最近増えているインフォプレナー(情報起業家) 知らない間につかまされているかもしれない。 正しく理解しておきたい情報商材とは?

情報商材のターゲットにされている大学生

情報商材という言葉を一度は聞いたことがあるかもしれません。また、情報商材=詐欺と位置付けている方も多いかと思います。情報商材というものは、大抵PDFなどにまとめられており、自分自身の経験や自分自身の持っている、他人からすると有益な情報を売るというものです。そのため、どのような内容かわからないままパッケージと出品者の言葉などを信用して購入することになり、例をあげると「簡単に稼げる方法」などお金を稼ぐ方法紹介しているものが多く、商材を売る方もビジネスですので、巧みに売り込んできます。買う方もしっかりと理解しておかなければいけません。

情報商材を買うメリット、デメリット

情報商材を買うメリット

  • お金で時間を買える
  • 無料の情報にないものが手に入るかもしれない
  • 知らない情報に出会えるかもしれない

メリットを学生の生活に例えるならばテストとなります。テストは、コツコツと授業に出席して板書を写しやっとテストで良い点が取れますが、これには毎日授業に参加して板書を写すという時間と労力が詰まっています。例えば、コツコツ学校に通い板書を写し、テスト勉強のために要約したノートを5000円で売ると、毎日学校に通っている学生からしたら、既に知っている情報なので不必要でぼったくりだと思うでしょう。しかし、学校にあまり通っていない単位が欲しい学生は、5000円でテストで良い点を取れるかもしれません。まさに、お金で時間を買っていると言っても良いでしょう。

情報商材を買うデメリット

  • 買ってみないとわからない
  • 信用できるものとは限らない
  • 適正価格かどうかわからない
  • 知らない間に騙されているかもしれない

購入者の一番のデメリットとして買わないとどんなものかわからないということです。有料会員サイトのように1ヶ月無料期間があって気に入れば購入のような形は基本できません。また、クーリングオフも適応できないことがほとんどです。

情報商材は買いなのか

情報商材のメリット・デメリットを見てきて、結局買いなのか、買わない方がいいのかという問題ですが、答えはありません。結局は、消費者の立場と消費者のメリット・デメリットから個人で判断しなければいけません。根拠としては、情報商材の情報には、有益な人と無益な人がいるからです。情報商材のメリットにあるように、お金で時間を買うということは非常に便利なことです。宝くじのように当たり外れが確実にありますが、もし、お金持ちならどんどんチャレンジしてみてもいいと思います。

しかし、実際に情報商材に手を出そうとしている人は、「お金を稼ぎたい」とお金を必要としている人なのです。もちろん情報商材は、高額ですから一か八かで購入を考えているでしょう。そんな人には、筆者は情報商材の購入をお勧めしません。「少しでも楽して稼ぎたいと思っている人」「一発逆転をしてやる」こんな人にもお勧めしません。結論から言うと楽して稼げる方法はありません。では、何故情報商材は売れるのでしょうか。簡単に稼げる方法など無いのに、そこには、人間の心理を操ったものがあります。多くの人は、いつかどこかに楽して稼げる方法があると信じているので、そこにうまくつけ込んでくるのが情報商材です。実際に、その情報で多少は稼げることもあるでしょう。理解しなければいけないことは、その情報を作った人の方が利益が大きいことです。

大学生にオススメの稼ぎ方


上記の情報商材の情報に目を通して見てでは、私たち大学生が稼ぐにはアルバイトしかないのでしょうか?そんなことはありません。あなたが考える以上に稼ぐ方法はたくさんあります。まずは、情報商材を買う前に無料で見れるサイトに目を通してみると意外に自分の知らないことが書いてあったりもします。いろんなサイトからたくさんの情報をインプットしてそれをまとめたものを自分のブログであったりキュレーションサイトに載せたりすれば自分に有益の情報が他人と共有することができます。また、自分にとって関心のない内容であっても他人からしたら有益な情報になるかもしれません。そんなことをしていれば、知識も増え、信用も増えマネタイズにつながるかもしれません。よくよく考えれば、やっていることは情報商材として売るのか、無料で提供するのかの違いだけで情報を使って集客をしているにすぎません。

同じ情報を使っていても確実に違うものは信用です。一つの記事、一つのページでは何にもなりません。しかし、積み重ねることで大きな信用であったり自分の資産に変わっていきます。コツコツとやっていけば確実に結果が付いてきます。目先のお金に惑わされずに将来を見据えるのがいいのではないでしょうか?

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いかがでしたか。同じ情報でも使い方次第で違った形に変化していきます。様々なものが溢れてしまっている今こそ、自分たちの取捨選択能力が問われます。情報商材は決して悪いものではなく、作者の有益な情報を売っているものです。しかし、「絶対に稼げる」や「100%稼げる」という商材は、この世に存在せず、一部の間では人の弱みに付け込んで人を騙して稼ぐものとして成り立っています。また、そのような宣伝は、法律違反になりますので注意が必要です。友人などで、情報商材を買うか迷っている人がいれば是非この情報を紹介してあげてください。