今から実践しよう!今すぐ簡単に出来る、花粉症を緩和させる方法とは?

花粉症と上手く付き合いましょう!

春が近づき、良い陽気になってくる2月3月。気候とともに心も温かくなってきます。しかしこれからの時期の悩みといえば、花粉症ではないでしょうか。

重度か軽度かは人それぞれですが、毎年花粉症に悩んでいる人はたくさんいます。そんな花粉症対策の基本は、ズバリ保湿です。花粉症の症状が出やすい眼・鼻・喉は特に、各部位にあった乾燥対策が必要だと言えるでしょう。

今回は、今すぐに始められる花粉症の症状を緩和させる方法についてご紹介します。

目の痒みを抑える秘訣は?

秘訣はシンプルです。眼を酷使しないようにしましょう。
筆者は眼が疲れると涙が不足し、目の痒みが悪化したという経験があります。パソコンやスマートフォンを操作するときはブルーライトカット眼鏡を使うことや適度に休憩をとるなどして、少しでも目に負担をかけないようにしましょう。また徹夜や長時間の作業は避け、睡眠を十分に摂るようにしましょう。

とはいえ、どうしても目が乾燥してしまう時もありますよね。
そんな時は、
意識的に瞬きをする回数を増やすことを心がけましょう。短期間で涙の量が増える効果があると言われています。(「林修の今でしょ!講座眼科の名医がやっている予防&対処法SP」テレビ朝日、2015年3月3日放送より)

また、花粉シーズンは髪型にも気を遣いましょう。
前髪が長いと、髪についた花粉が眼に入りやすくなり目元や肌の痒みを引き起こします。
前髪を短くしたりピンなどで固定したり工夫をして、目元にかからないようにしましょう。

邪魔なんてとんでもない!鼻毛・鼻水を味方にしよう

鼻水やくしゃみを改善する方法は、鼻の手入れをしすぎないことです。
身だしなみのためや「鼻をかむことが増えて鼻毛が気になる…」ということでばっさりと鼻毛を切ってしまうと、花粉が鼻の奥に入り易くなってしまいます。

鼻毛には花粉から自分を守ってくれる大切な役割があります。
そのため必要以上に手入れは避け、身だしなみに悪影響を及ぼさない範囲内で鼻毛の処理をするようにしましょう。

また、鼻をかみすぎないことも大切です。
強く鼻をかみすぎると鼻が刺激を受けて痒みや鼻血の原因になってしまいます。そうならないためにも、鼻の掃除は優しく行いましょう。

喉によくない飲み物って?

Woman drinking coffee at home with sunrise streaming in through window and creating flare into the lens.

花粉症対策の定番といえばこまめに水を摂ることですが、中には水分補給に不向きな飲み物があります。それはお酒とお茶です。アルコールやカフェインには利尿作用があり、水分補給のつもりで飲むとかえって体内の水分が奪われてしまいます。花粉症の症状の中でも特に喉が気になる方は、口にする飲み物に注意が必要です。
ただし、お茶のなかでも麦茶やルイボスティーはノンカフェインなのでオススメが出来ます。

暖房との付き合い方は?

スギ花粉の症状がでる2月、3月は気候的にも寒い時期のため、部屋で暖房を使うことが多くなるかと思います。しかし花粉症の人にエアコンやファンヒーターはオススメしません。
なぜかというと、温風が当たって眼・鼻・喉が乾燥し易くなるためです。

乾燥を防ぐためにも、花粉シーズンはこたつや湯たんぽなど風が当たらない暖房器具を使うことがオススメです。しかしどうしてもエアコンやファンヒーターを使わざるを得ない時は、加湿器を併用したり洗濯物を部屋干したりして部屋の湿度を保つようにしましょう。

最後に

いかがでしたでしょうか?今回は、今すぐに始められる花粉症の症状を緩和させる方法についてご紹介しました。今から花粉症対策を心がけ、花粉症シーズンに備えましょう!