プレゼンは憂鬱?大学でプレゼンを課される理由とプレゼンの乗り越え方

プレゼンに自信がない……

プレゼンをする機会は大学時代に1度はあると思います。皆さんはプレゼンに対してどう思っていますか?「みんなの前で話すの苦手だし、なぜやらなきゃいけないのかわからない」「準備がめんどくさいし、スライド作るの苦手」という前向きではない意見も多いのではないでしょうか。

まず、なぜ大学でプレゼンをやらくてはいけないのか考えてみましょう。大学でのプレゼンとは、「与えられた課題に対して、自分の意見を発表する場」と表現できますよね。それは結果として、コミュニケーション能力に関わってくるのです。もちろんながら、コミュニケーション能力は就活時や社会に出た後も必要とされますよね。加えて、最近では就活でプレゼン面接がある企業も。私たちが大学でプレゼン能力を磨いて置くことは、キャリア形成にも深く繋がってくるのです。なので、自信を持ってプレゼンをできるようになりましょう!

プレゼンの評価は内容半分、伝え方半分?

iPS細胞の研究が認められノーベル賞を受賞した山中教授は、プレゼンについてこう語っています。

アメリカに留学して、いろいろな人から言われた言葉の中で、特に印象に残っているものが、「研究者にとって、実験をしていい結果を出すというのは半分である」ということです。残り半分は何かというと、「その結果を、どうやって人に伝えるか」が重要なのだと。

研究者の価値を伝え方が半分以上を占めているというのは驚きですよね。これはどんなに中身が良くても、伝え方が良くなければ結果的に十分ではないということです。このことについては私たち学生においても、同じことが言えるのではないでしょうか。

例えばあなたの英語のクラスでプレゼンを求められたとします。それに対してあなたは、良いプレゼンを作ろうと膨大な時間・労力を消費するのではないでしょうか。そして結果的に素晴らしい内容のプレゼンを準備できたとします。そこであなたは、「教授であれば伝え方よりも内容を重視してくれるだろう」と思うかもしれません。しかしそうでしょうか。教授はおそらく、何度も同じようなプレゼンを聞いてます。その中で高い評価を得るには、伝え方も磨かなければいけないのです。

緊張しないのも一つの技

皆さんはプレゼンテーターが緊張していて、その人の動きや話し方に目が行ってしまう。結果として「あの人緊張してたな」という感想だけが残ったことはありませんか?私たちは普段、10人以上の前で話をする機会はあまりないですよね。しかしプレゼンでは多くの場合、10人を超える大勢の前で話すことが求められます。その環境に慣れていないことから、多くの人がプレゼンをする際緊張から本来のパフォーマンスができないのではないでしょうか。それではせっかく下調べをして準備に時間をかけてももったいないですよね。

メンタルコミュニケーショントレーナーの金光サリィさんは、話し方ではなく聞き方を変えることで緊張を克服できると言います。

「あがり症の人は他人の話を聞くとき、〈今、詰まった。硬くなっているな〉と緊張しているかどうかを気にしたり、〈あの人よりこの人のほうが上手いな〉などと評価しがちです。(中略)
それらを全部やめて、聴衆のなかで一番いい、肯定的な聞き役を演じてみましょう。笑顔で〈なるほど〉とうなずきながら聞く。これを繰り返すことで、人は肯定的に話を聞いてくれるものだと思えるようになり、今までよりも、ずっとラクに話せるようになります」

緊張を克服しようと試みるとき、プレゼン中やその準備段階に注目しがちです。しかしそうではなく、聞き方を変えることで緊張を克服できるという考えかは新鮮だと感じる方も少なくないでしょう。皆さんは、他の人のプレゼンをどのように聞いていますか?内容に注意を傾けつつ、その人への評価付けを無意識的にしてるのではないでしょうか。それは結果として、「周りも自分をこんな風に評価しているんだな」というプレッシャーを自分に与えることに繋がってしまうのです。なので肯定役に回り、自分が話している時も肯定してくれる存在がいるかもしれない、と思うことが鍵なのです。

より魅力的なスライドを作るには

山中教授は以下のように言っています。

プレゼンの成功・失敗は、このスライド作りで、ほぼ勝負が決まるといっても過言ではないほどです。

山中教授は続けて、スライドは絵が主役であり文字が主役ではないと語ります。みなさんは、スライドにぎっしり文字が書いてあるスライドを読みたいと思いますか?思いませんよね。できるだけ視覚で訴えましょう。データを文字として並べるよりも図や表にしてみる、何か理論を伝える時は、図式にしてみる、という工夫はできますよね。例えばマズローの欲求5段階説を説明する時は、以下のような図を作ることができます。

スライドは図式や絵を多く用いることで、聴衆を飽きづらくさせる効果もあります。これはみなさんも実感したことがあるのではないでしょうか。図式や絵を効果的に使用し、より良いスライドを目指しましょう。

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いかがだったでしょうか。せっかく時間をかけて作ったプレゼンなら、聴衆にしっかり聞いてもらいたいと思うはず。やっつけでプレゼンを作り、やっつけで終わらせるプレゼンはもう終わりにしませんか?

<参考文献>

山中伸弥教授の「人生を変えるプレゼン術」〜とにかくココを意識せよ
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50021

人前で堂々と喋ろう! 「あがり症克服」徹底ガイド
http://president.jp/articles/-/21794




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