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明日やろうはバカ野郎

この記事面白そうだな、あとで見よう！と思い、結局忘れて見なかったこの課題面倒臭そうだな、あとでやろう！と思い、結局期日ギリギリまで取り掛からなかった

皆さんもこんな経験をしたことがあるはず。 後でやろうと思ったことは、結果として忘れてしまったり、追い込まれるまでやらなかったりということが結構ありますよね。確かに優先順位は何事にもあります。しかし、面倒臭いからと言って優先順位を下げている節はありませんか？ それによって、せっかくのチャンスを逃しているかもしれません。今回はどうしたら後回ししなくなるのか、ご紹介したいと思います。

後回しにしない方法！

ベビーステップ法

この方法は、やらなくていはいけないことを細分化して捉えるという方法です。例えば、あなたが本を一冊読み、ブックレポートを書かなくてはいけない課題があるとします。なんとも面倒臭そうな課題ですよね。そこで取り掛かる前に、あなたはレポートの完成形を目標としてしまうため、面倒臭くなって後回しにしてしまうのです。そこで、完成したレポートではなくて、まず本を準備することから考えましょう。そうすることで、一気にストレスが軽減しますよね。

このように、一つ一つのことをハードルを下げて考えることで、取り掛かることへのストレスを減らすのです。始める前までが億劫で、実際に始めて見ると思ったよりも楽だったという経験をしたことがあると思います。これはタスク処理だけではなく、友人と遊ぶ時も行くまではすごく面倒臭いと思っていたけれど、行ってみたらすごく楽しかった、という経験からもわかると思います。ですのでまずは始めの一歩を踏み出すことが、後回しにしないポイントなのです。

巧遅拙速マインド

皆さんは巧遅拙速（こうちせっそく）という言葉を聞いたことがありますか？これは四字熟語で以下のような意味を持ちます。

巧遅は拙速に如かず

上手だが遅いよりも、下手でも速いほうがよいということ

<出典>故事ことわざ辞典｜http://kotowaza-allguide.com/ko/kouchiwasessoku.html

この課題は時間かかりそうだし、もっと余裕のある時にやろう！と思うかもしれません。しかしそれを言っていたら、おそらく最適な時は来ないのです。そのようなマインドの時は往往にして、時間ができた時も他の予定を優先させてしまいがちです。ならば、例え少し質が落ちても早く終わらせてしまった方が良いと思いませんか？ 当たり前ですが、どんなに良いレポートができても期日が過ぎてしまえば、受理すらされないですよね。なので、もし十分な時間がないと思っても始めてしまった方が、結果として吉と出るでしょう。とにかく、思い立った時にやってしまうのが良いのです。

後回しにして時間に追われながら課題を終わらせても、やっつけの内容になってしまうことがしばしばあります。ですので、できる時にパパッと済ませてしまう方が良いのです。

嫌なものは誰でも嫌だ

president onlineのコラムで、本田健さんは下記のように述べていました。

以前、テレビで、宮崎駿監督が、映画のコンテを「面倒くさい、面倒くさい……」と呪文のように唱えながら、それでも集中して描いている様子を見たことがあります。宮崎さんのような一流のアーティストでも、面倒くさいのかと衝撃的でした。同時に、それはそうだよなぁ、ととても共感できました。

あの宮崎駿さんでも面倒臭いという感情を持つのには驚きますよね。やはり、人間なら誰でも面倒臭いと思うのです。しかし、世の中で活躍している人は面倒臭いことも割り切って取り組める人なのです。そこが私たちとの差なのかもしれません。
1883年にアメリカで生まれた哲学者、ナポレオンヒルは次のような名言を残しました。

Don’t wait. The time will never be just right.

<出典>Brainy Quote｜Napoleon Hill Quotes

https://www.brainyquote.com/quotes/quotes/n/napoleonhi152858.html

これを和訳すると、「待つな。最適な時など永遠に来ないのだ」つまり、嫌なことはどんなに偉大な人でも嫌なのです。最適な時は待っても来ないなら、思い立った時が最適な時と言えるでしょう。読者の方も思い立ったらその瞬間に手をつけるようにしてみてください。それをきっかけにして作業がはかどること間違いなしです。

<出典>

PRESIDENT Online｜なぜ「すぐやります」は×で、「今やります」は○か
http://president.jp/articles/-/21912

PRESIDENT Online｜嫌なことを後回しにする癖が治りません！
http://president.jp/articles/-/19652