大学生で運転免許は取るべき?取るなら通い(通学)と合宿のどっちがいい?

大学生になると、自動車運転免許をいつ取るべきか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。また、いざ運転免許を取りたい!と思っても、「通い(通学)」で取るか、「合宿」で取るか、迷っている人もいると思います。

今回は、運転免許を取るか迷っている大学生向けに、大学生で運転免許を取るメリット・デメリット、そして「通い」で取る場合と「合宿」で取る場合の特徴についてご紹介します。

大学生で免許を取るメリット

まず初めに、大学生で運転免許を取るメリットをご紹介します。

社会人より圧倒的に時間がある

大学生は、社会人より圧倒的に時間にゆとりがあります!!社会人になると、まとまった休みを取ることが難しいので、自動車学校に通う時間や合宿に行く時間がかなり限られてきてしまうのが事実です。

もちろん大学生にも、普段授業がありますが、授業の空きコマの時間があったり、バイトの予定を調節したりもできるので、自動車学校に通う時間を比較的作りやすいです。また、長期休みもあるので、その間に合宿で免許を取ることもできます。

学割を使って安く免許を取ることができる

大学と連携している自動車学校も多く、学割を使って社会人よりも安く通うことができる場合がほとんどです。また、合宿の場合にも学生向けのキャンペーンをやっていたり、友達を招待すると割引になったりと、学生であることで何かとお得になることが多いです。

行動の幅が広がる

免許があることで、運転して遠出することができるようになります。休みに友達とどこかに行ったり、サークルで遠出したりと、免許を持っていることで行動できる範囲が広がり、楽しみも広がりますよ。

また、最近では就職の際に、運転免許の取得を必須条件としている会社も多くあります。運転免許を持っていることで、就職活動の幅が広がることも間違いありません。

大学生で免許を取るデメリット

 結局、免許を使う機会がないこともある

例えば都内に住んでいる場合、移動手段がほとんど公共交通機関です。そのため、運転免許を取得したとしても、全く運転しないという場合も多くあります。さらに、大学生の期間だけでなく、社会人になってからも仕事によっては全く使わないこともあります。これらの場合は、「大学生のときに、時間とお金をかけて免許を取ったけど、意味がなかった…」となってしまいます。

結論:免許が必要なら、時間のある大学生のうちに取るべき!

大学生で運転免許を取るメリット、デメリットを紹介しましたが、やはり圧倒的にメリットが多いです。自分には運転免許が必要だ!と思うのであれば、時間があって、融通の利く、そして安く通える“大学生のうちに”取っておくことを強くおすすめします。

社会人になっていざ免許が必要になっても、やはりなかなか取得しにくいものです。大学生で自由な時間が多い今のうちに、免許を取得しておきましょう。

運転免許を通いで取るか、合宿で取るか

いざ免許を取ろう!と思ってまず迷うのが、自動車学校に通って取得する「通い(通学)」にするか、短期で取得する「合宿」にするかですよね。通いと合宿では、それぞれ違った良さがあるので、各々のメリット・デメリットを確認してみてください。

通い(通学)のメリット・デメリット

メリット

まず、「通い」のメリットは、自動車学校に行く日時を自分で予約し、大学の授業やバイト、遊びの予定を考慮して、自分の空いている時間に通うことができる点です。平日が忙しい場合は、土日にまとめて予約を入れたり、平日の夜だけに通ったりと、自分の生活スタイルに合わせて予定を組むことができます。

さらに、大学と連携している自動車学校だと、自動車学校から大学・駅まで、送迎バスが出ていたり、無料の定期券を発行してくれるところもあります。そういったサービスを受けられるのも通いのメリットです。

また、家や大学から近い自動車学校に通うことで、普段使う道で運転練習をすることができます。合宿だと、生活している場所とは離れた、普段は使わない道での運転練習となってしまいます。

デメリット

一方、「通い」のデメリットは、合宿に比べて料金が高い点です。合宿の場合はおよそ200,000~300,000円ですが、通いは平均して50,000円ほど高く300,000円~330,000円です。また、試験に落ちてしまい、追加で教習を受ける場合は、追加料金を払う必要があるので、料金の面では合宿の方が全体的に安いと言えます。

さらに、免許を取得するのに時間がかかるという点もデメリットです。合宿では2,3週間で免許が取れるのに対し、通いの場合は最短でも2,3か月かかります(※短期集中コースで通う場合、1か月で卒業できることもあります)。

さらに、人によっては、忙しくて通えなかったり、通うことが面倒になってだらけてしまったりすると、取得までに8,9か月ほどかかる場合もあります。

合宿のメリット・デメリット

メリット

「合宿」のメリットは、とにかく短期集中で2,3週間という短い期間で取得できるという点です。事前に組まれたスケジュールに沿って、2,3週間ひたすら学科の勉強と運転の練習をするので、運転感覚を忘れることなく練習を進めることができます。

さらに、合宿に友達と申し込めば、2,3週間旅行のような感覚で楽しむこともできます。合宿施設はほとんどが地方なので、教習がなく空いている時間には、周りにある観光スポットで観光したり、他にも合宿施設内にあるレジャーを楽しんだり、運転練習以外の時間も楽しく過ごすことができます。

そしてなにより、合宿は費用が安いことがメリットです。先ほど説明した通り、合宿は通いに比べて50,000円ほど安いです。さらに、施設内の食堂は料金に含まれていたり、自宅から合宿施設までの交通費を出してくれるところも多いので、合宿中に支払うお金も少ないです。

デメリット

一方、合宿のデメリットは、そもそも長期休みがない限り、合宿に行くことができないという点です。普段忙しい人からしたら、2,3週間も自宅に戻らず、他の予定をすべてキャンセルして合宿に行くのはかなり厳しいです。さらに、試験に不合格になってしまった場合は、合宿を延長する必要も出てくるので、合宿の終了予定日の後にすぐ予定を入れるのはリスクがあります。

さらに、合宿施設によっては、施設周りに何もなく、時間を持て余してしまう可能性もあります。2,3週間、同じ施設に缶詰め状態なので、家に帰ったり、どこか遠出することもできず、飽き飽きしてしまうこともあるそうです。

そのため、合宿施設を選ぶときには、施設内の設備は充実しているか、施設外に行ける場所やお店、観光スポットがあるかを事前にチェックすることが重要です◎

まとめ:自分に合ったスタイルで効率よく免許を取ろう!

今回の記事では、大学生で運転免許を取るメリット・デメリット、そして、「通い」で取る場合と「合宿」で取る場合の特徴についてご紹介しました。

再度になりますが、運転免許は“大学生のうちに取る”ことがおすすめです!そして「通い」で取るか、「合宿」で取るかは、それぞれのメリット、デメリットを確認して、自分に合った方を選ぶようにしましょう。ぜひ大学生の期間を有効活用して、運転免許を取得してください!