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理想の1人暮らしをするために
大学入学と同時に上京や地方への引っ越しなどで初めての1人暮らしをする学生の方、不安なことが沢山ありますよね。かつては筆者もそうでした。
そんな「初1人暮らし」の状況で何も考えずに不動産屋へ行き話を聞くと、経験豊富な不動産屋に色々と丸め込まれてしまうかもしれません。
そのようなことを防ぐためにも、不動産屋に行く前にいくつか事前準備をすることで良い商談と物件探しを実現することが出来ます。その際の注意ポイントと、おまけで1人暮らしをする前に知っておきたいことを幾つか挙げていきます。
不動産屋へ行く前に考えておいた方がいいこと
予算を明確に持つ
支払い可能な予算は最も重要です。この金額が曖昧だと、不動産屋も物件を選びにくい上に自分自身の判断も難しくなります。予算の上限と下限を、それぞれ根拠を持って設定してみましょう。
上京して来た方は、地元の相場と違うなどのギャップがある可能性もあるので、予めインターネットで住みたいエリアの相場を把握することも重要です。
最低必要な設備をリストアップする
駅から5分以内で、オートロックで、建物が綺麗で、安くて…なんて欲を言えばキリがありません。
そのため、少なくともコレだけは必要だという設備などを決めて物件選びをすることがベターです。そうすれば関係ない物件を外すことが出来ますし、選んだ後も後悔がないでしょう。
人によっては設備よりも安さ重視の方もいるでしょう。そんな方は値段だけで物件を1つに絞ることは難しいので、値段の上限を決めることは勿論ですが次に優先順位が高い基準も考えておくことをオススメします。
何駅か離れた不動産屋の名前を覚えよう!
これは交渉術的なところですが、できれば「この不動産屋以外でも相談しています」と話を出すと良いでしょう。家賃以外の敷金や礼金の部分で値下げをし易くなります。礼金は入居者紹介の手数料的な意味合いが強いので、家賃や敷金に比べて削り易いからです。
まだあるの!?家賃以外に意外とかかる生活費!
1人暮らしは結構なお金がかかります。安い家賃の物件に住んでいても電気代などの生活費を含めると、最終的に1カ月で10万円前後にはなるのではないでしょうか。
まだ1人暮らしをしたことが無くどのような費用がかかるか曖昧だという方のために、1人暮らしにかかる主な費用の一例を挙げてみます。
家賃以外の主な生活費
- 食費 25,000円
※自炊をしない場合、1日約800円使うと考えると1カ月で3万円近い出費になります。 - 水道光熱費 6,000円 (電気・水道・ガスの費用。プロパンガスだともっと高いです。)
- 通信費 10,000円 (携帯とインターネットの費用です。)
- 消耗品費 5,000円 (ティッシュや掃除用具、キッチン類など、色々と家事道具が必要です。)
奥深きガスの世界!プロパンガスにご用心!?
都市ガスとは、メタンを主な成分に持つ天然ガスが主な原料です。これに対して、プロパンガス(LPガス)は、プロパンやブタンを主成分に持つ液化石油ガスが原料です。
都市ガスとプロパンガスでは、用途に変わりはありません。ただし都市ガスを選択出来るのは、住宅付近に都市ガス用の設備がある場合のみです。東京などの都市部だと都市ガスのガス管が近くにある場合が多いですが、地方の場合は近くにガス管がなくプロパンガスを選択する状況が多いです。
大まかに考えると、プロパンガスの金額は都市ガスに比べると2〜3倍の金額になります。そのため、うっかりお風呂でお湯を流したままにしてしまうと軽く1万円を超えてしまいます(笑)
電力の自由化って言うけど…結局どこが安いの?
近頃は国の制度が変わり、色々な電力会社を選べるようになりました。
とは言っても実際のところ、どこがお得なのでしょうか?
少しでも安く出来る費用があれば削りたいですよね。1人暮らしだと、この会社で決まりです。
HTBエナジー株式会社という、エイチ・アイ・エスのグループ会社があります。この会社のオススメポイントは、電力の使用量に関係なく5%OFFという点です。
他社だと2〜3人が利用する電気料でないとお得になりませんが、この会社の場合は「従量電灯B5コース」「ママトクコース」「朝ママトクコース」で電気料金が使用量に関係なく5%OFFなので非常にお得です。あくまで筆者のオススメなので、気になる方は調べてみて下さい。
最後に
不動産屋に行く前の注意ポイントと1人暮らしをする前に知っておきたいことについてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
不動産屋に行って初めて条件を考えたために、時間がかかったり満足出来なかったりすることもあるので、事前準備をしっかりして物件選びに挑んで頂けると幸いです。