大学生活を充実させる。友達の作り方を心理学的に分析してみた。

大学生活は2度目の人生

新入生の皆様、ご入学おめでとうございます。大学生活は必ずしも楽しいものではございません。下手をすれば4年間つまらなくなる可能性があります。高校時代にたくさん友達がいたからといって安心してはいけません。逆に、友達がいなかったとしても心配する必要もありません。大学は『新世界』なのです。装備を整えていかないと戦っていけません。

ではなぜ装備を整えないといけないのか?

大学生活それは…過去の自分と決別し、新たな自分を形成する4年間。そこにもう昔の自分はいません。自分のことを知っているのはそう!自分だけです!なりたい自分になりましょう!とはいっても、具体的に何をしたら良いのかわからない方もいらっしゃると思いますので具体的な『行動』を説明したいと思います。装備さえ整っていれば十二分に戦っていけます。これから筆者と一緒に装備を整えていきましょう!

一番大切なのは『友達』

アンケートに参加してくださった30名の皆様に「大学生活において一番大切なものは何か?」と質問したところ大多数の方々から『友達』という回答をいただきました。理由として以下のものが上がりました。

・授業を一緒に受けられる。
・お昼ご飯を一緒に食べてくれる。
・友達の友達が友達になる。
・独りだと行動できないから一緒にいてくれると安心する。
・一人より、友達といる方が楽しい。
・友達と一緒に勉強する事によって負けたくないと思うから頑張れる。
・相談に乗ってくれる。
・休んだ時にノートを見せてもらうことができる…

以上のように友達がいるメリットは計りしれません。最後の『休んだ時にノートを見せてもらうことができる』は、テスト前にとても重要になります。教授によっては口頭で話したことをテストに出題します。残念な事にその問題に限って配点が高い場合があります。だからその万が一に備えるためにも『友達』は大切になってきます。

恥ずかしがってはダメ

そうはいったものの『友達』の作り方がわからないという方あは、1回目の授業や、ガイダンスの際に以下のことを意識してみて下さい。

・一番後ろの端には座らない。

・椅子にカバンを置かない。

・横に座ってもらったら積極的に声をかける。

・恥ずかしがらずに連絡先を聞く。

 

隣に座ってくれた場合すぐに話仕掛けましょう。それが一番気まずくなりません。時間が経てば経つほど気まずくなってしまいます。そこで恥ずかしいと思ってはダメです。新入生の心理を冷静に考えてみてください。

皆さんは今、友達がいない状態です。「友達が欲しいな」「話しかけてくれないかな」そう思っているはずです。という事は相手も同じことを思っているということです。

気になっている人の連絡先を聞く場合、聞く側は緊張しています。内心では「断られたらどうしよう」「変なやつって思われるかな」と思っていますが、聞かれた側はそんなにあなたのことを気にしていません。むしろ「仲良くなりたいので連絡先教えてくれませんか?」といったら喜んでくれます。いつも気にしているのは自分だけなので、恥ずかしがらずに声をかけてみましょう。

覚えておきたい心理テクニック

男女30名のアンケートを元にその行動を心理学的に分析しました。以下に友達作りに役立つ心理学として紹介させていただきます。

真似をする

人間は自分と同じ行動をしてくれた相手に対して「自分を受け入れてくれた」と解釈します。

「さりげなく」相手の動きを真似するだけで好感度があがります。これと似た『リズムの同調』というものも存在します。それは、相手の呼吸のペースを自分も合わせる事です。こちらの方が気づかれにくいのでお勧めできます。

相手の右側から近づく

人間は無意識のうちに心臓を守る心理が働いています。特に初めての相手には少なからず警戒心を抱いています。圧迫感を感じさせないためにも右側に座ることが良いでしょう。

手法

あいづちマスターすれば相手に対して好印象間違いなしです。あいづち「うん」「ふ〜ん」「へ〜」よりも「いいね!」「なるほど!」「凄いですね!」と肯定的なあいづち意識して会話をすることをお勧めします。

名前の連呼

名前の方が性より自分を特定する要素が強いため、親交を持てる人だなと感じます。ただいきなり名前で呼ばれるのも嫌な人がいるので気をつけましょう。

倒置法、反復方

話をして面白かった場合「本当におもしろいですね!」と伝えるよりも「おもしろいですね!本当に!」と文末に「本当に!」を持ってくる事により「本当に!」が強調されます。相手も「本当に面白かったんだ!」と感じるはずです。

このように会話の最中に上記の行動や発言を行うことによって、相手に話していて『気持ちいい』と感じてもらうことができます。ただ全てにおいて過度にやることは相手を逆に不愉快にさせてしまいますので注意しましょう。

見た目9割

メラビアンの法則を知らないと初めての相手によく思ってもらえない場合があります。

メラビアンの法則とは、アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが1971年に提唱し、
別名、「3Vの法則」「7-38-55ルール」とも呼ばれる法則です。

・7% が ‘Verbal’ (言語情報:言葉そのものの意味・話の内容等)
38% が ‘Vocal’  (聴覚情報:声のトーン・速さ・大きさ・口調等)
55% が ‘Visual’ (視覚情報:見た目・表情・視線・しぐさ・ジェスチャー等)

出典:http://netacon.net/neta/354613316.html

55%ある視覚情報を最大限に生かすことができれば、相手に好印象を与える事ができます。

また、黄色や青色、白色の服は心理学的に好印象です。色ごとに相手に与える印象をまとめました。

黄色

黄色の服を着ている人は話しかけやすい印象になります。コミュニケーションを広げていきたいとき、黄のイメージは楽しく親しみやすい雰囲気を作ってくれます。服装にワンポイント、少しだけでも取り入れてみましょう。

中立的な立場をアピールしたい時に効果的。
白を基調にしたファッションは、清潔で若々しいイメージをアピールしたい時、フォーマル感や改まった雰囲気を演出したい時、ライフスタイルや今までのイメージを一新したい時などにとても効果的です。

ピンク

やさしく温かみのある印象を与えるピンクは相手の警戒心を和らげ、親しくなりやすいとも言える色です。

地球の大部分を占める広大な海のように、青は穏やかで寛容な心を表します。あらゆるものを受け入れ、忍耐力もあります。

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最後に

大学とは本来専門分野も学ぶところであり、決して遊ぶ所では有りません。ただその中でもやはり『友達』という存在はとても大切になります。自分が悩んでいる時、くじけそうな時に助けてくれるのはやはり1番近くにいる『友達』です。そんな『友達』を持つためにも試して見てはいかがでしょうか?色々説明しましたが、やはり『見た目』の印象が初対面の人には一番影響があります。ですから見た目を一番に考えるのがいいかもしれませんね。