もう忘れない!英単語帳の最強の使い方5ステップ!

「何を使うか」も大事だが、「どう使うか」も大事

この単語帳すごそう!と思わせる単語帳はたくさんありますが、買っただけでは英語力は伸びません。ただ黙読するだけでもダメです。もっと効率的に、しっかりと頭に定着させる方法があります。TOEICを受けるにも大学で英語の授業を受けるにも英単語をたくさん覚えていることは大前提となります。ということで今回は、私の実践している英単語帳の使い方を紹介します。

1. まずはとにかく1周しよう

1章1章を完璧にしてから進む必要はありません。まずはとにかく一周して、その単語帳の全ての単語に一度触れましょう。その際に、必ず単語と例文を音声を聞いて声に出して読むとより効果的です。一度だけでなく何度も読むとなお良いです。音読は言語学習の基本です。

2. 2周目で、覚えていない単語を選別して、付箋を貼ろう

赤シートなどで隠し、意味を答えられなかった単語に付箋を貼りましょう。この時点では覚えられていない単語だらけだと思いますが、気を落とす必要はありません。2周目も1周目のようにテンポ良く進めましょう。ただし、単語・例文の音読は忘れずにしましょう。

3. 3周目で答えられなかった単語は画像検索しよう

3周目は丁寧に、時間をかけて進めましょう。3周目でも答えられなかった単語はGoogle画像検索にかけましょう。検索結果の中から一番イメージがつかみやすい画像を保存してください。なるべくその単語が表記されているモノが良いですが、該当するモノがなければ自分で加工して付けるか、タップ(クリック)してサイト名を出してスクリーンショットしましょう。

たいていの場合、画像の元サイトのタイトルにその単語がちゃんと含まれています。また、一枚だけではイメージがつかみづらい場合や、意味が複数ある場合は複数枚保存してもかまいません。ちなみに上の画像の “mourn” の意味は「嘆く,悲しむ,哀悼する, 弔う」です。今度この単語を見たら、このイメージがフラッシュバックして意味がすぐに思い出せるはずです。

画像検索しても自分の意図した画像が出てこないことがあります。例えば、rejectionという単語の「不合格通知」という意味を連想できる画像が欲しいとします。しかし、rejectionを画像検索すると別の意味である「拒否」を表す画像ばかりが出てきます。そんなときは、冠詞を付けてa rejection で検索してみましょう。すると、見事に「不合格通知」の画像が出てきます。

どう検索しても自分の意図する画像が見つからないこともあります。しかし、画像検索に時間をかけすぎても仕方がないので、そんなときは自分でイラストを描いてしまいましょう。この場合は英単語帳に直接書き込んでしまうのが有効です。もちろん、イラストを描くことに時間をかけるのも良くないので、単語の意味が思い出せる程度のクオリティで妥協しましょう。

4. 4周目でも覚えられていない単語は、語源を調べよう

4周目でも覚えられない単語はどうしても覚えられない単語たちです。その単語のスペルからどうしても意味を連想できないわけです。そこで使うのが、語源から覚える勉強法です。単語を分割して接頭辞・語根・接尾辞などに分け、一つ一つの意味を調べます。こうすることで、スペルから意味を連想しやすくなります。

語源を調べる方法としておすすめのアイテムは、ジーニアス大英和辞典です。電子辞書に収録されていることも多いので是非活用してください。画像では都合上メモ帳に単語をまとめていますが、実際には使っている英単語帳に直接書き込みましょう。

5. 全ての付箋が取れるまで何周もしよう

5周でも10周でも50周でもしましょう! 根気のいる作業ですが、ここでの踏ん張りがあなたの英語力の向上につながります。わからない単語を0にしないと「単語帳を使い終わった」ことにはなりません。あと、使い終わった単語帳も見直したくなる瞬間が訪れるので捨てずにとっておきましょう。

あとがき

以上の勉強法は非常に効率的とはいえ、ある程度時間はかかります。しかし何かを習得するときには時間がかかって当然ですし、ある程度の時間をかけて覚えてこそ自信がつくものです。みなさんもこのステップを踏んでたくさん英単語を覚えてくださいね。さて、インプットした単語はアウトプットしなければ意味がありません。これからの記事で、アウトプットをする場も紹介していきたいと思っているので、お楽しみに!

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