「メンヘラ」ってなに?
「メンヘラだね」なんて言われたという経験がある方もいるかと思います。異性と付き合っている女性に多いイメージのメンヘラの実態は一体どのようなものなのでしょうか。
一言で「メンヘラ」と言っても、その意味の範囲は実に様々です。一般的には精神疾患・精神障害を持つ人と定義されるようです。
たださらにコアに絞っていくとおおむね以下のような特徴を持つ人に集約されていきます。
- 自分に著しく自信がない
表向きは自信過剰、または普通の人の仮面をかぶっているが、自分自身に自信が持てないという点が最大の特徴になります。そのため強い自傷・自殺衝動を伴う場合があります。(リストカットなど)
- ものすごく繊細で自分をコントロールすることが難しい
例えば以下のような特徴的行動が見られたりします。
- ネガティブ発言がやたら多い
- 好きな人からのメールには素早く対応する
- メールがやたら長文(なお、これらは筆者自身の特に若いころと一致する点が多い)
読者の皆さんは当てはまる点があったでしょうか。1つでもあればメンヘラと思われている可能性が高いです。
「メンヘラ」に悩む人へ
自分はメンヘラであると自覚しているが、治したいと思ってても治せないなんて人もいるでしょう。またもしかしたらメンヘラかもと思う方も必見です。そんな悩みを持つ方に、今回はお勧めしたいライフスタイルをご紹介します。
【1】読書
メンヘラに当てはまるという人は現状に満足していない場合が多いです。読書にはそういった精神的渇望を上手に昇華していく効果があります。ここではそんなメンヘラな方に参考にして欲しい4人の著名人と、詳しく知ることが出来る本をご紹介します。
1.「ブッダ」
ブッダとはあるお釈迦さんのことで、王太子の身でありながら妻子も国も放っておいて、野に真理の修練へと下ってしまうほどの猛者です。ここで何か同胞の匂いがしてきませんか。元々病弱だったせいか人生とは「一切皆苦」であり、苦しみそのものだと断言しています。そこで苦しみから逃れるやり方を求めることが彼の本願、その教えです。
そんな彼の人生をわかりやすくやや劇的に纏めた大作が、手塚治虫の『ブッダ』。筆者も人生のなかで辛かった時に一度助けてもらいました。また、『般若心経』や『ブッダの思想』自体を解説した書物も面白いでしょう。
2.「カフカ」
20世紀ドイツを代表する文学者ですが、恐るべきネガティブ原理主義者でもあります。
あらゆる人が自分より優れて見えるらしく、おかげで周囲はどことなくほっこりしてしまいます。お勧めのものは『希望名人ゲーテと絶望名人カフカの対話』(飛鳥新社)です。彼の戦慄の名(迷)言集が目白押しです。
彼の代表作『変身』も大変シュールな彼の世界観が感じられますし、読みやすくなってます。
3.「太宰治」
『人間失格』というそのタイトルで高らかに宣言しています。彼のメンヘラぶりの素晴らしいところは、徹底的にダメ人間をやっているだけではない点です。それは「意図的に、俺にはそれしかない」とばかりに、たった一つの魂を振り絞り、まるで被検体のようにしてぶっこんでゆくところです。
読後に心の底から“お疲れさま”という感情が芽生えるのではないでしょうか。その覚悟・使命感には戦慄してしまいます。
4.「ニーチェ」
名言「神は死んだ」は彼の代名詞です。一見、暴力的な言葉をふんだんに使いこなしているようですが、そこに強さ・大きさを感じます。それは彼がただの偏屈人、知識人には到底収まりきらぬ証です。代表作は『ツァラトゥストラ』です。
【2】旅
旅はまるで違う場所に自分を運んでゆきます。普段生活していたら見れない自然や環境などがあなたの中に新鮮な風を吹き込むでしょう。
筆者の場合はまだ途上であったアジアの国々を一人気ままに放浪し、元々のひ弱な感性に新たな刺激として根付きました。一人旅はきっと、あなたを強くするものに出会えるはずです。
【3】瞑想
そこまで本格的なものでなくても、じっくり時間をつくって一人になり、自分と他者と世界を振り返ってみましょう。
筆者もそうですが自分の精神をコントロール・維持しづらい方は様々な過去を思い出し苛まれてしまいます。しかしそういったものも含めて認識に入れ、自分を構築していきましょう。
【4】通院
どうしてもその特性上、心身に支障が出がちな方もいらっしゃるでしょう。
メンヘラと一口に言っても、重症なものは鬱病や躁鬱病など、ものによっては命にも関わる重大な症例があります。また処方される薬などで一時的にでも劇的に改善する場合があります。
メンヘラには、発達障害・エンパス・統合失調症・サイコパス・自己愛症候群など様々なものが当てはまる場合があり、自分を知るという意味でも、ネットなどで調べてみてもいいかもしれません。
メンヘラの将来
メンヘラに該当する人々は時に我を忘れて突っ走りがちです。それが良い方に向かえば素晴らしいですが、悪い方に向かえば惨々たることになってしまい、周りにも影響を及ぼしてしまいかねます。自分の行いに自分なりの責任と覚悟というものを養う必要があります。
自覚をしているのであれば次は行動してみましょう。周りの環境があなたを形成してくれますので、変われるチャンスは無限ですよ。