ポイントを貯めてお得な生活を。大学生のためのポイントカードの使い方とは?

「ポイントカードお持ちですか?」

買い物に行くたびに様々なお店で聞かれるフレーズですよね。「年会費はかからない」とか「次回のお買い物で使えるポイントが貯まるので大変お得ですよ」などの甘い言葉に誘われてついつい作ってしまい、ポイントカードで財布がパンパンになってしまっている方も少なくないのではないでしょうか。
そんなこともあってカードを整理しておくと、次は使いたい時にカードがない!なんていう経験もあるかもしれません。それではなんだか損した気分ですね。

そこで今回は、少ない枚数で上手にポイントを貯めるために使い勝手の良いポイントカードを厳選しました。ポイントは賢く貯めて、心も財布も余裕のある生活を送りましょう。

レンタルのついでにポイントも

新しいCDやDVD、漫画が発売され、欲しいけれども金欠で買えないなんて時もあるでしょう。そんな時に通うレンタルショップでは、買うより安く済みますし、家にモノを増やさないので一人暮らしの大学生の強い味方です。

レンタルショップの大手、TSUTAYAとGEOで会員証として使われるカードはみなさんもご存知、Tカード(TSUTAYA)とPontaカード(GEO)です。これらは提携しているお店が多いため、どちらか一枚あれば複数のお店で使えます

〜Tカードを使った1日〜

それでは一日をシミュレーションしてみましょう。

  1. 通学前に、ファミリーマートでパンとコーヒーを買う
  2. 授業が終わったら、友達とガストで食事&勉強会
  3. みんなと別れた後は、TSUTAYAで気になるCDをレンタル。ここでは、今まで貯めたポイントを使います。

このようにして別の店で貯めたポイントを別の買い物で利用出来ます。
車やオートバイに乗る人なら、貯めたポイントをエネオスで給油の際にも使えます。
就活生であれば、洋服の青山でスーツを買った際にTカードを提示し、さらに青山のメンバーズカードも併せて提示するとそれぞれにポイントが貯まります。

〜Pontaカードを使った1日〜

Pontaカードを持っている人なら、リクルートIDと連携すれば、こんな使い方も出来ます。

  1. 大戸屋で野菜たっぷり定食
  2. GEOで読みたかった漫画を一気にレンタル(まとめて借りるとお得です。)
  3. 飲み会前に美容室へ。その際はホットペッパービューティーでサロンで予約。貯まったPontaポイントを利用してお得にイメチェン
  4. 美容室で貯まったポイントをローソンの買い物で使う

美容室であれば支払金額が大きいので、ポイントがたくさん貯まります。
他にも様々な飲食店や商店と提携しているので、異なる店のポイントを一つに集約できます。1枚を使い回せれば、ポイントが分散せず集まりますし、カードでかさばることもありません。

本を買ってもポイントが貯まる 

書籍でポイントが貯まり、しかも支払い時に使えるのは意外ですよね。hontoカードは、全国の丸善、ジュンク堂書店、文教堂が発行しています。お金はないけれども本が大好きな文系諸氏は、書籍購入の際にhontoカードでポイントを貯めましょう。hontoネットストアと連携すれば、店舗で購入した時に貯めたポイントをネットストアでの購入時に利用できます。hontoアプリをスマートフォンに入れておけば在庫検索もできます。

最近は電子書籍を持っている人も増えています。Hontoアプリから電子書籍を購入することもできますし、アプリ会員なら割引のキャンペーン情報がメールで届きます。電子書籍は紙の本よりお安く購入できますし、分厚い本を持ち歩かなくてもいいので非常に便利です。

WAONがなくても、イオンカードにポイントが貯まる

SuicaやPASUMOなどの電子マネーはすっかり酷人にとってお馴染みのカードとなり、大学生でも使っている人は多いでしょう。イオンで導入している電子マネーにはWAONがあります。WAONは持っていないけれどもイオンクレジットカードを持っているという人は、イオンでの買い物の際にカードを提示しましょう。ポイントが貯まる上に、お客様感謝デーなどでは割引特典も受けられます。

使いきれないほどのポイントが貯まる?

最近ネットショッピングを利用する大学生も増えていているのではないでしょうか。楽天のポイント還元率が大きいことは、CMでも耳にしたことがあるでしょう。楽天市場で買い物をすると、通常のカードでは100円で1ポイントですが、楽天のアプリや楽天のクレジットカードを合わせて使って購入すると、ポイントがアップしていきます。ちなみに楽天のクレジットカードに入会すると、その時点で5,000ポイントがもらえますよ。

ポイントが貯まりすぎて使いきれないと嘆いている人もいます。それは「お買い物マラソン」と「スーパーセール」というポイントアップキャンペーンを狙って買い物をしているからなのです。
旅行好きであれば、楽天トラベルでさらにポイントを貯めることをお勧めします。

家電量販店のカードはどれか1枚は欲しい

ビックカメラ、ヨドバシカメラ、ヤマダ電機など、ポイントカードといえば家電量販店を思いつく方もいるのではないでしょうか。もしも手元にヨドバシカメラのポイントカードがあったら見てみてください。「ポイントカードは、ヨドバシカメラが初めに考案したシステムです」と書かれています。
これら家電量販店のポイントカードはどれか1枚で十分です。ちなみに筆者は3枚とも持っているのでポイントが分散してうまく利用出来ません。

家電は支払金額が大きい上に、10%の還元率のものもあります。”大きな買い物でポイントを貯めたら、電池などのちょっとした買い物はポイントで支払う”という使い方が賢くポイントカードを使うコツです。小さな買い物も積もれば結構な出費です。ゲームが好きでよくゲーム機などを買う方は、先ほどのTSUTAYAやGEOを利用せずに家電量販店でポイントを貯めてもいいかもしれません。

まとめ

ポイントカードの上手な使い方として上述してきましたが、再度まとめるとこのようになります。

  1. ポイントカードの種類を厳選して、ポイントを分散させない
  2. 提携しているお店が多いポイントカードで、様々な店のポイントをかき集める
  3. 還元率の良い店、ポイントアップのセールを狙って買い物をする
  4. 同じ業種のポイントカードは1種類に絞る
  5. 大きい買い物でポイントを貯めて、小さな買い物はポイントで支払う

ポイントカードの無い店は皆無と言っても過言ではない時代です。ポイントカードの種類ばかり増えて、それぞれに使えるほどのポイントが貯まらないなんてことは非常にもったいない話です。合算すれば意外なほど大きなポイントになるでしょう。
みなさんもせっかく貯めるのであれば賢く、今からポイントカードを厳選してスマートな学生生活を送りましょう。