目次
ユニットバスのメリット・デメリットとは?
一人暮らしをすることになったのはいいけれども、バストイレ別って高くない?でもユニットバスってなんかイヤ。そんな悩みを解決するために、一人暮らし3年目でユニットバスとバストイレ別の賃貸の両方を経験した私が、比較して良かった点、悪かった点をお伝えしようと思います。基本的に、バストイレ別の賃貸を探しているという人が多いと思うのですが、ユニットバスのいいところを知ってもらえたらと思います。
ユニットバスの意外なメリット
ユニットバスの良いところは家賃が安い!これくらいだと思っているあなた、実はバストイレ別には無い魅力がちゃんとあります。
①トイレを丸ごと水洗いできる
ユニットバスならシャワーがトイレと一緒に備わっているのでトイレを丸洗いできます。トイレ掃除が面倒でほとんどしないという方なら、ユニットバスの方がきれいに使うことができるかもしれません。
②着替えのスペースを確保することができる
バストイレ別でも狭い賃貸だと風呂から出た途端、いきなりリビングなんてことがありますよね?そうすると、着替えるために着替えを取りに行ったら部屋が濡れてしまった、友達が泊まりに来たのはいいけど着替えるとき気まずい…という問題がでてきます。ユニットバスならこの後説明しますがシャワーカーテンを用いることでトイレのスペースに着替えを置くことができます。
これだけでなく、ユニットバスに対する偏見でのイメージも払拭させて頂きます。
Q:シャワー使ったらトイレが濡れちゃうんじゃないの?
シャワーカーテンを使ってしっかり風呂とトイレを仕切ればシャワーの後に水浸しにはなりません。実際に、トイレットペーパーもほとんど湿ったりしませんので、感覚的には同じ部屋に風呂とトイレがあるというよりはトイレの部屋の先にシャワーがあるって感じです。便座が冷たいのはいやだって意見も聞きましたがうちでは便座カバーも普通に使えてます。
Q:ぶっちゃけ女子に嫌がられない?
これは私自身も住む前に懸念していたのですが、遊びに来てくれた女子数名に聞いてみたところきれいだったら気にしないという意見を頂きました。バストイレ別なら良いというわけではなくしっかり掃除されていることが大切なんですね。当然男子はトイレなんてユニットバスでも全く気にしないようです。
しかしユニットバスには越えられない壁がいくつかあります。今度はそんなデメリットを紹介します。
①お風呂に浸かるができない
ユニットバスの致命的な弱点として、風呂とトイレのスペースをシャワーカーテンで仕切ってしまうと湯船を張った場合、体を洗うスペースが無くなってしまいます。どうしてもと言うならばトイレスペースを使えばいいのですが、濡れたら困るものを全部出さなくてはいけないし、終わった後は水浸しなので先に挙げたメリットがほとんどなくなってしまいます。
②換気扇は常に回しっぱなし
トイレの部分は濡れないとは言えども、湿気はすごいです。そのため換気扇は常に回し続けてます。夏場のカビの問題が、風呂場だけに収まらず、トイレにまで浸食してくる可能性があるのもバストイレ別にはないデメリットでしょう。
③狭い
ユニットバスということは実質、普通のバスルームを半分にしたのと同じです。更に、シャンプーやボディソープを置くスペースを別で確保しなくてはいけません。女子だと他にも必要なものって多そうですし大変そうだなって思います。
ユニットバスをお勧めしたいのはこんな人!
①普段からシャワーしか使わずお風呂には浸からない
これは私もそうだったのですが、バストイレ別の頃から毎日シャワーでした。湯船に浸からないのであれば、ユニットバスでも問題なしです。
②掃除するのがとにかく面倒
今住んでいる家のトイレを見てみて、汚れまみれだったりする方はユニットバスにしておきましょう。自分が浴びるついでにシャワーで流しておけば今よりずっときれいなはずです。
③賃貸選びでどこか妥協しなくてはいけない
家賃は〇万円以下で、駅には近くて部屋も広くないとだめ、あとは角部屋がいい!
なんていう人はよっぽどのお風呂好きでもないのであればバストイレ別にするのをお勧めします。やはり家賃の差は他の条件と比べてダントツに大きいです。たまにお風呂に入りたいという人は近くの銭湯を探してみましょう。
***
裏を返せば普段からお風呂に浸かりたい人や、家賃でそこまで困っていない人はバストイレ別を選べばいいのではないかと思います。しかし、私が強調したいのは「ユニットバスは汚くない!」ということです。この記事を書いている途中にも女子大学生から、「ユニットバスってなんか汚くない?」と言われてしまいました。これは実家暮らしの女子に多い傾向にあるようです。(私調べ)
これから賃貸を探す人は、なんとなくバストイレ別にするのではなく、ユニットバスも視野に入れてみてはいかがでしょうか?もう既にバストイレ別を選んだ人、この記事を読んで少しでも後悔させることが出来れば書いた甲斐があったものです。