【大学生や旅好きな方必見!】LCCを使いこなして賢くおトクに旅行しよう

社会人も口々に言う、大学生のうちにやっておきたいこと

大学生のみなさんは、まだまだこれから時間があると思っていませんか?大学生活は思い返せばあっという間だったという話をよく聞きます。
学生時代にしかできないこと、やっておきたいことのひとつに、多くの方が挙げるのが「旅行」です。高校時代にはある程度の資金を保持しておらず、親も許してくれないという学生もいることでしょう。
しかし大学生や専門学校生になれば自分の時間にかなり自由度が増します。またアルバイトなどを始めることで、得られる収入も一気に増えます。まさに旅行するには一番良い年代なのです。

国内旅行・海外旅行共に行き先によって予算は大きく変わります。同じ行き先であったとしてもツアーに参加するか自分で手配するか、どこの航空会社やホテルを利用するかによってもかなり異なってきます。

今回は出来るだけコストを下げたい大学生に向けて、旅行プランを練る際に大きく節約出来るであろう「航空券代」について触れていきます。今回は現在話題となっているLCC(ローコストキャリア)を利用する場合について考えてみましょう。

ツアーor個人手配旅行のどちらを選ぶ?

航空機を利用した旅行をする場合、最初に考えるべきことは “旅行代理店や航空会社主催のパックツアー” に申し込むか、航空券やホテルの手配、現地でのプランまでの全てを自分で計画する “個人手配旅行” にするかということです。

ツアーに参加する場合は、主に旅行代理店などに出向き、支払いを済ませるだけでほとんどの手続きが終わります。
それに対して個人手配旅行の場合は、全ての旅行行程を調べ上げ、確実に行動出来るよう考えながら進めていく必要があります。
みなさんはどちらがお好みでしょうか?

おトクに旅をしたいと思っている人なら、断然 個人旅行がオススメ!

ツアー参加と個人手配旅行を単純に比べると、ツアー参加のほうが一見 ”ラク” に感じるかもしれません。
しかし料金の面で見れば実際は個人手配旅行の方が、時期によってはかなり大幅に費用(特に航空券代)を抑えることが出来るのです。

そもそもLCC(ローコストキャリア)とは?

最近ではニュースなどでも盛んに耳にするLCCとは、格安航空会社のことを表しています。
LCCでは一般的な大手航空で行われている機内サービスを簡素化すること、比較的小型のジェット機を使用することなどで、航空機運賃を大幅に抑えています。この特徴が大手航空と比べても一番大きな特徴といえます。

行き先別に就航しているLCCをチェックしてみよう!

現在、国内便を運航しているLCC会社は主に下記の4つが挙げられます。(※2017年11月現在)

・バニラエア

・ピーチ・アビエーション

・ジェットスター・ジャパン

・春秋航空日本(スプリング ジャパン)

LCCが運航している航空路線の特徴を知って上手く利用しよう!

LCCが運航している路線は、国際線への乗り継ぎに便利であるということも特徴のひとつです。
例えばほとんどのLCC路線は、東京であれば成田空港、大阪であれば関西空港を離発着地にしています。

成田空港、関西空港はともに日本から海外への主な離発着地です。LCCと海外の格安航空券を上手く組み合わせることで、かなり費用を抑えた海外旅行も可能になります。

  • バニラエア ANAグループのLCC

・国内路線:札幌・東京・大阪・奄美大島・沖縄

・海外路線:香港・ベトナム・フィリピン

・常時販売されているのは、20㎏までの受託手荷物料金が含まれた「コミコミバニラ」と、運賃のみ(受託手荷物がある場合は追加費用が必要になる)の「シンプルバニラ」。

・不定期ですが、期間限定で格安料金の「わくわくバニラ」も発売されています。

  • ピーチ・アビエーション 関西空港を拠点にしているLCC

・国内路線:札幌・仙台・新潟・東京・松山・福岡・長崎・宮崎・鹿児島・沖縄・石垣

・海外路線:ソウル・釜山・台北・高尾・香港・上海・バンコク

・受託手荷物料金がある場合、別途追加費用が必要な「シンプルピーチ」、20㎏までの受託手荷物が1個無料の「バリューピーチ」、2個まで無料の「プライムピーチ」の3タイプの運賃展開。

・女性ウケしそうな機体デザインが特徴 

  • ジェットスター・ジャパン カンタス航空・日本航空系列LCC

・国内路線:札幌・東京・大阪・名古屋・福岡・沖縄・高松・松山・大分・鹿児島・熊本・宮崎

・海外路線:オーストラリア主要都市・カンボジア・中国主要都市・フィジー・香港・インドネシア・マカオ・マレーシア・ミャンマー・ニュージーランド主要都市・フィリピン・シンガポール・台湾・タイ・ホノルル・ベトナム主要都市・クック諸島

・運賃のみ(受託手荷物がある場合は追加費用が必要)の「エコノミークラスStarter」、
 別途料金を支払うことで必要なオプションが選べる「エコノミークラスStarter Plus」、「エコノミークラスStarter Max」、
 「エコノミークラス Starter FlexiBiz」、
 ビジネスクラスの「Business」、より充実した「Business Max」の運賃展開。

・「club jetstar」会員(入会費3900円必要)になると、オトクな運賃が適用になることも! 

  • 春秋航空日本(スプリング ジャパン) 中国の航空会社「春秋航空」系列のLCC

・国内路線:札幌・東京・広島・佐賀・大阪

・海外路線:武漢・重慶・天津・ハルビン

・期間:インターネット予約限定で5㎏までの機内持ち込み手荷物のみが含まれた運賃「ラッキースプリング」、
 手荷物と受託手荷物の重さによって料金が異なる「スプリング」、「スプリングプラス」の運賃展開。

・手荷物料金の重さが5㎏までに制限されているので、予約する際には注意が必要です。

LCCを利用する場合に気をつけたいことは?

全てのLCC航空会社に共通していることは、

  • 受託手荷物があるかないかによって料金が大きく変わってくる。
  • 機内サービスのほとんどが有料オプション(機内食・座席指定など)であること。
  • キャンペーンを上手く利用するとかなり安価で航空券が買える反面、キャンセルや払い戻しが不可である会社がほとんど。
  • シートピッチが大手航空会社より狭いため、少し窮屈。
  • 遅延や欠航になった場合の補償がない場合が多い。

上記のようなデメリットもきちんと理解してから予約するようにしましょう。

LCCを上手く利用して思い出深い旅をしよう!

なんといってもLCCの魅力は「航空券代」を大幅に節約できることにあります。
事前に日程が決まっていて変更予定の心配があまりない旅行の場合には、前もって航空会社のHPをこまめにチェックすること、メルマガに登録することなどで、不定期に始まることが多いキャンペーンセールの告知を見逃さないようにしましょう!

大手航空会社のような提携航空会社では、共通マイルというものが存在します。LCCには基本的に存在しませんが、搭乗回数によって自社便の割引運賃サービスなどを行っているLCC会社もありますよ。
国内のみならず海外路線も就航しているLCCを上手く利用して、賢くオトクな旅を楽しんでくださいね!