目次
暗記に才能なんてない。最強の覚え方を使えば、誰にでも暗記できることを証明します。
今回はみなさんに英単語のおすすめの暗記法を実践していただきます。私の指示したとおりにして、5つの英単語を覚えてみましょう。この記事の最後に、覚えられたか確認するためのテスト問題を付けました。最後にぜひチャレンジしてみてください。「覚えたばかりだから答えられる」と思われる方は、少し日をおいてもう一度この記事を訪れるのもいいかもしれません。
今回みなさんに実践していただく暗記法は、「画像」と「語源」を使うものです。最初の2つはその単語に関する画像を見て直感的に覚えてください。残りの3つは、その単語の語源を理解して論理的に覚えてください。(都合上、紹介していない単語の意味・品詞もありますのでご了承ください。)
bulletin(掲示)
よーく目に焼き付けてください。掲示板は、a bulletin board と言います。
intermission(休憩時間)
上の画像は、お芝居の途中、もしくは長編映画の途中で休憩時間に入るときのメッセージです。
よーく目に焼き付けてください。そして、声に出してみてください。” It’s intermission time! “
semiconductor(半導体)
semi(半分)+ conduct(導く)+ or(主体)
半分導く主体 → 半導体
読んで字のごとく、という感じです。semi は semifinal(準決勝)にも含まれています。たしかに、準決勝は半決勝と言われてもしっくりきますね。conduct の duct は、送水管のダクトと同じです。たしかに、水を導いてます。or は director(ディレクター)の語尾にも付いています。お気づきかもしれませんが、or はswimmer などの語尾についている er と役割は同じです。ちなみに、そもそも半導体とは何かを説明すると、電気を通しやすい導体と電気を通しにくい絶縁体の中間的な物質のことです。つまり電気を半分導くわけです。PC、携帯、家電などあらゆるものに semiconductor は使われています。
remedy(治療法、改善策)
re(再び)+ medy(治す)
再び元の状態に治す → 治療法 → 改善策
re は replay(再び行う、再生する)、medy は medicine(医療、薬)に含まれています。
この英単語は、自動車王ヘンリー・フォードの名言 “Don’t find fault,find a remedy.”(ミスを探すな、改善策を探せ。)にも出てきます。確かに、あら探しをするだけでは何もは解決しません。風邪を引いた原因がわかっても、風邪は治らないですよね。適切な改善策を探すことこそが、一番の治療法です。
credible(信用できる)
cred(信用) + ible(できる)
credは、credit card(クレジットカード)にも含まれていますね。買い物した分のお金を払えるはずだという「信用」で成り立っているカードです。ible は able の変形ですから、「できる」という意味を持っています。possible(できる)や portable(持ち運びができる)などに含まれています。また、反対語のincredible は「Mr.インクレディブル」というディズニー映画のタイトルで知っている方も多いかもしれません。主人公が「信じられない」ぐらい強い、ということを表しています。
問題
次の英文を日本語に訳しなさい。(出題の順番はランダムにしました。)
1.How long is the intermission?
2.Semiconductors have had a big impact on our society.
3.She put a poster up on the bulletin board.
4.Is there any remedy for this desease?
5.It’s a credible story.
解答は下にあります。
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解答
1.休憩時間はどのくらい長いですか。
2.半導体はわたしたちの社会に大きな衝撃を与えた。
3.彼女はポスターを掲示板に貼った。
4.この病気に対する治療法はありますか?
5.それは信頼できる話だ。
あとがき
全て答えられましたか? 何も考えずに単語帳を眺めているよりずっと覚えやすかったと思います。画像を使った暗記法についてはこちらの記事、語源を使った暗記法についてはこちらの記事で詳しく説明しているので、合わせてお読みください。これらは今回実感していただいた通りの credible な暗記法ですので、今後もぜひご活用ください!
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