スマホ世代は勉強もスマホで。

スマホ世代は勉強もスマホで。

近年ではスマホ中毒の方がかなり増えてきました。スマホに注意を取られ、勉強がなかなか手につかない方も多いかもしれません。スマホ中毒がやめられないなら、スマホを勉強に使うなど、それを逆手にとってしまいましょう。ということで今回、勉強に役立つスマホアプリを紹介します。

1. Googleカレンダー

スケジュール管理アプリです。５分単位でスケジュールを組むことが可能で、カテゴリごとに色をつけられるため、とても見やすいTo Doリストが簡単に作れるのでおすすめです。これを手帳に手書きでやろうとすると、色を塗るのに無駄な時間を使うことになってしまいます。また、スケジュールの変更が何度でも簡単にできるのもアプリならではのメリットです。紙媒体で一日のスケジュールを大きく変えようとすると、一度全て消しゴムで消さなければなりませんからね…。画像は僕の受験期のスケジュールです。

2. Studyplus

勉強記録SNSです。自分の勉強記録を公開して、人に見られているという意識を持つことで勉強を継続したくなります。また、頑張っている人の記録を見ることで刺激を受け、モチベーションを上げることができます。また、このアプリはSNSでもあるため、アプリ内で友達を作ることもできます。時にはオンライン上にとどまらず、オフラインで実際に会う友達になることもあります。私はStudyPlusで知りあった何人もの友達と実際に会い、オフラインでもとても仲の良い友達になりました。勉強を通して出会った友達なので、普段一緒にいる友達とはまた違い、お互いを勉強面で高め合える新たな友情関係を得ることができます。

とても便利なアプリですが、実は使い方を間違えるとむしろ勉強効率を下げることにもなります。よくない使い方としては、記録をするために勉強する、勉強してないのに記録する、といったことが挙げられます。記録を目的に勉強すると、限られた時間をどう使うかを考えず、どれだけ長い時間を使うかに気をとられ、効率化を目指すという目的から外れてしまいます。その対策として、しっかり計画を立て、毎晩次の日の勉強計画をタイムラインに流すようにしましょう。このアプリはあくまで人に見られていることを利用して勉強のモチベーションを上げるためのアプリであるため、勉強してないのに記録するのは論外です。つまり、そもそもの目的は勉強することであり、人によく見られることを目的に勉強していては本末転倒です。

3. Evernote

メモ帳アプリの上位互換である、ノートアプリです。iPhoneに元から入っているメモ帳アプリより機能が豊富なので、自分の思い通りのノートが作れます。ノートにタグをつけられる機能や、複数名でノートを共有できる機能がついているので、仕事においてとても実用的です。また、文字の色・サイズ・フォントを変更する機能や、下線・ラインマーカーを引く機能もあり、一般的なメモ帳アプリよりも自由度が高いです。（その分使いこなすのが難しいという意見もありますが、はじめのうちは使いこなせなくて当然です。無理にいろんな機能を使う必要もないです。）例えば、勉強計画をEvernoteで立てて、それをGoogleスケジュールに組み込んでいく、といった使い方ができます。他にも、読書ノートをつけるのもおすすめです。画像は私のノートです。参考にしてみてください。

このアプリは通常は「ベーシック」の状態ですが、課金することで「プラス」「プレミアム」にアップグレードが可能です。アップグレードによって、月間のアップロード容量の拡張や様々な機能の使用ができるようになります。プレミアムとなると名刺をスキャンする機能やPDFに注釈を挿入する機能まで使えるようになり、とても便利です。料金の支払いについては、月払いとお得な年払いが用意されています。

4. AmbientPlayer

環境音再生アプリです。例えば、雨音や蝉の鳴き声、飲食店の雑音などが収録されています。カフェ勉強していて周りの人が話している内容が気になってしまうときなど、イヤホンでこれを聞きながら勉強すると集中できます。スマホや音楽プレーヤーで歌を聞いてしまうと、歌詞が気になってしまいますが、環境音ならその心配もないです。また、他のアプリと同時に再生できるので、英語などのリスニングと同時に流せばリスニングの難易度を上げるのに役立ちます。私のおすすめは、Rain（雨音）・Runway（滑走路）・Pub（パブ）です。TOEICなどの試験会場も完全無音ではないので、練習の時点で雑音を入れて聞くことはとても有効です。