目標に対するビジョンを明確にすることで自分に足りないもの、やらなければいけないことを総合的に理解することができます。まだ、将来設計が曖昧な方は1度紙に書いてみてください。意外と難しく、紙に書くことで常に目標を見失わずにいれます。

本質を見極める

自分自身が体現したいビジネスの本質を見極めることは、企業の成功のいちばんの近道です。まず自分たちの立ち位置、ライバルとの違いを十分に調べ上げることで必勝法を見つけることができます。ビジネスを成功させるためには、「自分たちがやり遂げたい目標を決めること」と同じくらい必勝法を見つけるということは重要です。ビジネスは、対人なので勝たなければ意味がありません。もっと言えば、ライバルがいなければ市場を独占することができます。

  • やりたいことを明確に決める
  • 市場を調査する

上記のフローは外せません。また、市場調査の時点で勝ち目がなければビジョン変更をしなければいけません。実際、ビジョンと勝てるフィールドを見つけ出すことが難しいところなのです。ビジョンを変更して隙間を埋めるような事業を立ち上げる人がいますが、結局は小手先で、継続は厳しいです。PDCAサイクルを作る。ビジネススクールに通う。ビジネスパートナーを見つける。金を調達する。どれも大切なことですが、しっかりと自分たちのビジョンと自分たちの居場所を確保することが起業を目指している人のファーストステップになります。

仕事にコミットをする

Startup Stock Photo

皆さんいつも時間をどのように使っていますか?筆者の知っている成功者は、初めはサラリーマンで、隙間時間を見つけては自分の仕事を進めていたそうです。実際に私が実践していた方法は、1日24時間の計画を明確に決めます。私は学生でしたので、1日8時間ほど学校で授業を受けておりました。毎日3回ご飯を食べますので3時間ほど使います。次に就寝ですが7~8時間ほど必要です。これをすべて足すと8+3+8=19時間が私達学生が必要とする時間です。1日が 24時間ですから24-19=5時間ほど自分たちの好きなことができる時間を確保することができます。この5時間で学生の皆さんは、アルバイトであったり友達と遊んだりしていると思います。時間はみんな同じだけしかありませんからこの5時間をどう使うかが重要です。本気で成功させたい。中途半端な人にはできません。すべて優先順位を立ててみると良いかもしれません。
起業ってかっこいいからやりたいけど、、、友達と遊びたい。彼女と遊びたい。と思っている人は、まだ起業をするには早いのかもしれませんね。

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いかがでしたでしょうか。タイミングも重要な起業。自分にもできそうと思った人も多いかと思います。大学生だからこそチャレンジできることや、大学生だからこそ見えてくるビジネスもたくさんあります。正直、起業は自信ないけど、、、何か始めたいと思っている学生も多いと思います。起業以外にも自分自身の身の丈にあった働き方もあると思います。まずは、自己分析を兼ねて目標などを再度決めてみてはいかがでしょうか?