麻雀デビューで気を付けて!特に気を付けておきたいマナー集

麻雀 マナー

対局前に知っておきたい、麻雀のマナー

近年では社会人だけにとどまらず、若者にも人気がある麻雀。大学生活に慣れ、何か新しいことにチャレンジしようと麻雀を始める大学生も多いでしょう。比較的誰にでも始めやすい麻雀ですが、実はルールブックには書いていない「対局中のマナー」があります。このマナーの多くは経験で知るものでもありますが、対局を始めるにあたってルール以前に、「マナーがなっていないド素人プレイヤー」にはなりたくありません。そこでこれから麻雀を始める人たちのために、麻雀を自身も大学生から始めた筆者が、参考になるマナーを幾つか紹介したいと思います。

口笛を吹くとツキが逃げる!口笛はNG!

麻雀 マナー

対局中に自分が波に乗ってくると楽しくなり、吹いてしまいがちな口笛ですが、雀荘での口笛はNGです。

口笛を吹いたからといっていきなり追い出されるわけではないですが、周りから「ツキが逃げる」といわれてかなり嫌がられます。例え一緒に卓を囲っている人達が嫌がらなくても、雀荘では周りにいる他のお客さんも多く、皆真剣に勝負をしている状況です。遠くからでも口笛を聞いて気分を害してしまう人がいたらトラブルにもなりかねないので気を付けましょう。

「ツキが逃げる」といわれている理由は、誰かがツいている状況だと周りの人たちは高確率でツいていない状況なので、口笛を聞くことで余計にイライラし、その悪循環が起こることからではないか?と言われています。

強打!引きヅモ!気を付けて!

麻雀 マナー

「引きヅモ」とは、上がった際に自分側の雀卓の外枠に牌をぶつけるように引いて置くことです。漫画やアニメの麻雀のシーンでもよく見かけますが、実はNGです。

「強打」は、牌を捨てるときや、上がった際に大きい音がなるほど牌を勢い良く置くことです。

この上記2つは負けが続きイライラしているときに多くの人がやりがちですが、お互い雰囲気が悪くなったりと、更に悪い方向へしか進まないので気を付けましょう!

煽るような言葉はやめよう!

麻雀 マナー

たとえ知人同士で卓を囲んでいたとしても、真剣に勝負をしている状況では他人を煽ったりするような発言はトラブルの原因となります。意図的に煽る発言はもちろん避け、対局中は出来る限り喋らないようにしましょう。

また、「点数が高い手だからかかってこいよ」と嘘をついて煽ったりするなど、一緒に対局している人達に影響を与えるような嘘をつく行為は、三味線」と呼ばれる重大なマナー違反なので絶対にやめましょう。「三味線」とは、麻雀でチョンボと言われ、罰金の点数が発生するルールの1つです。

対局中の無駄な動作はやめよう!

麻雀 マナー

「対局中の無駄な動作」は、場合によっては上記に紹介した「三味線」の対象にもなります。例えば、他の人が捨てた自分には関係のない牌に対して、上がってもいないのに牌を倒すふりをすることは、局を進める遅延行為であり立派な三味線です。また、リーチをしているのにわざわざ関係のない牌で悩んだりなど、明らかに無駄な動作はやめましょう。

麻雀で無駄な動作や遅延行為が嫌がられる理由の1つは、長い対戦時間でもあります。雀荘で麻雀をする時は、基本的に半荘というルールでプレイし、点数の集計を6回行います。半荘一局の平均的にかかる時間は約1時間から2時間です。これを6〜7時間くらいで行うとなると、誰もゲームには必要のない他人の行動で時間を無駄にはしたくないのです。

対局を円滑に進めるためには?

麻雀 マナー

対局を始める際に、麻雀にはいくつかの集計方法や細かいルールがあることをお互いに認識しておくことが大切です。また対局中は基本的に利き手で対局し、両手を使うのは理牌の時のみです。両手を出していると不正行為を疑われたりする可能性があるため、基本的に麻雀は片手を使用することとなっています。慣れないうちは少し難しいかもしれませんが、自分の番では早めに判断と動作ができるように意識しましょう!

まとめ

麻雀 マナー

麻雀は運と実力が重なりとても奥が深く、それで且つ相手がいて成り立つ競技です。雰囲気が悪くなり自分がイライラして悪態をついていたら引けるものも引けず、さらにイライラする悪循環になってしまいます。対局する際にはお互いに思いやりを持った上での真剣勝負を行い、どちらも気持ちよく打てる環境を作ることを意識し、マナーを守って麻雀を楽しみましょう!

麻雀 マナー