情報弱者と情報強者の違い
情報弱者や情報強者という言葉が流通していますが皆さんはしっかりと両者について説明できますでしょうか?よく情報弱者は情報を知らない人で情報強者は情報を知っている人というように区別している人がいますが、実はこの理解は間違いです。正しくは、情報弱者は情報を受けっとってそのまま理解してしまう人で、情報強者は、情報を伝える側で尚且つ情報をコントロールする人のことです。
ここでお伝えしたい事は、情報弱者は情報強者によって操られているということです。今回は、情報社会の中でしっかりと情報をコントロールするためにできることをお伝えします。
情報は見極めが必要
https://paraft.jp/files/reportsimg/article/16000740/iqtmo9mf0bftac8f609e1398.jpg
情報化社会の二極化により情報をコントロールされている現在、情報の見極めが必要になってきます。情報を売りにしている商売もある中で、無料の情報から有料の情報までありますが、有料の情報こそ正しいものというわけでもないのが難しいところです。
確かに有料の情報には、お金を支払わなければ知ることのできない情報という魅力があります。しかし、無料の情報も有料の情報も作っているのは人です。お金を使わないと知れない情報には、作者が時間やお金をかけ知り得た情報もある中で、無料の情報をパッケージ化することで商品化するような方もおり、情報の信憑性は個人の裁量によるのです。
また、情報を商品化している多くの売主は個人事業主や個人での売買をしており、企業のような手厚いサポートは受けづらい場合があります。また、情報という形にない商品は一度買ってしまうとキャンセルやクーリングオフなどが使えないため購入の際には注意が必要です。最近では、多くのニュースサイトがあり、知りたいと思えばとことん調べることができる社会になっており誰でも情報を自分のものにすることができます。誰でも知ることができるからこそ情報を鵜呑みにせずに自分で調べ直すという作業をする必要があるのです。
情報の仕入先
http://itame35.com/wp-content/uploads/2016/04/250.png
多くの情報サイトがある中で、どのサイトが信用できどのサイトが情報不足であるなど区別するのは容易ではありません。また、この情報化社会の中で大きく情報の誤っているサイトというものは、ほとんどないと思います。では、
何が違うかというと情報の質や量です。それぞれ、必要な情報量というものが違い、その方々によって選ぶ情報サイトというものが変わってきます。例えば、日常生活の中の友人との会話や社会人の営業トークなど浅く多くの情報を目にしたい場合には、今流行のニュースアプリやツイッター、フェイスブックなどのネットから情報を入れることができます。
しかし、情報をもっと詳しく知りたいと思っている人たちからすればそのようのサイトでは情報量が少なすぎますので、学術誌のサイトや専門書などにより情報を見つける必要があります。ニュースアプリなどで最近コラムや2ちゃんねるなどのまとめ記事が付いているケースがありますが、情報を吸収する際には注意が必要です。これらのまとめ記事を書いている作者は素人の場合があるために個人の主観により内容が変わってくるかもしれないからです。そのため、元記事を確認して新聞社などの記事を探すのがオススメです。
情報強者になるためにやるべきこと
http://dol.ismcdn.jp/mwimgs/d/d/670m/img_dd3afbbb802f6b1cf32303b456ab9db849167.jpg
最初に情報強者というのは、情報を人に伝えたり、情報をコントロールする方のことと説明しました。その中でも情報をコントロールできるようになるためには、毎日の情報収集の習慣を作ることが必要です。情報は常に変化していくために隙間時間を利用して情報の収集をすることが大切です。収集サイトはニュースアプリやツイッターなどリアルタイムで更新され、隙間時間で確認できるものがオススメです。
次に毎日の生活習慣の中で、新聞を見る時間や読書をする時間の確保というのも重要になってきます。情報は常に変わっていきますが、ニュースや読書の習慣をつけることで情報を吸収できる環境を作ることができますし、ニュースアプリなどでは見ることのできない踏み込んだ情報などもあり見ると見ないでは情報の質に差が出てきます。現在は、タブレットやスマートフォンでも新聞や本が読める様になったために、より身近に取り入れやすいと思います。また、情報強者になるために一番有効な手段として筆者がオススメするのが会話です。多くとの人と話すことで相手の経験や発見などを知ることができ、正直ネットで情報を掴むよりも何十倍と価値のある情報を手に入れることができます。
***
いくつかの情報を仕入れるための方法をご紹介いたしましたが、情報はあくまでもツールに過ぎません。この情報を使い社会で自分をどのようにアピールするかはあなた次第です。情報社会で誤った情報をつかまされないためにも、日常から多くの情報ツールを活用して自分を守ることを心がけましょう。現代の 情報社会は、簡単に情報強者へとなれる環境です。大学生の時期から情報をコントロールする技術をつけることで、就職活動から社会人になってからも使える自分の武器になります。皆さんも、早い段階から情報を優位にコントロールできるようにスキルを磨いてはいかがでしょうか。