本当の大学生活とは?高校生の時と大学生の今感じる大学に対するギャップ5選(前編)

筆者が感じる大学生活のギャップ(前編)

私は今大学1年で、前期授業が終わり夏休みまっただ中です。そんな状態で様々な出来事があった中、大学生活がひと段落して思ったことが1つあります。それは「あっという間に時間が過ぎた」です。これに尽きます。いろんな先輩から大学生活はあっという間に過ぎると聞いていましたが、「正直4年間なんて割と長いでしょ……」そう思ってました。

でも!!!ホントに早かった……。高校生の時はこんなにも大学生活が早く進むなんて思ってもいませんでした。そう!!今回の記事ではこの「高校生の時に感じていた大学生のイメージ」と「実際に大学生になってからの大学生活」このギャップについて書いていきたいと思います!

ギャップその1 なにが自由なのか?時間の拘束に悩む日々

「大学生は自由!」「週3登校で良い!」「朝は10時起き(^^♪」高校生の時、わたしは大学生活に対してこう思っていました。そういう高校生は多いのではないでしょうか?しかし!!!実際はみんながみんなそうではないのです。いと悲し。 

「平成24年度学生生活調査」による大学生の平均通学時間(片道)
東京圏の大学生
・自宅からの通学者……75.2分
・学寮からの通学者……20.7分
・下宿、アパートなどからの通学者……25.2分
平均……57.0分

上記のデータを見ると、大学生の平均通学時間は片道約1時間です。

私の友達の中には、3時間弱かけて通学している子も何人かいます。授業は遅ければ20時に終わる大学もあり、そこから帰宅をするとなると、それが要因で好きなサークルや部活に入れなかったというケースは多いのです……。

また、私は週に1度、1限と5限しか授業のない日があります。これは最悪です。2・3・4限の間は遊べそうで遊べない、家に帰れそうで帰れないこのビミョーな時間割。困る。あの高校生の時に描いていた「大学生=時間あり・自由」の夢はどこへ……?

夢の「全休(=一日授業がない日のこと)」についても本当に大学や学生次第で違うのです。大学生は好きな授業が取れる!これには条件もあり……が学生が意図的に全休を作れないケースは多いです。国立の友達は週に3日全休があり、私は週0日です。みんながみんな、全休があるわけではないのです!!

ギャップその2 「なにが好きな授業が取れる」だ!?そんな天国ではなかった……

続いて授業の選択についてです。高校生の時、私はこういう風に話を聞いていました。「大学生は自分の好きな授業が取れて、好きなことを好きなだけ勉強できるんだ。楽しいぞ~」高校の先生が言っていました。よく言えば私の心がピュア、悪く言えば単純で甘かった。のでしょうか?

いざ大学に入り、授業を選択すると、「○○キャンパスのみ授業が実施されます。」「この授業は毎年人気のため抽選になります。」私はとっても楽しそうな授業を4つほど見つけました。しかし、すべてこのような理由で取れませんでした。好きな授業が取れる。それは実際には難しいこともあるのです。

どうしたら好きな授業をとれるのか??

私が聞きたいくらいです。でも、たった短い前期の授業で分かったことは2つあります。1つは、急に興味の湧く授業を見つける可能性があること。私は熱しやすく冷めやすい性格のため、おもしろそう!って思っても、すぐ冷めます。ですが、たった一回の授業で空間情報というわけのわからないものに興味を持ってしまいました。

「教授と連絡なんてするものか」と、なぜか反抗期みたいに思ってましたが、その空間情報の先生とだけは一度コンタクトを取りました。自分でも信じられないです。こういうことってホントにあるのだなと、感じました。このチャンスを増やすにはきちんと、さぼらず授業に出席する。そして授業を単に聞き流すのではなく、気持ち前のめりになって聞くことをオススメします!

なるべく興味のある学部へ行くこと

これは入試の運などもあるとは思いますが、好きな授業を増やすには好きなことに関する内容の授業や学部につくことが直結的な対策だと思います。例えばマーケティングに興味があるなら単に経営や経済学部を志望するのではなく、マーケティング学科やマーケティングについての授業の多い学部に入ることをチェックすることをオススメします!!

ギャップその3 テストはさまざま……

 

高校生はテストがびっしりあり、とても大変だったのを覚えています。この教科って将来使うの??って教科が多かった気がします。大学生は、ほんとにさまざまで、私は前期のテストはたった4つでした。

しかし、理系の友達にテスト数を聞くと11個……。理系はテストが多いと聞きましたが、こんなにも差があるとは驚きですよね。大学や学部によって、授業の成績評価がレポートのみでつく場合やテストのみでつく場合、テストがない場合もあります。同じ授業でも教授やクラスが違えば、テストの難易度が大きく変わることもあります。だから、先輩1人の意見で大学生像を作るのは危ないです!なんでもそうですが、いろいろな人の意見を聞くことをオススメします!!!

前編は以上です。

後編はこちらから。

本当の大学生活とは?高校生の時と大学生の今感じる大学に対する感情のギャップ5選 (後編)

2017.08.16