もう悩まない!理系大学生に送る、実験レポートの書き方6原則

理系学生諸君!実験レポートの書き方を知っていますか?

実験レポートの書き方が分からない。こういった悩みを抱えてる大学生は多いのではないでしょうか。大学生になるまで実験レポートを書いたことがない人は多いと思います。それなのに大学生になった途端、毎週のようにレポートが出され困惑しませんか?図や表の書き方、引用のルール、参考文献の書き方などは中高では一切教えてくれません。しかし、これらは理系の世界では常識とされており、これができないとレポートを受け取ってくれないことすらあります。多くの人が書き方に困り、不出来なレポートを出すことになってしまいます。

抑えるべき6つの原則!

しかし安心してください。実験レポートにはちゃんと決まった書き方があります。その書き方さえ知っていれば、全く迷うことなく実験レポートを書くことができます。
まず実験レポートの構成です。基本的に6つの章から構成されます。1.目的2.原理、実験方法3.結果4.考察5.結論6.参考文献の6つです。では1つずつ書き方を見ていきましょう。

準備と実験

1.目的を考える

大学生が行う実験の目的は殆ど2つに絞られています。
・原理が正しく実験で示されているか
・実験器具を使いこなせるか
また大抵の場合、実験を行う前に教授が説明してくれるはずなのでしっかりメモしておきましょう。

2.実験は再現性重視

基本的には、実験の原理や実験方法は教科書や教授が配るプリントに書いてあるはずです。実験レポートに書く際に気を付けなければいけないことは実験の再現性を保つことです。どういうことかと言うと、その実験レポートを読んで他の人が同じ実験を再現できるように書くということです。できるだけわかりやすく、詳しく書くようにしましょう。

 

結果が出た後

3.結果は図とともにわかりやすく

実験で得られたデータをまとめて載せます。結果の書き方で大切なのは表と図の載せ方です。皆さんは表と図の書き方を知っていますか?なんとなくで書いていた人が多いのではないでしょうか。しかし、理系の世界では、二つとも決まった書き方が存在しています。
まず図(グラフ)の書き方ですが、図(グラフ)のタイトルは必ず必ず図(グラフ)の下に書きます。縦軸と横軸両方に目盛りをふり、目盛りの表す意味と単位を書きましょう。
具体例を以下のようになります。一方、表のタイトルは必ず表の上に書いてください。また表と図のタイトルには必ず番号の載せましょう。

4.考察はオリジナリティを求める

実験で得たデータをもとに考察を練ります。実験レポートの評価が最も分かれるのが考察です。良い考察を書ければ良い点数をもらえます。
考察において最も大切なことは、オリジナリティー。文献を調べてそれ通りに書くのでなく、必ず自分の考えを書きましょう。例えその考察が間違っていたからと言って、理論がしっかりしたものだったら必ず評価されます。もちろん文献を引用することも重要ですので、引用もしましょう。
ではどうやってオリジナルな考察を書けるのか、その考え方を紹介します。
結果からわかることよりもなぜその結果になったのかについて考えると良いです。例えば、金属の比熱を調べた際、どの金属が比熱が高かったのか書くのではなく、なぜ金属同士で比熱が違うのか、その原因について考察するといいです。そうやって考えた考察は必ずオリジナリティーのあるものになり、理論立っていれば高い評価を得られます。

5.結論は目的と対応させて

実験のまとめを書きます。結論の書き方のポイントは2つあります。1つ目は箇条書きにしないこと。これは、結果で分かったことを1つずつぶつ切りにして書かないようにするためです。2つ目は目的と対応させることです。実験はあくまで目的があって行ったものです。そのためきちんと目的が果たせたかどうか結論で述べましょう。

最後まで抜かりなく

6.参考文献はルールを守ろう

ここでは引用の仕方、参考文献の書き方について説明します。
そもそもなぜ引用しなくてはいけないのでしょうか?その答えは「学問は過去からの積み重ね」だからです。そのためすべて一から自分で述べることはできません。また自分の考えを補強するためにも他人の考えを載せることもあります。
実験レポートでは、ほかの人が発表した知識をもとに新たに自分の考えを発展させていきます。どこまでが他人の考えでどこからが自分の考えかを明確にするためにも引用のルールは守りましょう。このルールを守らないと剽窃(ひょうせつ)と呼ばれ、レポートを受け取ってもらえなくなります。近年この剽窃が大きな話題になりました。学生のレポートでも引用のルールが細かく言われ、剽窃が発見されると厳しい処罰が下るので気を付けましょう。、
まず引用の仕方についてですが、引用する際は必ず引用した文章は「」で他の文章と区別できるようにしましょう。そして「」の後に(著者名、出版年号)を入れます。当然「」の引用した文章を勝手に書き換えることはしてはいけません。
次に参考文献の書き方です。本の場合は著者名(年)「本のタイトル」、出版地、出版社名を書いてください。また、論文の場合は著者名(年)、タイトル、学術雑誌名、号、ページ番号の順に書きます。Webからの引用は基本的に実験レポートには適さないのでおススメしません。

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いかがだったでしょうか。実験レポートには決まった書き方がしっかり存在します。書き方さえ知っているれば迷わずに良いレポートを書くことができます。実験レポートを書く際にはぜひこの記事を参考にしてみてください。

 




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