【女子大生あるある】「おバカキャラ」を女子大生が真面目に考えて見た。

皆さんは人間関係において「おバカキャラの人は得をしているな」と思うことはありませんか?
今回は筆者(女子大生)が「なぜおバカキャラは円滑に人間関係に溶け込めるのか?」を検証していきたいと思います。

4月から新しい生活を送る学生やアルバイト、サークルなどで新しい環境に飛び込む学生は少なくないでしょう。
そんな時に付きまとうのは新しい人間関係に関する不安ですよね。「相手にどう思われるか不安」「相手に嫌われたらどうしよう」などなど自分がどんな人に見られるかを気にしてしまう大学生も多いと思います。

しかし一方でそんな悩みを露知らず、ウケを狙うわけでもなく相手の笑いを誘いうまい具合に人間関係を良好に保つ人もいます。そんないわゆる「おバカキャラ」な彼女たちの生態を解き明かし、自分たちにも取り入れられたら、きっと潤滑な人間関係を構築できるのではないでしょうか!

それでは「おバカキャラ」のメリット・デメリットと周囲の反応をケーススタディしていきましょう。

 

「おバカキャラ」タレントから学ぶ雰囲気の和ませ方

近頃のバラエティー番組にとって「おバカキャラ」の存在は必須ですよね。世の中には数多くの「おバカキャラ」として認知されている芸能人やタレントさんが存在しています。その中でも今回は、人気上昇中のモデルであり「おバカキャラタレント」としてのポジションが定着している藤田ニコルさんを例に見ていきましょう。

 

的外れな発言は時として場を和ます

バラエティー番組で的外れな言動をすることで、大物芸能人も思わず笑ってしまう場面を度々見かけます。特にニュースバラエティー等に出演している際、討論中のピリピリした雰囲気の中で藤田ニコルさんの言動により雰囲気が和み、見ているこちら側が何とも言えない安心感を感じることがあります。

大学生活の中でも、「おバカキャラ」の発する悪意の感じない純粋そうな言葉により少しピリついた空気が和み、笑いが生まれるシーンをしばしば見かける読者の学生の皆さんも少なくないと思います。その場の雰囲気を変えてくれる存在はバラエティー番組の中でも大学生活の中でも求められますよね。

リアクション芸は大学生活でも必須!

元祖おバカキャラの呼び名も高い鈴木奈々さんに注目してみると、番組の中でちょっとしたことでもよく笑いますよね。全ての場面で彼女はとにかく明るくオーバー気味なリアクションをとっています。番組を見ている側もオーバーなリアクションの方が分かりやすいですし、いつも元気そうな様子を見るとこちら側も元気をもらえます。

大学生同士であってもそれは変わりません。例えば、先輩の大して面白くもない話を聞いている時や友人との他愛もない会話をしている時にオーバー気味な反応をしてくれたら、先輩の話がたとえ滑っていて面白くなかったとしても先輩を立てることもできますし、周りの人もその人に被せてリアクションをとればいいので無駄な体力と精神を使わなくて済むでしょう。また、笑いは伝染しやすいのでその場の雰囲気も明るくなります。

加えて、「おバカキャラ」の人は持ち前の明るさに任せてなのか、他の人が怖くて言えないことを言う場面も見られます。そんな突拍子のない言動も周りからの支持を集めている要因なのかもしれません。しかし鈴木奈々さんに対して「やり過ぎであまり好きじゃない」という意見もあります。作り込んだ明るさは嫌われてしまう可能性もあるので要注意ですね。

おバカタレントの共通点

ここまで藤田ニコルさんと鈴木奈々さんについてみてきましたが、「おバカタレント」といえばペコ&りゅうちぇる、出川哲朗さんやローラさんなど、他にも人気のある方はたくさんいます。

この「おバカタレント」の皆さんに共通しているのはやはり笑顔ではないでしょうか。本人はもちろん、周りの方も笑顔になっているイメージがあります。加えて、「正直」なイメージを強く持っている方も多いのではないでしょうか。時として正直すぎる発言が笑いを誘うのでしょう。

また、私たちが参考にすべき点は、いつでも明るい表情を保ち、裏表のない正直な態度で周りと接することなのかもしれません。裏を返せば、暗い表情をして腹黒発言ばかりでは周りに人を寄せ付けるとは思えませんよね。

「おバカキャラ」になったらどんなメリットがあるのか?

では実際に自分たちの学生生活に落とし込んで考えて見た時にどんなメリットがあるのでしょうか?

周りに“可愛がられる”

大学生に特化して言うと、「おバカキャラ」の周りの人たちはその人に対して比較的優しいのではないでしょうか。大学では定期試験が近くなるとレジュメの取引が盛んに行われます。筆者はレジュメを他人にねだられるのがあまり好きではありませんが、「おバカキャラ」の人にはあまり抵抗もなく譲ってしまいます。

加えて、ちょっと「おバカ」な人はついつい面倒を見てあげたくなってしまうものです。色々な情報や物資的な支援を享受することが出来ます。

とにかく、良いか悪いかは別にして周りから“可愛がられる”のでないでしょうか。

先輩も優しい

「おバカキャラ」は先輩に気に入られやすい傾向にあるように思います。自分の話を楽しそうに聞いてくれたり、食べ物を美味しそうに食べたりしていたらかわいい後輩ですよね。

筆者の先輩が「かわいい後輩になる3か条」なるものを伝授してくれました。
それは「食べ物を美味しそうに食べること」「話を聞くときはオーバーリアクションにすること」「いつでも楽しそうにすること」というものです。
これをよく見てみると前述した「おバカキャラ」の特徴と一致してます。この3か条は私の先輩の独断と偏見ではありますが、あながち間違ってはいないのでしょう。

参考にできることは

要約すると「いつでも明るく笑顔を振りまいて、オーバーリアクションで天然発言をしていればいい」となる訳ですが、なかなか普通の人ではできないですよね。

では、参考にできるのは「おバカキャラ」の代名詞と言っても過言ではない、大きなリアクションではないでしょうか。その点は私たちも少し努力すれば見習うことが出来るでしょう。
相手の話を聞くときに「へー」という相槌を1オクターブ上げてみたり、目を見開いてみたりすると、普段よりもちょっとテンションが高く見えます。そうすれば周りが明るくなり、面白いやつだと思ってもらえるかもしれません。

またバカなフリをして踏み込んだことを相手に言うのも新しい環境で使える技かもしれません。

でも注意点はある…

しかし、いつでもハイテンションで、オーバーリアクションでいればいいという訳ではありません。何事にもTPOがあります。朝早い時間や周りが疲れているときにハイテンションの人がいれば少し腹が立ちます。おバカキャラに倣うとは言え、空気を読む必要はあります。そのギリギリのところを保っている本物の「おバカキャラ」は、よっぽど頭の回転が速く才能がある人なのかもしれないですね。

まとめ

いかがでしたか?私は人間関係において「おバカキャラ」は最強だと思います。じゃあ明日からおバカキャラでいこう!というのはかなりハードルが高い話ですが、いつでも笑顔で振る舞うことや、ちょっとリアクションを大きくすることだけでも、周りに人が寄ってくるかもしれないですね!