大学生必読!東大生が教える「映画館効果」で定期試験や資格勉強に集中する方法

いざ勉強しようとしても集中力がない…

「映画館効果」「ルーティン化」「とりあえず5分」など、勉強をする際に集中する方法を紹介します!
大学生は長期休みになると時間もたくさんありますよね。そこで、普段は忙しくてできない資格の勉強や、プログラミング、語学などの勉強をしようと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

でも、いざ勉強しようとすると「集中できない、すぐスマホゲームをしてしまう!」という方も多いと思います。今回は東大生の筆者が実際に使っている集中力をあげる方法を紹介していこうと思います。

部屋を暗くする

皆さんの中には昼は全く集中できないのに、夜になるとばりばり集中できるといった方もいるのではないでしょうか。実はこれは当たり前のことで、昼には周りが明るいため視覚的に様々な情報が入ってきやすいのです。たとえデスクに座っていたとしても横のベッドや漫画が無意識のうちに視覚に入ることで、意識せずとも脳がそちらに注意をひかれてしまい、集中力が途切れてしまうのです。

そこで、おすすめなのが部屋全体を暗くし、デスクだけ明るくすることです。こうすることで、周りの余計な情報が頭に入ってくることがなくなり、より目の前の勉強に集中することができるようになります。いわゆる映画館効果というものです。

環境音を流してみる

皆さんの中には勉強するときには必ずカフェに行くという方もいると思います。なぜ、自宅よりもカフェのほうが集中できるのでしょうか。一つにゲームや漫画などの誘惑が少ないということもあると思いますが、もう一つ要因があります。それは、カフェは適度にうるさいというところです。

逆にまったくの無音だと人間は集中できないようになっています。なぜなら、完全に静かな場所だと脳は少しの音でも拾ってそれがどういう意味をもつ音なのかを考えようとします。例としては、すごく静かな図書館ではページをめくる音や足音だけでも無意識に注意がそちらに流れてしまい、集中力がそがれてしまいます。

そこで、軽く環境音を流してみると驚くほど集中できることがあります。例えば、雨の音や風の音などの自然音や、ノイズと呼ばれる人工音でも可能です。これらの音源はYouTubeにもたくさんありますし、環境音を流してくれるアプリもあるのでそちらを使うのもおすすめです。

ルーティン化してみる

 「ルーティン化してみる」と書くと難しく感じますが、要は勉強を始めるまでの行動をひとつ決めてみるのです。例えば、筆者も勉強を始める前に必ず歯磨きをすることにしています。

では、なぜルーティンが集中力を高めてくれるのでしょうか。ルーティンを実行することで脳が今からすることに対するスイッチを条件反射的に入れてくれるのです。さきほどの例でいえば、歯磨きをすることで脳が今から勉強するのだと認識して、勉強モードに持って行ってくれます。

ルーティンを毎回実行している人で有名なイチローは、彼は必ず打席に入るときに同じ動作を繰り返しています。ほかにも五郎丸のあのポーズです。彼らにとってこれらはルーティン化していて、打席に入る前に集中力を最大限にあげているのです。ただし、このルーティン化には少し時間がかかります。というのも、ルーティンをやり続けていかなければ、脳がその行動をルーティンと認識してくれません。ルーティンと認識してくれるまで継続あるのみですね。

とりあえず5分間

といっても勉強する気すらおきない!という人もいると思います。その人はひとまず五分だけ机に座ってペンを動かしてみてください。すると、最初は全く勉強する気がなかったのに、次第に集中していけることがよくあります。これは「作業興奮」という心理的効果が関係しています。では、どのような仕組みで起こっているのでしょうか。

それは脳科学で言うドーパミンと言うやる気の成分が、脳の側坐核を刺激することにより出るからだそうです。手足を動かしたり、脳を動かす事で側坐核に刺激を与え、やる気の元であるドーパミンが出ます。スポーツのウォーミングアップなど軽く体を動かすだけでもやる気になってくると言う事です。逆に言うと、何もしなければ、手足も動かさなければ、やる気は出ないままです。(https://xlab-online.com/howto/3420.html参考)

この作業興奮はかなり効果があるので是非行ってみてください。

同時に暗記力を高める

おまけとして暗記力を高める方法も紹介します。簡単な方法としては青ペンを使ってみるというものです。青色は視認性に優れており脳が認識しやすいため、青ペンで書くことで暗記力が上がります。また、これはプラシーボ効果も含まれています。プラシーボ効果とは、その方法が効果的だと思い込むことで実際に効果的になるという心理的効果です。

また、五感を使って暗記することも効果的です。英単語を例にするとCDで聞きながら、音読し、書くことで脳に多くの情報がインプットされ、より記憶しやすくなります。

大学生必読!東大生が教える「映画館効果」で定期試験や資格勉強に集中する方法 まとめ

以上、実際に使っている勉強をする際に集中力を上げる方法を紹介しました。これを参考にして定期試験や資格の勉強に役立てていただけると幸いです。