新入生必見!大学での戦略的交友関係の作り方。

戦略的に交友関係を広げよう。

大学生になり、人間関係を自分で自由に選択できるようになりました。 基本的に、小中高までは、地域を括りとして集められ、その中での自分の選択によって交友関係が生まれます。しかし、大学生の交友関係はすべて自分の選択で作っていかなければなりません。恋愛・友人関係など付き合う相手は本人の選択の結果です。また、どんな人と仲良しくしているのか、恋人がどんな人なのかでその人がどんな人かが判断されてしまう場合もあります。

欧米のビジネスは季節の折々に、パートナーを連れ立ってのパーティーを行います。エグゼクティブは妻を伴ってビジネスディナーに行くのですが、ここで当たり障りなく出身学校や興味があったスポーツ、共通の知人の噂話、興味のあることに対する自分の解釈などを語れることが出来るかも重要になってくるのです。

今回は、そんな大学生が知っておきたい「付き合う相手の選び方」をご紹介させていただきます。

人はどんな相手を心地よいと思うか

まず始めに、原則として、人は自分と似た人を「好き」になります。人は自分を否定や無視、非難する人や、自分を委縮させるような人を嫌います。喧嘩や別れ話に出る言葉の理由として一番多いのが「自分とは違う」です。

恋愛でも、好きになると自分と相手との類似点を探し出し自分と同じだと喜びます。類似点が無い場合でも、同じ景色を見ただろう、などと抽象度を上げて共通点を探していくことでしょう。

 人が好きになると考えること

  • 出身地が同じ
  • 年齢が同じ
  • 学年が同じ
  • 主義主張が同じ
  • 同じ趣味がある
  • 同じ食べ物が好き
  • 同じ色が好き
  • 同じ悩みがある 

類は友を呼ぶは間違っていない。

結局は人間は「同じ考えを持っている人」と一緒に過ごしていくことが楽なのです。意見の違いで衝突することが少ないので喧嘩をすることが少なくなります。喧嘩など人と言い争いをすることは非常にパワーを使いますので、可能であれば平和に過ごしたいと考えるのが一般的ですよね。我々は無意識のうちに、人間関係を上手く築くために、衝突を避けるために自分と似ている人と仲良くしようとするのです。

自分とは違うタイプの人と仲良くなろう。 

 

「自分の成長」という観点から見ると、自分と似た考えの人たちとばかり一緒にいるのはいかがなものでしょうか。社会に出た時には、「自分の好きな仲間」とだけ仕事をすることは難しく、当然自分とは真逆な考えを持っている人とも関わっていかなければなりません。一見、自分と違う考えを持っている人と付き合っていくことは難しいと思うかもしれませんが、裏を返せば、それは、自分の中に新しい考えを取り込むという「成長」に繋がります。自分で意識をしないと、無意識のうちに同じ考えだけの友人で固まってしまいますので、あえて意識的に自分とは真逆の考えを持っている人と友達になることを意識してみることをおすすめします。

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いかがでしたでしょうか。今回は交友関係を自分で選び作っていく上で念頭に置いて欲しいことをお伝えしました。

家族や親せきはすでに関係が出来上がっているので変えることができませんが、大学生は付き合う相手は自分の意思一つで変えることができます。また、自分の行為や行動で付き合う相手はどんどん広げていけられます。その場に留まることもできますが、自分の成長という観点から見ると、様々な人と関わるということにデメリットはなく、メリットしかありません。

人間の魅力は、様々な考えを持つ人とどれだけ交流できるかによって変わってきますので、皆さんも意識的に自分とは全く違う考えを持つ人と交流してみてはいかがでしょうか。