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そもそも朝活とは?
「早起きは三文の徳」という言葉があるように、朝早い時間から行動することで1日を有意義に過ごすことができます。
例えば、朝活として毎日1時間ジョギングをするとします。朝から運動することで交感神経が刺激され、身体を目覚めさせることができ仕事の効率をアップさせることができます。
また、早い時間から活動モードに身体を切り替えることで代謝をアップさせることができます。毎日たった1時間早く起きて運動するだけで仕事の効率も上がり、健康にもなることができるのです。
ちなみに朝活とは下記のようなことを言います。
“出勤前の朝の時間を有効活用して、仕事や勉強、趣味、体力づくり、交流などの自己研さんに充てることを、「就活」や「婚活」に倣って「朝活」と呼びます。最近では有名人や知識人が行いブームになり、飲食店が主催する朝活イベントも豊富です。”
(参考:https://goo.gl/IqMzXq)
朝活を取り入れるメリットって?

作業に集中することができる
朝早くに起きて何かした時、妙に捗る時ってありますよね。実は、脳の働きは起床してからがもっとも効率がよいと言われています。
起床2時間後はテストステロンという男性ホルモンが高くなるため、決断力や自分で選択する力が強くなります。
(参考:https://next.rikunabi.com/journal/entry/20160926_M1)
このように朝は集中力が上がるので苦手な作業がある際は、朝に行うことをおすすめします。「朝の30分は昼間の数時間に匹敵する」とも言われるほど朝の作業効率は馬鹿にできません。
精神が安定する
「やらなければならないこと」に追われ忙しいスケジュールをこなす生活だとなかなか心に余裕を持つことはできません。そのため朝から時間に余裕を持って行動することで「やらなければならないこと」ではなく「やりたいこと」ができるようになります。朝日を浴びることでセロトニンという覚醒ホルモンが分泌され、前向きな気持ちにさせてくれることがわかっています。
“朝日を浴びると、日没後に分泌されると「メラトニン」という睡眠ホルモンの分泌がストップし、一気に「セロトニン」という覚醒ホルモンが分泌されます。このセロトニンは、気持ちを前向きにしてくれて、うつ病予防効果にも効果があります。そして朝活ではやりたいことに時間が割くことができるために心に余裕を生み出すことにつながります。”
(参考:https://goo.gl/LhLCel)
心にも余裕が生まれ、周囲の人に親切に接することができる、仕事に意欲的になれるなどメリットがたくさんあります。
ダイエット効果がある
朝のストレッチや運動は交感神経が刺激され、身体をすっきり目覚めさせることができます。そして朝活により体を軽く動かしている状態だと寝起きで冷えてしまっている体温が上昇し、新陳代謝が上がり脂肪の燃焼を促します。夜に運動をするより朝の方が胃の中が空っぽの状態で行うので、脂肪燃焼効果も高いと言われています。
どんな朝活の種類があるの?
朝活の良さは理解していただけましたか?朝活でこれをしなければいけないという決まりはありません。自分の目的になった朝活を行うことがベストです。ここからは、朝活で何をすればいいかわからないという人向けに幾つか例を挙げてみたいと思います。
部屋の掃除をしてみる
筆者の家庭では、よく母親が朝から掃除をしていました。大学生であれば一人暮らしをしている方も多いかと思います。溜まった食器や、洗濯物など朝やってみるのも心が晴れやかになりいいかもしれませんね。
ヨガをしてみる
朝活ヨガができるヨガ教室も多いですね。自宅でも簡単にできるものもあるので、挑戦してみるのも良いでしょう。
瞑想をしてみる
マインドフルネスが浸透してきている昨今、心に余裕を作るためにも朝の時間を活用するのは良いのではないでしょうか。
ジョギングをしてみる
朝起きてから運動する方も多くいますよね。太陽の光を朝浴びることでセロトニンが分泌され、イライラや気分の落ち込みなども解消されるでしょう。
交流会や勉強会に参加する(人脈作り)
最近では朝8時からスピードミーティングなどを行う企業も出てきています。交流会なども朝行われていることもありますので、大学生として人脈を作りに出ることも良いのではないでしょうか。
朝活を取り入れている一流成功者とその実践例
エグゼクティブ級のビジネスマンは、朝の時間を制しているとよく言われます。ここでは、実際に朝早く起き活動している成功者を紹介します。
元アップルCEO スティーブ・ジョブズ

出典:https://goo.gl/W1BZJX
毎朝鏡の中の自分に「もし今日人生最後の日だったら自分は何をしたいのか」と問う。
スターバックスCEO ハワード・シュルツ

出典:https://goo.gl/uX7vHD
4:30に起床し、社員の誰よりも早く出勤する。
NIKE CEO マーク・パーカー

出典:https://goo.gl/zHW0R0
朝5:00に起床し、一時間みっちり運動する。
米国大統領 バラク・オバマ

出典:https://goo.gl/wKLiHp
朝6:45に起床しエクササイズをしてから、その後家族みんなで朝食を食べる。
Twitter 共同創業者 ジャック・ドーシー

出典:https://goo.gl/mZpiOv
朝5:30に起きて瞑想をする。その後、約9.6㎞のジョギングをしてから仕事に向かう。
このようにトップで活躍する成功者の多くが朝活を取り入れていることがわかります。そして朝の時間帯を有効活用することによって、人よりも1日を有意義に過ごすことができています。
朝活を続けるコツ
目標を明確にする
目標を明確にすることによって朝活を行うやる気を引き出すことができます。また、目標があると長続きするので、目標がないと途中で挫けてしまいます。
夜寝る前にやりたいことを決める
次の日の朝にやりたいことが決まっていると怠け心を極力なくすことができます。朝活の時間を有効に使うためにもこれは必要です。
朝活が一回できた毎に自分を褒め、ご褒美をあげる
モチベーションを維持するためにも大切なことです。まずは早起きができた自分を褒めることから始めましょう。
朝活を一緒にやる仲間を作る
最初はやる気に満ちていても一人でやっていると途中で飽きがくることってありますよね?そのような時は仲間を増やすといいでしょう。朝活の場合、飲食店が朝活イベントを主催していることもあるので是非参加してみてください!そこで仲間を作って共にモチベーションを高めることが長続きの秘訣です。
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もうこれで朝活をしない理由は見当たりませんよね。
時間は皆平等ですが「有限」です。限りある時間を有効に使えるように、今日の夜はいつもより早く寝て、明日の朝から是非実践してみてください。そうすればきっと明日から、一流成功者たちが行っているような、有意義な朝から1日を始められるのではないでしょうか。夜寝る時が1日の終わりではなく、寝る瞬間から次の日が始まるのです。