ニキビが治らない人必見!!大学生のためのニキビ対策まとめ

もう悩まない!大学生がニキビを予防するためにできること。

大学生になると高校生の時と比べて、自由な暮らしになるため不規則な生活を送ってしまいがちな大学生も多いのではないでしょうか?

例えば、サークルや友人などの誘いで飲み会に行きアルコールを過剰に摂取してしまったり、外食ばかりして食生活が乱れ野菜不足になったり、深夜バイトやテスト勉強などが原因で睡眠不足になってしまったり……。そういった学生は必要な栄養と睡眠時間などが充分に確保出来ていないので、肌荒れの原因に繋がってしまいます。

今回は肌荒れの中でも特によく起こりがちな「ニキビ」について、対策方法を説明していきたいと思います。

そもそもニキビの原因とは

ニキビの原因は皮脂による毛穴の詰まりが原因です。
皮脂が分泌される毛穴に皮脂汚れが溜まり、毛穴を詰まらせてしまうことが要因となって引き起こされます。

思春期ニキビは経験のある方も多いと思いますが、これは成長ホルモン・男性ホルモンが過剰に分泌されるため、皮脂分泌が活発になり皮脂汚れが増え、毛穴がつまることが原因です。個人差はあるのようですが、20歳を超えた頃にはホルモンバランスが安定し皮脂分泌も落ち着くためニキビの量も減少しますが、それでもニキビに悩まされる大学生の方は多いかと思います。筆者もそのうちの1人です。

次にニキビが出来やすい生活習慣を送っている大学生に向けて様々な原因を具体的に説明していこうと思います。

不規則な食生活

不規則な食生活を送っていると、すぐに肌に出る人もいますよね。食生活を正すのもニキビのない美肌にするためには大事なことです。美肌のための食生活というと、ビタミンが含まれるサラダなどの野菜中心の食事を連想しがちですが、栄養素は単独で作用するものではありません
様々な栄養素をバランスよくしっかりと摂取し、それが体内で充足してはじめて、その効果が現れるものなのです。肌に良いとされる栄養素は色々ありますが、ビタミンなど肌に良いと考えるような特定の栄養ばかりたくさんとったところで美肌になれるというわけでもないのです。そして、最近ではダイエットのためといって、肉や魚などのタンパク質を避ける女性もいます。

ところが、肉や魚のタンパク質こそが体や肌を作っている栄養素ですから、タンパク質を摂らないでいると、肌が荒れるだけではなく、疲れが出たり、体力が衰えたり、質の良い睡眠を損なったり、朝起きづらくなったりと、様々な弊害をもたらしてしまいます。このような状態でビタミンばかりとっても効果は出ないのです。ですから、美肌食の基本は、タンパク質もビタミンもバランスよくとることが重要です。そして、普段の食生活で不足しがちな栄養素を先取りしてとる習慣をつけておくことが大事なのです。
大学生の場合は、外食が増えて野菜、すなわちビタミンが不足しがちだと思うので、第一に摂取して欲しい食品を紹介
していきます。

取りたい栄養素とお勧めの食品

・ビタミンB1
 豚ヒレ、豚モモ、うなぎ、たらこ

・ビタミンB2
 鶏レバー、納豆、ブロッコリー、生しいたけ

・ビタミンE
 アーモンド、ツナ缶、西洋かぼちゃ、赤パプリカ

・食物繊維
 おから、大豆、納豆、キウイ

因みにですが、サプリメントはビタミンを手軽に摂取するのに非常に便利ですが、野菜などの天然のビタミンと比べてしまうと体内での吸収率が明らかに衰えてしまいます。

サプリメントをたくさん摂取すると尿が黄色くなって排泄されてしまいます。野菜をいくら摂取しても尿が黄色くなることはないので、出来るだけ食事から摂取した方が良いでしょう。

避けた方がいい食品は糖分、脂質を多く含む食品、またアルコールを含むお酒はたくさん糖分が含まれていますのでほどほどにしましょう。

睡眠不足

体の内側からのケアというと食事などで野菜や果物を食べてビタミンを摂取して規則正しい生活を送ろうと思い浮かべる人がいますが、実は「食べる」よりも「寝る」方が肌を蘇らせる力を持っています。そこで睡眠の重要性をまず説明しましょう。

例えば、夜更かしをした翌日は1日中体がだるかったり、頭が痛かったり体調が悪くなりがちですよね。この不調の原因は夜寝ている間に、肌を含む体全体が修復されているからなのです。修復は血液を通して行われるのですが、起きて活動している日中は、血液のほとんどが脳に集中します。

そのため、肌には栄養が行き渡りません。寝ると、血液は体の各所に流れ始め、肌にも栄養が行き渡るようになるのです。

さらに、眠り始めの約3時間のうちに成長ホルモンの分泌が盛んになると言われています。この成長によって肌内で細胞分裂が起こっているのです。

肌や内臓の修復にはトータルで、最低でも6時間くらいはかかっていると言われているので、睡眠が6時間を切ってしまうと誰でも肌荒れする可能性が出てくるというわけです。

「じゃあ、朝まで呑んで始発で帰ったあとに6時間寝ればいいじゃん!」

と6時間寝れば何時に寝てもいいと思う人がいるかと思いますが、そうではありません。就寝時刻がそれぞれ日によって違うと、体内時計が乱れてしまい、肌の再生にかかわる成長ホルモンの分泌に影響を及ぼしてしまいます。ですので決まった同じ時間に寝て、同じ時間に起きるという規則正しい睡眠を心がけましょう。

洗顔・クレンジング

顔の肌は衣服などに覆われている部分と違い、排気やタバコの煙、ほこりなど、空気中の汚れに一日中さらされています。これらの汚れに、さらに汗や皮脂、古い角質、メイクなどの汚れが混ざり合っていきます。これが肌の汚れです。この状態を放置しておくと、雑菌が繁殖し、皮脂が酸化して変化してしまう恐れがあり、ニキビの原因に繋がってしまいます。

「今日のバイト、疲れて洗顔するのもメイク落とすのもめんどくさいから、そのまま寝よ〜。」

なんてことを思って、肌の1日の汚れを残したまま寝ないようにしっかりと洗顔とクレンジングはしましょう!

最後に

大学生になると自由になって楽しいことがたくさんある反面、生活習慣が乱れてしまいがちです。ニキビ肌になってしまうと実年齢より老けて見えてしまい綺麗な外見を失ってしまいます。最悪、相手に悪印象を与えてしまうかもしれません。ですので、楽しいことやアルバイトなどをするときは生活習慣を乱さない程度に存分に楽しみましょう!

参考・引用

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