クラブハウスとは?話題の理由と使い方をわかりやすく解説

今話題のSNS、Clubhouse(クラブハウス)。

一体なぜそんなに人気が出ているのか、何ができるのか、気になる人も多いのではないでしょうか?

使ってみたいけどなかなか招待権が手に入らない人や、登録はできたものの使い方がよくわからない人もいると思います。

そこで今回は、話題のクラブハウスの基本情報や使い方などを徹底的に解説します!

実際に使っている人も、これから利用する人もぜひ最後までチェックしてくださいね。

1. クラブハウスとは?

クラブハウスとは、音声だけで交流できるSNSです。2020年の春にアメリカのシリコンバレーで発祥し、コロナ禍の非接触が必要となる中で爆発的な人気を博しています。日本では2021年1月から使えるようになり、著名人やインフルエンサーの間で盛んに使われるようになりました。

クラブハウスの特徴は、音声だけでやり取りできるという点です。Twitterやインスタグラムは文字や画像でのやり取りが中心ですが、クラブハウスで発信できるのは音声のみ。コメントやチャット欄はないので、荒らしやアンチコメントがくることもありません。

クラブハウスはiPhoneと連携しており、現時点では残念ながらAndroid端末では利用できません。iPhoneユーザーなら電話番号や電話帳と自動的に同期され、友達と簡単につながることができます。

2. クラブハウスは招待制

ご存じの方も多いと思いますが、クラブハウスのもう一つの特徴は招待制であるところです。1人につき2人を招待できるので、ユーザー数はどんどん伸びていきますが、現在のところ、誰でも使えるわけではありません。

そのためクラブハウスを使いたいと思っても、知り合いに招待してもらう必要があります。もしくは、iPhoneの電話帳に登録している人がクラブハウスを利用している場合は、自動的に招待権を獲得できる場合があります。

日本ではこの招待権の価値が高く、メルカリやネットショッピングでクラブハウスの招待枠が高値で売買されています。しかしメルカリなどではこれらの取引を禁止していて「クラブハウス」と検索してもヒットしない仕組みです。

クラブハウスの招待枠は、使い始めてから数日後に追加され、アクティブなユーザーであればさらに付与されます。したがって急いで有料で購入しなくとも、時間が経てばほとんどの人が使えるようになるでしょう。

3. クラブハウスの使い方

クラブハウスはRoomという交流部屋に入るのが基本的な使い方です。Roomには、Moderator(モデレーター=司会者)とSpeaker(スピーカー=話者)、Audience(オーディエンス=視聴者)の3種類がいます。

大抵の人は、フォローした著名人や芸能人がひらいているRoomに入り、オーディエンスとして話を聞くことになるでしょう。気になる人をフォローすると、思わぬ芸能人同士の会話やインフルエンサーの対談が聞けて、ホットな話題を聞けるかもしれません。

また自分が会話に入るときは手のマークをタップすると「手を上げた」ことになり、スピーカーや司会者になりたいという意思表示ができます。クラブハウスの面白さはここにあり、オーディエンスにいる人をステージに引き上げることができるのです。

そしてもともと司会者として部屋を作った人が抜けて、後から司会者に抜擢された人が引き継ぐ、ということもできます。参加している人次第ではずっと部屋を続けることも可能で、話題がどんどん変わっていくのを実感できるでしょう。

ただ、著名人同士の対話部屋で、手を上げてスピーカーや司会者になるには、ある程度知名度がないと難しいでしょう。スピーカーや司会者になるためには、最初に部屋を作った人に許可をもらう必要があります。そのため、誰でも簡単に著名人や芸能人と交流できるわけではありません。

また、クラブハウスのプロフィールはTwitterやインスタグラムとの連携が可能です。クラブハウスで知り合った人のTwitterアカウントを見てフォローする、といった具合に、うまくいけば他のSNSのフォロワーを伸ばしていくこともできますよ。

4. クラブハウスを使う上で注意したいこと

クラブハウスを使う上で注意したいことは、音声を録音しないことです。規約上、Roomで話したことは他のプラットフォームで共有することがNGとなっており、録音することも規約に違反してしまいます。

著名人同士の対談など有益な内容は記録したくなるかもしれませんが、我慢してメモをする程度にとどめましょう。

また、Roomには不特定多数の人が入ってくるため、個人情報を特定されないように注意することも必要です。クラブハウスは本名を登録している人が多いようですが、必ずしもフルネームを使わないといけないわけではありません。

自分がスピーカーになるときも、他の人を傷つけるような発言をしたり、個人情報を公開したりするようなことは控えたほうが無難です。Twitterやインスタグラムのように、発信した内容をあとから削除できるわけではないので、モラルのある使用を心がけてくださいね。

まとめ:クラブハウスを活用してみよう

最近話題となっているクラブハウスに関する情報と、基本的な使い方について紹介しました。クラブハウスは音声で交流できるSNSで、現時点では招待制ですが、人気が高まっているため招待権が全員にまわってくる可能性は高いでしょう。有料で買おうと考える人もいるかもしれませんが、売買を禁止しているプラットフォームもあるので注意してください。

クラブハウスは、今しか聞けないホットな話題をリアルタイムで楽しめるSNSです。気になる著名人や知り合いが対談をしていたら、ぜひ活用してください。また自分たちで部屋を作って音声の交流を楽しむのもおすすめです。クラブハウスをうまく利用して、コロナ禍でのオンラインコミュニケーションを楽しみましょう。